以前から私が申し上げているように、バイデン米大統領在任中、習近平は台湾を制圧する。

 

思い出して欲しい。オバマ・バイデン時代、オバマと中国習近平との間で、中国は南シナ海での埋め立て地は軍事化しないと約束した。

ところが、中国はその口先が乾かないうちに、埋め立て地をどんどん要塞化していった。

オバマは中国はけしからんと世界に公言するも、やったことは、5~6ヶ月に一度の米海軍の偵察の船を出しただけ。黙認である。

 

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アメリカと中国が極秘裏に結んだ「軍事協定」
日本は蚊帳の外 2015年11月27日(金)

 

冷戦下にあって、資本主義の覇権国であるアメリカと、社会主義の大国である中国は、軍事的には激しく対立していると世界に見せかけて、実は、裏では結託していた。

何より中国が、「どうか日本には秘密にしてほしい」と強く言ってきている。

 

米国(56) 米国は中国軍を戦争へと導く
2021-03-28 

https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12661748876.html

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今回の米空軍戦闘機の嘉手納基地常駐から、定期的巡回に変更した事態をどう判断するか。

 

 

中国の台湾侵攻と、それに続く沖縄制圧への呼び水か。

 

半世紀前のF-15を引退させ、一機でF-15の7機分の能力があるF-22をアラスカから巡回させるから、防衛力は変わらないと言うのか。戦闘機戦力の大きく弱体化ではないのか。

 

米軍嘉手納基地にとりあえずF-22配備、

露呈するその場しのぎの対中戦略
11/10(木) JBpress

https://news.yahoo.co.jp/articles/3c756f73c16da9a6b9de4b3897c4ff10c958fd06?page=1

 11月4日、沖縄のアメリカ空軍嘉手納基地にアラスカのエルメンドルフ空軍基地からF-22ステルス戦闘機4機が飛来した。引き続いて合計12機が嘉手納基地に配備されることになっている。

F-22ラプターは失敗 深刻な欠点がある=ミリタリー・ウォッチ 2022年9月12日
https://sputniknews.jp/20220912/f-22-12879379.html

それら12機は、まもなく沖縄から姿を消すことになっているF-15戦闘機の穴埋めのための臨時的配備とされている。

■ F-22をとりあえずアラスカから配備

※F15は段階的に退役

https://www.fnn.jp/articles/-/439065
 

 戦力の低下が目に見えて進んでしまったアメリカ空軍(本コラム10月27日参照)は、低下してしまった戦力を立て直すために旧式化しつつある戦闘機や攻撃機などを大量に退役させる作業を開始した。

 

 

その一環として、これまで沖縄のアメリカ空軍嘉手納基地に配備されてきた48機のF-15戦闘機が今後2年以内に全機退役することになっている。(中略)

 すなわち、太平洋空軍内で、より高性能のF-22あるいは新鋭のF-35を自分たちで都合しなければならないということだ。

 

https://grandfleet.info/japan-related/five-problems-with-the-f-35-which-japan-is-also-promoting/

 ただし、F-35は様々な初期欠陥の修復作業や中国製資材の使用問題などによって生産が遅れに遅れており、とても退役する戦闘機の補充に回せる状態ではない。

そのため、48機のF-15がすべて退役するまでの期間は、F-15戦闘機の後継機種として開発された超高性能・超高額ステルス戦闘機であるF-22戦闘機を、交代で嘉手納基地に配備して乗り切ることになった。(中略)

 ただし、ヒッカム基地のF-22は、全機がハワイ州空軍第199飛行隊の保有であり、アメリカ空軍第19飛行隊は州軍の機体を運用している形をとっている。

したがって、ヒッカム基地には嘉手納基地にF-22を送り出せる余裕はない。そのため、エルメンドルフ基地(なにも余裕があるというわけではないのだが)から沖縄に派出せざるを得ないのだ。

 現時点では、まだ嘉手納基地からF-15の撤収が始まったわけでないが、すでにエルメンドルフ基地から嘉手納基地へF-22が配備され始めている。

■ 嘉手納常駐のF-15後継戦力は? 

(中略)
 それでは、沖縄から姿を消す48機のF-15戦闘機の後継戦力として嘉手納に常駐する機種はどうなるのか? 

