こんにちは!
アドラー心理学ELMリーダー、マインドフルネスコーチのジュバ智子です。
皆さんは、「マインドフルネスって何に効くか」と聞かれたら、
何と答えますか?あるいは、どんな答えをイメージしますか?
瞑想することで得られる落ち着いた心、
リラックス効果、
集中力アップ…
色々な答えが出てくると思います。
マインドフルネスの効用については、
たくさんの本が出ているので、
ご存知の方も多いと思いますが、
上にあげた答えはすべて、一般的に期待される
マインドフルネスの効用例です。
心が落ち着いてくると、集中力も増すので、
一般企業でもマインドフルネスを研修プログラムに
取り入れるケースも増えています。
それはそれで、とても素晴らしいことだと思いますし、
集中力がアップすれば仕事の効率は上がります。
学生さんの場合は、成績アップにつながるかも知れませんね。
でも、ここで忘れてほしくないのは、
「自分・他者への優しさを育む」
という効用です。
自分に対して
マインドフルでいることは、
自分の心の動き、身体の反応など、
自分の中に湧いてくることを
全てそのまま受け止め、寄り添うことです。
これを繰り返し行うことで、
自分への優しさが培われていきます。
他者に対して
マインドフルでいるということは、
相手の話を自分のフィルター無しに
そのまま聴く姿勢を見せることであり、
相手のフィルターにも気づいた上で、
相手を理解することです。
これを繰り返し行うことで、
他者への理解、優しさが培われていきます。
自分への優しさと、他者への優しさがあるところに、
建設的な人間関係が生まれます。
会社組織では社員のアウトプット向上も当然大切ですが、
組織が、お互いを正しく理解し合い、
開かれた対話ができる場になることは
それ以上に大切なことではないかと思っています。
言い換えると、マインドフルネスの効用は、
”自分だけ楽になる・自分の仕事が捗る”
だけにとどまらず、
”自他の建設的な生き方に貢献する”
というレベルまで含んでいると思うのです。
瞑想を通して自分と向き合うその先に、
他者と建設的にかかわりあえる世界が見えてくる。
なんだかワクワクしませんか?
私はお稽古中ですので、対人関係で失敗することも
多々ありますが、ワクワクして精進しております
どんな大木も最初は小さな、頼りない木。小さな一歩を大切に
最後までお読みいただき、ありがとうございました