【国宝 雪松図と能面✖️能の意匠@三井記念美術館】2024-3
三井記念美術館にて、毎年お正月に公開される雪松図屏風(円山応挙)、最終日に訪問叶いました。昨年は知っていたけど、タイミング合わず
今回の三井記念美術館は、
東京駅周辺美術館共通券2024の、初利用です。
過去記事:
お目当ての雪松図
縁取りをしない技法が、雪のふんわり積もった質感を見事に表していて、ただただ見とれました。畳に座って下から静かに鑑賞したい。
国立博物館の松林図屏風とは、全く違う世界観。みんな違ってみんないい。松は古くから、日本人を魅了してきた題材ですね。
松を描いたものとしては、下記過去記事の松梅図屏風(狩野典信(みちのぶ)@アーティゾン美術館)に続いて、雪松図屏風(円山応挙)が二番目に好きです。狩野派など、雄大で華やかなのが好きなのかな←日本画初心者
ちなみに、紙に継ぎ目がないそうで、「三井家特注品と思われる」との解説文オーナーが変わらず、代々受け継がれている事の凄さ……。
オール重要文化財の能面の数々。まあ、わかばレベルでは、正直良さはそんなにわからないものの、孫次郎(ヲモカゲ)など、心を打たれる作品もありました。
※ちなみに、最近愛用中のせんねん灸の入門編(竹生島/ちくぶしま)の名前は、お能の竹生島にちなんでいるのかしら?不思議なところで繋がる……
能装束も華やか
着物の柄の名前は少しわかるので、能面よりは少し見所はわかる…?!←怪しい
ルールがわかると、お能も多分良いのだと思います。日本史とか日本史がわかるといいのかな。参考書持参で大興奮されている紳士が楽しそうでした。
同じエリアの千疋屋本店に寄りたいと思いつつ、本日も駆け足でした
マンダリンオリエンタルにステイして隙間時間にふらりと訪れるのも素敵だと思います。インバウンドな方々の食いつきも凄かったです。
※2025年に円空仏の展覧会があるそうなので、三井記念美術館、また訪問予定。スタッフの方の一流のおもてなし感が、毎回優雅な気持ちを高めていただいてます。
過去記事:
毎年お正月に展示松風図屏風(長谷川等伯@国立博物館)
これも大好き狩野典信(みちのぶ)の松梅図屏風(2022年12月@アーティゾン美術館)
昨年下半期に、三井記念美術館を初訪問。
「三井高利と越後屋〜三井家創業期の事業と文化」
東京駅周辺美術館共通券2024の利用仮プランはこちらに。