 耐用年数が迫り、すでに中国空軍の最新鋭戦闘機に比べれば旧式化しているF-15を退役させる方針は確定している。だが、ペンタゴン・空軍首脳は嘉手納常駐の後継戦力について明確な方針を打ち出していない。

■ 明確なプランがない米空軍の戦力交代

 このようにロイド・オースティン国防長官をはじめとするペンタゴン首脳や空軍首脳は、戦闘機戦力の交代に関する明確なプランもなしに、嘉手納航空基地から48機もの戦闘機を退役させて十分ではない数のF-22を送り込み、それも常駐させるのではなく3~6カ月交代で配備して、とりあえずの穴埋めだけをする、といった方針を示している。

 それに対して猛反発しているのが、マルコ・ルビオ連邦上院議員マイク・ギャラガー連邦下院議員をはじめとする対中強硬派の面々だ。

 すなわち、台湾有事の際に米軍にとってまさに最前線の空軍基地となる嘉手納の戦闘機戦力を大きく弱体化させてしまう今回の措置は

 

バイデン政権が公言している対中強硬姿勢と完全に矛盾している、というわけだ。

 沖縄にはアメリカ海兵隊が一大拠点を維持し続け、「アメリカの尖兵である海兵隊が東アジアの戦略要地である沖縄に拠点を保持していることは、中国や北朝鮮に対する抑止力として欠かせない」と主張している。

 一方、アメリカ空軍関係者たちは、「(中国との戦闘に際して)沖縄の地理的位置を軍事的優位性として生かすことで名実ともに抑止効果を生み出しているのは、在沖縄海兵隊ではなく、嘉手納航空基地を本拠地にしているアメリカ空軍である」と指摘している(拙著『沖縄・海兵隊・抑止力(Kindle版)』参照)。

 ルビオ上院議員たちが危惧しているように沖縄でのアメリカ空軍の戦力交代状況ひとつをとっても

 

バイデン政権の対中強硬姿勢は口先だけと解釈せざるを得ない

 このような米政府の尻馬に乗り、自らの軍事力の限界を見誤まると、取り返しのつかない事態に陥ることは必至といえよう。

 

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「沖縄の基地は中国との戦争で生き残ることができない」嘉手納基地の戦闘機配備巡り、米軍準機関紙が指摘した脆弱性
11/21(月) 琉球新報

https://news.yahoo.co.jp/articles/06222521f2d02d38f6bdad237f6452fcc321aab8
 米空軍嘉手納基地からF15戦闘機を退役させ、F22戦闘機をローテーション配備する米空軍の動きを巡り、米軍準機関紙「星条旗新聞」は14日付で、中国の軍事力増強などを背景に「沖縄の基地は中国との戦争で生き残ることができない」などとする米政府元高官の見解を掲載した。

 

一連の見解は、在沖米軍基地の脆弱(ぜいじゃく)性を米側が認識した上で対中戦略を積み上げ、柔軟な運用体制を検討していることが改めて示された形となった。

 外務省は、日米安全保障体制下で在沖米軍基地などの施設提供に伴い、米国には日本防衛の「義務」があると説明してきた。

 

一方、元高官の見解は、固定された在沖米軍基地が存在することの戦略的な弱さから、F22のローテーション配備に踏み切った形で、日米安保体制の根幹に疑義を唱える内容だ。

 星条旗紙の記事によると、スティーブ・ガンヤード元国務次官補は、同紙の取材に対し、F15の撤退を巡り「中国との紛争で第一列島線、特に嘉手納に生き残れるものは何もないという現実に、USAF(米空軍)が対処しようとしていると見ることができる」とコメントした。(池田哲平)

 

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米国(67) 「バイデンvs習近平」は茶番劇
2022-11-21

https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12633672264.html


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またまた茶番劇

米中、台湾巡り激しい応酬 国防相会談、対話継続は一致
11/22(火) KYODO

https://news.yahoo.co.jp/articles/be623dc28f3def9cf07b9b2435221b6156e222da
 【シエムレアプ共同】オースティン米国防長官と中国の魏鳳和(ぎほうか)国務委員兼国防相は22日、カンボジア北西部シエムレアプで会談した。台湾問題でオースティン氏は一方的な現状変更に反対し、不安定化させる行動を控えるよう要求。

 

魏(ぎ)氏は米側の介入をけん制し、台湾統一を「必ず実現しなければならないし、実現できる」と主張、再び激しい応酬となった。対話継続では一致した。米中双方が発表した。

 バイデン米大統領と中国の習近平国家主席は14日に会談し高官協議の活性化で一致しており、今回の国防相会談はその第1弾となった。

 両氏は今回、東南アジア諸国連合拡大国防相会議でカンボジアを訪れた。

 

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米国(56) 米国は中国軍を戦争へと導く
2021-03-28

https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12661748876.html


米国(58) 中国に金で支配される米大統領たち
2021-04-19 

https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12668155347.html

 

日本危機(17)米国:イスラエル経由で中国軍事技術育成
2021-03-30 

https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12665522911.html


中国(15) 共産中国はアメリカがつくった
2021-03-10 

https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12661332301.html

 

日本危機(25) 日米首脳声明「台湾」明記の意味
2021-04-29

https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12670208739.html