【大阪のアートシーンがアツい💕】2024-6

 

その1: 福田平八郎 没後50年の回顧展(大阪中之島美術館)

 

繁忙期終了のご褒美で、今年は福田平八郎の展覧会を観るために、大阪までひとっ飛びグラサン

 

伊丹空港から会場までは、片手にスマホの乗換案内とGoogle Map開きっぱなしで移動したら、意外とスムーズでした。

 

JRの福島駅から歩き。暑かったえー

 

 

会場に着いたら、会場を取り囲む凄い行列ガーン

 

 

もの凄い混雑で、終わった……と思ったら、同じ建物で開催中の、モネ展の行列でした。

 

 

モネ展、そんなに人気なの?!

一時間以上待ったというSNS書き込みも見かけたほど。年齢層も多彩で、凄い熱気でした。

 

福田平八郎展は、別入り口ですので、待つことなくスムーズに入れました。

※デジタルチケットの前売り券購入済

 

 

大分以外ではほぼ初公開の「雲」

シンプルの極み、モダンに感じます。

 

 

 

主な作品は、写真OKとなっています。

 

 

古典的な日本画もお手のもの。

 

「朝顔」(部分)

アサガオの良さは、夏の朝早く、ぱっきり咲いているアサガオももちろん美しいのですけど、翌日咲くつぼみの生命力溢れる様子も好き。

 

咲き終わった花がらや、種になりかけている緑の部分や葉っぱも丁寧に描いていて、正統派の日本画的美しさ。

 

 

 

「水」

 

 

 

「新雪」

 

 

 

見たかった「筍」(写真不可)は、なんと山種美術館蔵!

 

確かに、山種美術館が好きそうな上品な作品で、実物のデリケートな色調、とても好みでした。

 

わかばの好みは、漣(さざなみ)を始めとした、シンプルな画風の作品です。

 

今回、前期と後記で作品の入れ替えがあったのですが、観たい作品が後期の方が多かったのと、繁忙期が3月なので、そこが落ち着く後期展示(4月)に狙いを定めて手配。

 

ちなみに宿をとったのは、昨年末ニヤリ

 

過去記事:

福田平八郎展@大阪中之島美術館の前売り券を購入

 

 

 

そんな訳で、かなり前から手配していたにもかかわらず、メイン展示の漣(さざなみ)が、4月に入り、急遽展示お休み期間になり、再訪問の割引券いただきました。

※次回来館時に、チケット購入窓口にこのチケットを提示して割引購入するそう

 

「漣(さざなみ)」

(現在は模写が飾ってあります)

 

 

 

一週間ほど前に、公式Webサイトを見たら、そのアナウンスが出ていて、けっこうショックびっくり

 

宿はキャンセル料まだかからなかったものの、飛行機が既にキャンセル不可のチケットでしたので、わかった上で、あえてそのまま予定通り行くことに。

 

まあ、確かに目玉作品には違いないのですが、わかばは、昨年春の重要文化財展で、この「漣(さざなみ)」を一度見ており、それがきっかけで今回の回顧展に大阪まで足を運ぶきっかけになった作品ですのでね。

 

 

今回は、大分県立美術館から、スケッチなども多数展示されており、かなりまとまった大規模な回顧展で、これは関西でも17年ぶりだそう。

 

東京では、あまり知られていない方なのかな?

 

 

日曜美術館でも紹介されたもよう。

 

「漣(さざなみ)」の展示が再開される、4/24-5/6は混みそうですが、機会あればぜひ。

 

 

【まとめ記事】春の大阪神戸 週末弾丸旅行 2024

 

 

●翌週、日帰りで再訪ニヤリ

 

 

 

過去記事:

2023年春の重要文化財展にて「漣(さざなみ)」の展示

「重要文化財の秘密」東京国立近代美術館を訪問