予防とマナー | みなとまちアニマルクリニックの「裏」ブログです。

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こんにちは。こちらは「非公式」ブログです。書いている内容は、あくまでも著者の一意見であり、賛否のご判断はお任せします。読み飛ばす程度に呼んでください。僕は自戒のつもりで書いてます。

 

病院だいぶすいてまいりました。

 

待ち時間0も多いです。

 

日曜日は1〜2時間待っちゃうこともありますが

 

平日はおすすめですよ。

 

 

フィラリア予防、ノミマダニの予防はしておきましょう。

 

ノミマダニをつけてこられる方も多くなってます。

 

マナーとして予防をお願いします。

 

 

そう、マナーなんですよ。

 

個人的には必要不必要かで問われると

 

ワクチンもノミマダニ予防もなんだかな

 

という感じなんですが

 

例えば病院というところはある意味ではpublic spaceなわけです。

 

年中予防されている方からすると

 

もしかすると予防されていない方と同席することで

 

汚染されてるかもしれないと不安になられるかもしれない。

 

不公平になると思います。

 

そして、僕は圧倒的に年中投与していただいている方

 

シーズン内の投与をしていただいている方を優遇します。

 

(もちろん僕が診察室内でやんなくていいしょーと言った場合は別です。そういう方はたくさんいます。)

 

企業なので、真面目にお金を落としていただける方を優先するのは当たり前です。

 

(僕はコロナの時もワクチン一度も打たない非常識新人類です。

 

危うくパリに幽閉されそうになりました。やっぱりマナーなんです。)

 

西欧に行くと思い知らされますが

 

犬猫も社会的動物です。

 

社会にいる上では

 

ある程度社会に迎合しなければいけません。

 

だからこそ、ノーリードでもお利口な子が多いんだと思います。

 

社会的責任を果たすためにしっかり訓練されてます。

 

たまに南米の方から問い合わせが入ります。

 

去勢避妊はできるか?

 

もちろんできます。

 

正直、金額的に大丈夫かと心配になったもんですが

 

それは圧倒的に僕らの知識や文化的理解の不足です。

 

聞いてみると

 

普通にうん十万かかるものですし、やるのが当たり前。

(不妊は文化圏によって違います)

 

ですが、フィラリアノミマダニ予防や混合ワクチンは必須です。

 

何回かブラジルへの犬猫の検疫用の書類を提出しましたが

 

日本よりよっぽど厳しいです。

 

ブラジル人の友人は僕に向こうの動物病院の動画を見せてくれましたが

 

もう日本の人用のでかい病院です。

 

こっちは八百屋、向こうはスーパーみたいな雰囲気です。

 

獣医は大エリートらしいです。

 

よかった僕日本産で。

 

ということです。

 

なんで予防をするんだろう?

 

という必要性を考えていただけたらと思います。

 

考え方は人それぞれでいいと思いますが

 

僕のようにしないならしないなりのアドバンテージを受け入れる覚悟がないといけません。

 

では。