コロナ禍で発行がお休みだった、東京駅周辺美術館共通券。
いよいよ2024年から復活です。
参考記事:
東京駅を中心に位置する、アーティゾン美術館、出光美術館、三井記念美術館、東京ステーションギャラリーと静嘉堂@丸の内の5館で利用できるお得な共通券です。
1年間で各館の好きな展覧会を一つ選んで入館可能。
現在休館中で、11月23日に再開館する三菱一号館美術館の割引クーポンつきです
お値段は4,500円也
これ、一見するとそれなりに高価ですが、実は全部行けなくても、3-4館行ければ、別々に購入するよりもお得です。
これまで、存在は知っていたもの利用したことはありませんが、今年は利用予定。
来週末に、一館目に行くつもりなので、そのときに購入しようと思っていたら……。
なんと、東京ステーションギャラリーでの販売分はすでに終了の報が飛び込んできました
わかばの想像ですが、東京駅直結の東京ステーションギャラリーで、取り急ぎ購入だけしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
他ではまだ発売中、と書いてあったものの、一応先に購入することに。
これまで、5館全てに足を運んだことがあり、ある程度土地勘がありました。
都内移動を途中下車して、三井記念美術館にて無事購入。
前後に時間の約束のあるアポイントがあり、中を見学する時間がなかったのですが、受付で購入すると、利用のルールを補足説明していただけました。
簡潔かつ丁寧で、感動。
三井記念美術館は、建物も素晴らしく、この矢印が動くエレベーターは、待っている時間もわくわくです!
来週、改めて来る予定。
一年間に、東京駅周辺の美術館だけで5館も行くのは、どんな方だろうと考えてみたのですが、
●利用をおすすめする方
①首都圏在住の美術展大好きな方
②都内に出張等でちょくちょく来られる方
③都内の美術館巡りに数日充てられる、美術展好きなトラベラー
一応、日英の説明に対応したQRコードや、各美術館同士の位置関係や移動時間がわかるマップなど、一度に複数館訪問も視野に入れた作りです。ただ、5館全部を一日で見るのは、さすがにちょっとお腹いっぱいになるかと思います(笑)。
どの美術館も、東京駅からほど近いので、新幹線に乗る前とか、前乗りして宿のチェックイン前に立ち寄るなどの利用もしやすいと思います。
定期券をお持ちの、都内通勤の方にもよいですね。半日とか平日休みが取れる方なら最高におすすめ
わかばは、三菱一号館美術館も含めた6館を、一年かけて回る予定です。
●わかばの訪問プラン(東京都下在住)
1月:三井記念美術館 「国宝 雪松図と能面×能の意匠」→2024年末にもこちらが展示予定です
4月:出光美術館「出光美術館の軌跡」(まだ詳細未定)
昨年末に訪問した時に、確か陶磁も複数回など、ある程度内容が発表されていたように思ったのですが、Webにはまだ出ておりません。
出光美術館は、2025年から建て替えが決まっており、しばらくクローズすると思うので、I~Ⅳ期まで全部行くかもしれません。
初回訪問時に、こちらのチケットを充当予定。
※出光美術館でのこのチケット利用は、10/20まで
6月:静嘉堂@丸の内「超・日本刀入門revive」
8月:アーティゾン美術館のコレクション展
(もしくは現在開催中のローランサン展でのチケット利用も検討。入館料が違うので)
常設展示のピカソの新古典主義の「腕を組んですわるサルタンバンク」と、藤島武二の「黒扇」(国の重要文化財)を見るためだけにでも、足を運びたい美術館。
10-12月:東京ステーションギャラリー
テレンス・コンラン氏の展覧会が面白そう。出来れば。東京ステーションギャラリーも、ギャラリーそものもが美しい。
11月:三菱一号館美術館(割引チケット)
再開したら伺いたい。
現在は、再開後の展覧会のテーマである、ロートレックの巨大シートに包まれて改装中。
これも今だけの、ひそかな見どころのひとつ。
◆まとめ
最近はWeb予約のQRコードの入場券が多かったので、物理チケットで、見ているだけで次の訪問が楽しみになるデザイン、とてもうれしいです。
各美術館とも個性的で、その美術館らしい独自でユニークな企画を通年やっておられるので、どれに行っても外れはないと思います。
また、共通券はハードル高くても、ここに入っている美術館を、まずひとつ行ってみる、というのは、美術館はじめの一歩としておすすめできます。運営もしっかりしているところばかりですので。
過去記事: