コロナウイルス肺炎で医療崩壊が起きるとか、病院が潰れるとかで騒いでいますが、実は市民にとって医療崩壊や病院が潰れた方が元気で健康で長生きする率が高いのです。

 

この裏付けは、かってイタリアで医療関係者による何ヶ月もの長期ストライキがあったときに証明されましたし、日本でも夕張市で証明されています。

 

同様に、3.11や大洪水での避難先で、一か月も処方薬切れした高血圧や糖尿患者が、薬切れで亡くなった人がいたとの話を聞いたことがあったでしょうか。

 

他方、世界の医療機関や医師や患者が共同研究するコクランでは、健康診断や検診は無意味であり、寧ろ、病気や死を招くと結論づけています。

 

医療(13)健康診断は逆に病人を創る
2019-10-31

https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12540848701.html
A Cochrane Collaboration meta-study found that routine annual physicals did not measurably reduce the risk of illness or death, and conversely, could lead to over-diagnosis and over-treatment.The authors concluded that routine physicals were unlikely to do more good than harm

 

そもそも病院とは高額な医療機器をペイしなきゃならんので、健康人にはマンモグラフィーやCTで強烈な放射線を浴びせ、検査料をとらなきゃならない。

 

それだけでは足りない。

本当の病人にしなきゃならない。

検査データのインチキ。

ガンでない者をガンとして手術し、

抗がん剤の投与で本当のガンにし、

高額な医療費を巻き上げる。

 

ガン患者一人当たり、少なくても600万円から700万円の札束に見える。

 

或いは、人間ドッグで健康判定人には、将来の予防とか称して、じわりと身体をむしばむ薬やサプリを飲ませ、いずれ本当の病人にする。

或は、大学病院などでは難病と称し、研究用のモルモットにし、死ぬまで身体を切り刻んだり、新薬の実験台にする。

 

医療(19)マンモ:麗しき貴女は600万円の札束
2019-11-09

https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12543762420.html

 

医療(10)政治家が絡んだ子宮乱摘出事件
2019-10-02 

https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12531761651.html

 

医療(5)乳がんは医師により創造される
2019-09-26 

https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12529714221.html

 

さて本題

《市民病院がない方が市民は健康で長生きする》

2016/02/10 拙稿


病院がなくなっても幸せに暮らせる! 
夕張市のドクターが説く、”医療崩壊”のススメ

 

 

市の財政破綻により市立病院が無くなり、街から救急病院が消えた夕張市。高齢化率45%のなか悲惨な現実が待ち受けるかと思われたが、結果はその真逆だった--。 


死亡率、医療費、救急車の搬送回数、全てが下がったマジックの背景を、夕張市立診療所で院長を勤めた森田洋之氏が明かしました。(TEDxKagoshima2014 より)

話し手
南日本ヘルスリサーチラボ夕張市立診療所前院長 森田洋之 氏

 

その時ちょうど、北海道の夕張市というところが財政破綻して、医療崩壊して、そこで頑張っている先生、村上先生という人が、予防医療とかそういうので頑張ってるということで、救いを求めて夕張に行きました。

夕張といえばみなさん、ね、メロンですね。

その通り。メロン、そしてさっき言った財政破綻。

この2つが有名ですね。

 

 

……実は、高齢化率。高齢化率が45%で日本一です。
今、日本全体が25%。だからほぼ倍ですね。

これだけ高齢者が多い。

日本一高齢者が多い所で、普通に考えたらですよ、医療は充実してくれなきゃいけないって考えますよね。でも、さっき言ったように医療崩壊してしまった。医療崩壊。

夕張市内に総合病院がひとつあって、171床。それが医療崩壊、財政破綻によって市がお金をもう出せないよ、市立病院は継続出来ませんってことで小さな診療所、19床になりました。病床はほぼ1/10ですね。もちろん医者も去りました。

 

医療機器も、何と今は夕張市内にCT、MRI、一台も無い。

ゼロ台です。

市内にですよ、病院にではなくて。

しかも救急病院も無くなった。

なぜ夕張市民は元気なのか

じゃ、この状況で夕張市民、生活できると思いますか? 

不安でしょうがないですよね。

 

でも僕が行ってみたら、夕張市民はすごく元気でした。

どういうことか。

 

 

例えばこの人。お若く見えますけど、実は60代です。

60代の女性。もうすぐお孫さん、中学生です。

そこでどんな話がされるかというとですね、今日は何万歩も歩いた、今日は雪かきを何時間した、血圧はこんだけ今下がってるぞ、とかですね、私はガンを早期発見して治療したとか、そういう良い話ばっかり聞くんですね。

この人、私は病院は絶対行かない、医者は嫌いだって言うんです。もちろん、大きな病気とか大きなケガとかした時はお医者さんのところへ行くけども、それまでは私は出来るだけ自分の免疫力を頼りにする、だから免疫力を上げる、そのためにストレッチをやるんだって言って、座布団を押しのけてストレッチをしてくれてる姿が、これです。

最期の迎え方

 

50代、60代で元気な人は、まあいいでしょう。

じゃ、80代、90代の爺ちゃん婆ちゃん。さすがに病院がなかったら不安でしょうがないんじゃないかと思いませんか? 

思いますよね。

 

 

この方、90代の女性、お婆ちゃんです。

まだお元気な頃の写真。

 

この人ですね、診療所で肺に影が見つかって札幌の病院で検査しました。そしたら肺がんが見つかったんですね。

肺がんが見つかったら、普通は抗がん剤をやるとか、入院して治療しましょう、って話になります。

もちろんそういう話をされたそうですが、このお婆ちゃんは、札幌に行って1回検査をしたきり、2度と行かなかった。

 

夕張に帰って、最後まで生活しました。
こういうことをしている高齢者がいっぱいいるわけです。

 

 

死亡率、医療費、救急車の出動回数、全て下がった。

ほぼ半分ですね。救急車が呼ばれなくなった。

どういうことか。

さっきのお婆ちゃん、救急車呼ばないんです。

なぜか。

だって、もう、命の終わりを受け入れてるんですね。

 

救急車っていうのは、この命を助けてくれ、っていう叫びのもとに呼ばれるものです。

 

あのお婆ちゃんは、助けてくれって思ってないんです。

最後まで自分の家で生活したいって思ってるんです。

だから救急車が減る。

しかも医療費も減っちゃったんですね。

 

高齢者一人当たりの医療費。全国的にはものすごい勢いで増えてます。夕張市は一時よりだいぶ下がった。

 

しかもですね、何と死亡率まで下がっちゃったんです。

これがすごい。

日本人の死因の1位がガン。2位が心臓系。3位が肺炎。

1、2、3、全部下がっちゃった。

 

すごいですよね。

何がポイントか。

 

多分、僕が思うに予防の意識ですね。

市民が予防のほうに意識を変える。

 

病院があるから安心、ではなくて、しっかり自分で出来る事はやるんだぞ、と。この予防の意識。

日本人の病気の大部分は、生活習慣病からおきているといいます。だったら、生活習慣を変えればいいじゃないですか。みんなわかってるけど、できない。

 

              以下省略