こんにちは！

メンタル・サポート協会八王子です。

今日は育むことが出来ない人たちについてのお話しです。

まずは、育むとは？

ですが、

【育てる】
①生物が一人前になるまでの過程をうまく進むように助け導く。生きものがおいたつようにする。成長させる。養育する。
②能力などをのばすように教え導く。しこむ。しつける。
③相手に調子を合わせててなずける。おだてる。そそのかす。のせる。

【育む】
①親鳥がひな鳥を羽でおおい包む。
②養い育てる。養育する。また、世話をする。面倒を見る。
③いつくしみ大切に扱う。かわいがる。
④いたわり守る。かばう。保護して、それを伸長させる。
出典：小学館『日本國語大辞典』

育てるとの違いは

愛情が存在しています。

「面倒を見る」「いつくしみ」「大切に」「かわいがる」「いたわり」「守る」「かばう」「保護

ということばの通り

すべて『愛情』があってはじめて出来ることばかりです。

親鳥が雛を羽で覆い、大切にするかのように。

最近のカウンセリングに来た方数名の共通点がありました。

何もかも嫌になってしまう。

会社も友達関係も家族関係も。すべて。

私たちは無理せずにリセットしてやり直しなさい。とも言います。それでますます人生に後退し、マイナスになるならと。

しかし、そのクライアントの過去を探ると

みな共通しているのは、常にそれを繰り返してること。

嫌になったら、ゼロにリセットするの人生。

色んな場所、関係で『育むことが出来ない』のです。

例えば

職場に行けば、自分に無理なことを押しつけられて、行けなくなり、職場拒否になる。

友達関係でも、嫌なことを依頼してきて、嫌いなる。

しかし、こうしてみると、被害者ですが、

自分でどうにか出来た部分もあります。

出来ないことは、最初から断る。断ることが出来なくても、辛いことや無理なことは最小限度にしてもらうなど。

小出しにしていけば、もしかしたら、防げたかもしれないリセット。

もちろんリセットしたほうがいい場合もあります。しかし、全てを投げ出して、何もかもが嫌になり、失うまで我慢するってどうなんでしょうか？

やって来た仕事もキャリアもスキルも職場人間関係も友人関係も全て、やだー！と逃げ出す。

すぐに逃げ出さないといけない場合もあります。

しかし、毎回これを繰り返してる人々がいるのです。

だから常にゼロからのスタート。

引っ越して、職場を変えて、スキルもゼロからやり直し。友人関係も信頼関係もゼロから。

だから、気が付いてみれば、何も残らない人生なのです。

歳を取っても、育むことが出来ない人は、何一つ自分のものにしていないのです。

信頼もなくすでしょう。孤独でしょう。頑張っても頑張っても変わらない給料。いつもゼロからのスタートだから、環境が変わろうとも生活はステップアップしていかない、そんな人生に気がつくと、何もかもバカバカしくなり、やってられなくなります。

そこでまだ、自分の現実を壊したくなるのです。

それは、言ってみれば、

自分を大切にしていない

ってこと。

関係や環境に対して育むことも大切ですが、一番大切なのは、自分自身を育むこと。

大切に大切に自分を育む。

これが出来てない人は、自分以外も大切に出来ないのです。

好きになった恋人に対しても。

職場関係でも。

仕事のスキルにも。

友人関係でも。

家族関係でも。

まずは自分を大切に育みましょう。そうすれば、きっと周りも育くめるようになりますよ。