FIREを目指したことのある34歳の末路 | みなとまちアニマルクリニックの「裏」ブログです。

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こんにちは。こちらは「非公式」ブログです。書いている内容は、あくまでも著者の一意見であり、賛否のご判断はお任せします。読み飛ばす程度に呼んでください。僕は自戒のつもりで書いてます。

 

 

 

今日のヤフーのトップで話題になってたやつ。

 

視点が34歳ということで共感を覚えた。

 

結論から書いてしまう。

 

結局は「型にはまらない生活がしたい」というところで

 

FIREという枠内を目指のもなんかなあという感じ。

 

これは僕の経験談に基づいているので

 

FIREが羨ましいという嫉妬心が一切入ってない。

 

詳しく見ていこう。

 

僕はそもそも自分で事業を始めたのは

 

あくまでも経済的に豊かになりたいという部分が大きい。

 

経済的に豊かになるためには

 

社会に貢献するべきだというところが前提で

 

社会に貢献したいから、頑張って、その結果経済的な豊かさを手に入れたというような

 

俗にある美談でもないし、なんなら経済的な豊かさも手に入れてはない。

 

そもそも経済的な豊かさって?論に行き着くことになったからだ。

 

多くの人はつまらないと思うかもしれないけど

 

僕は幼少時から車が好きだった。

 

単純にいろんな車に乗ってみたかったし

 

経済的理由でそれを諦めたくないという

 

一種の反骨心みたいなものもあった。

 

事業では1年目から利益が出た。

 

個人的な収入という意味では1年目に未だには敵わない。

 

1年目の決算が出るのと同時にメルセデスのGクラスを購入した。

 

1年目は言葉のとおり、1日も休まずに働いた。

 

元旦だって手術したし

 

夜中に着信があれば病院に赴いた。

 

従って使うお金がないまま

 

コロナに突入した。

 

あん時は頭がおかしくなってて

 

日経が18000円くらいで、たまたま自分の有金全額株に突っ込んだ。

 

ここ5年間の値動きを見ている方は

 

どうなったか想像つくと思う。

 

翌年、ランボルギーニウルスを購入した(2年待ち)。

 

仕事とお金が乖離した瞬間だった。

 

前提が豊かさのために仕事をしていたので

 

仕事ではないところで湧いた金銭で

 

当初の目的を早々に達成してしまったのだ。

 

今から4年前の話だけど

 

この経験のおかげで今があるし

 

逆にこの経験のせいで去年までは重い鬱症状に悩んだと言っても過言ではない。

 

仕事はどんどん忙しくなる。

 

そして少しづつ大きくなり責任が増えていく。

 

でも仕事によって得られる収入はほとんどないような状態。

 

だけど少しばかりの泡銭があり

 

その泡銭を運用することで

 

新たな泡が発生する。

 

そう言う時にFIREという言葉が流行り出した。

 

今仕事の方を手放せば

 

おそらくFIREができるだろう。

 

仕事は辛いことばかりだし

 

FIREをしようという気持ちと

 

いやいや責任があるし自分で始めたことだからという気持ちが半々。

 

FIREのための家まで購入した僕だから

 

アンチFIREに説得力があるかもしれない。

 

そんな僕の目を覚ましたことが2つ。

 

一つは移転騒動。

 

本気で会社が潰れるかと思ったとき

 

患者さんに助けてもらった。

 

何度も書くが

 

一生懸命やってきたことで

 

実より先に大切なものが手に入ったいたような印象。

 

もっと簡潔に書いてしまうと

 

お金より大切なものがあると思ったという感じ。

 

もう一つがランボルギーニの世界観。

 

購入時からああいう世界もあるんだなということを知った。

 

お金のあるところにお金が集まる世界観。

 

なんか自分の中で白けてしまった。

(ランボルギーニはいい車だったし、担当さんがそんなに乗り回すもんじゃないですと注意してくるくらい距離が伸びた)

 

そして、売却した時、購入した値段より500万円高くなった。

 

つまりはランボルギーニに一年乗ることで

 

500万円の収入があったのだ。

 

そこでなんか色々悟ってしまった。

 

やっぱりお金より大事なことがあるし

 

でもお金も大事だという矛盾した価値観。

 

そして現在。

 

週に1.5日休みながら、年2〜3くらいで海外旅行をしながら

 

ちゃんと仕事をしてちゃんと稼ごうという感じで過ごしている。

 

FIREを考慮するとき

 

どうしても先行するのが

 

自分の時間とかやりたいことになるわけだけど

 

こんなクソみたいな自分の時間が

 

誰かのために使われるのも悪くないんじゃないかなと思えていることが重要かなと

 

自分の中では完結している。

 

だから別に自分じゃなくてもいい仕事にだって全力を注げるし

 

ある意味では肩の力を抜いて

 

相手のために何をしたらということを考えられる。

 

なんか難しいこと考えずに

 

出来ることを毎日やって

 

疲れたら遊べばいいじゃんくらい。

 

今、僕が一番熱を上げていることは

 

病院をどこまで良く出来るかということ。

 

今年はニューヨークかイタリアには行こうと思ってるけど

 

FIREは一生縁無いだろうなあと記事読んでて思いました。

 

END