いいこと教えます | みなとまちアニマルクリニックの「裏」ブログです。

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こんにちは。こちらは「非公式」ブログです。書いている内容は、あくまでも著者の一意見であり、賛否のご判断はお任せします。読み飛ばす程度に呼んでください。僕は自戒のつもりで書いてます。

 

 

 

こうやって訳のわからん情報発信をずっとしてるとね

 

すっごいいろんな問い合わせくるんですよ。

 

それこそ僕はスマホを捨てたので

 

インスタの問い合わせもわからないですし(見てないですし)

 

就業時間以外はパソコンも開かない+ホームページは院長が更新してるので

 

問い合わせの内容には全てに目を通してるわけではありません。

 

院長に見せてもらうと

 

全国からさまざまな相談が本当に多い。

 

僕は商売の基本は情報力だと思ってるので

 

そういう意味では赤裸々な情報が蓄積されまくってるので

 

すごくありがたいです。

 

それ以上に、院長はよく対応するなあと。

 

多分1件あたり1時間じゃ済まないですし

 

お金もらうわけではないですからね。

 

県外の人に対応して、別に集患になるわけでもないですし。

 

もう純粋に難しい症例とか相談を受けることが好きなんでしょうね。

 

イカれてます。

 

僕は割り切っていて

 

仕事は好きな時に、好きな人のためにしかしないスタンスになってますからね。

 

時間外とか時間内じゃなくてその時の気分で決めてます。

 

それこそFIREの原点ってこういうことじゃないかな?

 

好きな人ってと語弊があるかもしれないですが

 

僕が作った「みなとまち」に来てくださるだけで

 

それは自分自身が肯定されたようなもんですから

 

無条件にフォロワーさんは好きですし

 

文句言ってきたりアンチは嫌いです。

 

単純でしょう?

 

正月とかも毎年診察してるのはそういうことです。

 

で、昨日の院長のブログも真面目に書かれてましたが

 

僕が真理をこっそり教えちゃいます。

 

どんな商売でも、大体これくらいの利益率になるってのが

 

業態によって決まってます。

 

特に動物病院業なんてのは

 

仕入れの部分で差を出せないですし

(相手は大企業なので差を出せても数%です。僕らは向こうの決めた価格に従うしかありません。)

 

人件費も大体収束しています。

 

そうすると、絶対的に利益を出すために必要な額ってのが

 

規模感から大体予測がつくんですよね。

 

なんたって、ひとりの獣医師が1日に見ることの出来る件数も限界があるので

 

限界まで見れたとして(集患できていればの話)

 

いくら稼ぐべきかというのがあるわけです。

 

規模感が同じだとして

 

診察件数 ✖︎ 1件あたりの単価 =  売上

 

売上 −  経費 = 利益

 

利益 ÷ 売上 =  利益率 。

 

オレンジが固定されるので(診察件数は違うかもしれないけど上記の理由で変動に限界がある)

 

ある程度は暴論ですが

 

診察件数 ✖︎ 1件あたりの単価 =  売上

 

売上 −  経費 = 利益

 

利益 ÷ 売上 =  利益率 。

 

水色も大体同じになるのわかります?

 

ある意味では動物病院業は規模感と時間依存性に売上や利益が決まってくる

 

超特殊な業種だと思います。

 

街の動物病院で潰れる病院見たことあります?

 

病院がなくなるとしても理由は

 

先生の死亡や引退以外にはあまりないんじゃないでしょうか。

 

普通企業ってのは寿命が長くありません。

 

ほとんどが数年で潰れて

 

一部が長寿になる感じです。

 

動物病院や歯科医院、もちろん人の病院って割と安パイなんですね。

 

まあなんとなく想像つきますか。

 

で、真理です。

 

みんな同じようになるように調整してますよ。

 

 

うちみたいに「出来るだけ必要なだけの薬を」なんて言ってると

 

薬を出しにくい。

 

避妊去勢後にうちは薬出しませんが

 

普通は出すでしょう。

 

そういう値段でのっけられますし

 

うちはできるだけ患者さんのコンプライアンスを考えて

 

必要ないなら再診しないという感じですが

 

何日後に来てくださいというのが普通でしょう。

 

そうすると800円の再診療と1500円で1回で終わらせる診察と

 

どっちも似たような値段ですよね。

 

多分再診時もお薬出るでしょうし。

 

皮下点滴なんかも最近は滅多にしませんが

 

あんなん毎日のように来てもらう口実になりますし。

 

あ、こういうこと書くと勘違いされますが

 

必要な場合は全然やりますよ。

 

そしてどの商売でもある程度は「支払える金額」ってのはあると思うんです。

 

それを逸脱したら、患者さんに来てもらえなくなるので

 

どの病院も馬鹿じゃないので

 

そんなふっかけるような真似はしないんです。

 

高すぎて困るのは、患者さんじゃなくて

 

食えなくて困るこっち側なんです。

 

めちゃくちゃ単純な図式じゃないですか?

 

まあとにかく、大体どの病院も結局は支払ってる額同じだと思いますよ。

 

だから表面的な値段

 

例えば混合ワクチン、去勢避妊、フィラリア予防薬で

 

一喜一憂するのはやめましょう。

 

こっちの方が安いって、行ったって

 

結論同じなわけなんで

 

値段以外で選ぶべきですよ。

 

では。