【マティス展 2024 国立新美術館】2024-5
 
昨年に続いて、大規模なマティス展が始まりました。
 
フランス、ニースにあるマティス美術館のコレクションから、「切り紙絵」を中心に、氏の若き日からのスタイルの変遷に出会える構成です。
 
実は先週、平日休みに行こうとしたら、火曜定休で空振りだったので、改めての訪問ウインク

 

 

国立新美術館、六本木か乃木坂が最寄りです。

 

カフェ利用はあるけれど、美術展で来るのは多分初めて。

 

 

今回のハイライトの一つは、マティスのロザリオ礼拝堂が館内に再現された空間。切り紙絵、そしてマティスの集大成とも言われる建物です。
 
奥の床のステンドグラスの影が、見えますでしょうか。

 

 

プロジェクターと音声で、日差しで変化する屋内のステンドグラスの様子まで体験できる贅沢空間。
 
タイル絵の艶感も、なかなか健闘していますニコニコ

 

 

奥の席まで再現びっくり

 

 

夜はしっとり暗く、キャンドルの灯りが浮き立ちます。

 

 

朝日が差し込み……

 

 

日が高くなり……

 

 

永遠に見ていられますねニヤリ

 

朝一番に入場し、入り口付近が混雑していましたので、先にこのロザリオ礼拝堂のスペースへ行ったところ、ほぼ貸切で堪能することに成功ニコニコ

 

生命の木がモティーフ

 

 

ロザリオ礼拝堂で検討されるも、お蔵入りになった蜜蜂(後に別の場所にステンドグラスになる)

 

 

参考記事:

アンリ・マティス「生誕の地」北フランスへ。“灰色の地”で絵画に目覚める

 

 

 

初期のマティスの、セザンヌの影響が見られる静物画や、フォービスムの作品など、生涯の作風にも触れられる構成となっています。

 

彫刻や、作品に登場するタペストリーや椅子の実物もびっくり

 

後半のスペースは撮影OKとなっています。

 

ブルー・ヌードIV

 

 

花と果実

巨大サイズで本邦初公開(高さ4.1m)

 

 

マティスの切り紙の作品はとても好きですので、ここにフォーカスした展覧会は嬉しい限り。

 

また、昨年のマティス展に続いて、今回もロザリオ礼拝堂を大きく取り上げているのも感激しきり。

 

 

 
⚫️ロッカーは1Fが数多め
館内至る所にロッカーがあるのですが、1Fミッドタウン側出入り口付近のロッカーが、数多くて使いやすかったです。100円返却式
 
 
●ファミリーフレンドリー
中学生までは無料。ベビーカー世代から小学生位など、ご家族連れを多く見かけました。極寒の連休のお出かけ先としては良いかもしれません。大人の入場料金はお高めですが、キッズ無料なら、世帯当たりのレジャー費としては、リーズナブルかも。
 
また、施設自体もオムツ替えスペースつきのバリアフリートイレ、カフェ系など、ファミリーで利用しやすそうです。
 
 
⚫️飲食施設は豊富
B1のカフェテリアカレ、1Fのカフェ コキーユ、2Fのサロンドテ ロンド、3Fのブラッスリー ポールボキューズ ミュゼ、と予算や目的に合わせていろいろ選べます。
 
マティス展コラボメニューもあるようです。
 
今回は、朝一番に入館して、ポール・ボキューズミュゼでランチとしました。ランチは予約不可なのですがオープンと同時ならすぐ入れました。(別記事アップ予定)
 
[2024/2/23 追記]
アップしました!

 

 

 

 
●再入場は手続き要
1日一回に限り再入場可とのことで、一度出口から出たら、入り口にまわり、入場のところでチケットにスタンプ押してもらいます。当日限り一回再入場可。二回目は再入場の旨申し出て、チケット見せればOKです。
(ランチ後再度入場ニヤリ
 
 
◆まとめ
昨年の東京都美術館に続いて、マティスの大規模な展覧会が見られたのはこの上ない幸せ。
(開始直後に行っているところにのめり具合をお察しください)
 
実はわかばは、20代にマティスに入れ込みまして、若かりし時代には、今回のメインコレクションのあるニース美術館とロザリオ礼拝堂も訪問しておりますが、まあかなり昔キョロキョロフレッシュな視点で再見がかない、嬉しい限りです。
 
また、今回は場所柄もあるのか、幅広い年齢層の方が来られていたのも印象的。若めの男性も多かったです。
 
平日行けるなら、その方がおすすめ。5月まで開催しています。
 
 
過去記事: