2023年が始まりワタシのところも5日より営業を開始しました。
去年このブログ記事をリメイクしたりかなりの記事を削除したりでかなりスッキリしたのですがいわゆる業者選びの啓発系記事が一本もなくなってることに気づきました。
長い文章書くより楽なんで最近はTwitterが主戦場 汚部屋クリーナーみなみのTwitter
昨年末のこと、あるゴミ部屋片付け依頼のお客様のこと、11月半ばにお問合せフォーム経由で写真付きで問い合わせをくれた方でした。
内容はごく普通(?)のコンビニ系ゴミ部屋で4~5年溜めたようで玄関から居室まで1m前後の高さでずーーーっとゴミがあり奥のほんの一部だけが自分のスペースというものでした。
作業内容と概算の返信をしたけどすぐに返信がなく忘れかけてた12月半ばに電話がありました。
実は提示された概算は想定よりはるか上でとてもじゃないが手が出ないと思い数社に問合せをしたがどこもピンとこず再度連絡をいただいたということです。
ワタシのとこの提示額は約50万円(内容は後述)A社35万円B社60万円C社65万円というものだったそうです(A~Cは来た順ではない)不信感を感じたのはBとCで60万円という数字に難色を示したところなんと一気に45万円になりCに至っては65万円が38万円にまで下がったというのです。
Aの価格はCの見積書を見せてそうなったらしい。
普通なら嬉しいはずなんですがこの方はそのことがおかしいと感じたのです。
ま、普通に考えて提示価格から30%も40%も下がるわけありません(下げれません)そこに不信を抱いたといいます。
ここまでお話しして初めて現地を見て金額を出したのですが最終的には52万円(税別)となりました。
え!?一番高いんじゃ・・・
いえ・・・おそらく一番安いです。
他のA~Cの提示価格はゴミを取るだけです。
ワタシのところは水回りと床のクリーニングも行い要不要選別も行っての料金です、しかも1日完了です。
ちなみにACは2日間かかると言われたそうです。
もう一点おもしろいのはBCはホームページに2トントラック定額制6万円前後の表記でこの現場を6台と算出してること・・・6万円×6で36万円で当初提示の60万円台はほど遠い!
ちなみにトラック台数は2トン箱型ロング満載+ショート半分で収まりました。
この記事いったい何が言いたいのか?別に自社の優位性を顕示してるのではありません。
ホームページに1点でもウソや矛盾があれば接触しないで選定から外すべきです。
そもそもゴミ屋敷(部屋)片付けや遺品整理でトラック積み放題定額制の価格設定は無理があります、あれは単純な不用品回収で量や品目がはっきりしてるときにだいたいの目安となるだけであってそれとて現場ごと条件が違うのだから事実上不可能です。
ワタシのところ業歴も長いしそれなりに有名なんでこの手の相談がよく舞い込みます。
9~12月だけでも40件近くあったかもしれません、大半が料金にまつわるもので上記のように何かおかしいと感じて相談されます。
契約後であっても着手前なら手の打ちようもありますが終わってから吊り上げられた料金を振り込むべきかなんて相談もあります。
おそらくですが上記の方がもしBやCに発注してたら途中で値段吊り上げられるか途中放棄だったかもしれません。
片付け業者選びで絶対失敗しない!
単純な不用品回収は別としてゴミ部屋片付けの場合は相当悩んでやっとの思いで相談してきます。
上記のような業者はその勇気に対して愚弄しているとワタシは思うのです、正直数社見積出させて数万単位の上下なんてどうでもいいんです。
勇気を振り絞って相談してくれた方の一番の関心事はどんな工程を経てどのように部屋が生まれ変わるのか、その結果自分自身はどうなるのか?それを示してほしいのです。もちろんそれぞれ予算や用意できるお金のこともありますが一番の関心はそこじゃないはず。
最後にホームページに散りばめられてるキーワードで避けるのが無難なものはこちら。
業界最安値
他社見積もりに合わせます
積み放題○○円~
値段にまつわることしか前面に出してない=他にアピールポイントがないとも取れます。
一括見積系やショッピングモール形式のところも避けたほうがいいです、あれは運営元だけが利益を得れるシステムで加盟事業者もお客様も両方のためになりません(みんなの○○やくらしの○-○t・・・)
なんとか士在籍(遺品整理や特殊清掃に多い)
これも技術的なこととはまったく関係なくそもそもただの認定講座であって資格でもなんでもない、賞状みたいな認定書や統括なんとかなんてタイトルもすべてお金です。
ワタシらの認識としてはこれ掲げてるところは技術も理念もありませんと公言してるようなもん。
あとはいつも言ってる事業所実態があるかどうか?書いてる住所をストビューで見てアパートやマンション、空き地なんかだとやっぱり怪しいね。
そんなとこでこの事業ができるほど甘い世界じゃありません。
部屋の片付け(特にゴミ屋敷)で悩んでる皆さんが良い業者に出会い気持ちよく取引を終えればいいなと思っています。