病院記録です。ややこしいですが覚書のためm(_ _)m
私、ミィ、マロンは現在実家の静岡に暮らしていますがミィの癌の経過は東京の病院Fさんで診てもらっています。
マロンは保護時、眼球摘出手術(他院)→Dの森病院で経過観察→私が預かりになってFさんで検診→静岡へ引っ越し。
残っている片目の光彩にメラノーマの可能性の黒い点があります。
瞬膜も切れてますがこれは問題ないらしい。
3月から一緒に暮らし始め、6月ごろ目の白いモヤに気づき(今まで無かった)D病院の主治医の元へ(神奈川のY病院)
「異常なし、変化なし。薬も不要。」で静岡県内の病院へ紹介状。
しかし紹介先の病院で「白内障、手術を考えた方がいいかも」と言われました。
↑診察中とっても良い子でした。
頭の中「????」
(色々ありましたが省きます)
とにかく、私が一番信頼してるのはミィを診てもらっている東京のF病院。診てもらって損はない、ってことで連れて行きました(11/5)
↑早く帰りたい、なマロン。
10:30の予約で帰ったの夕方!しっかり検査してもらいました。
白内障。
猫の白内障は犬と違って珍しい。
原因に考えられる糖尿病は見られない(コレステロールがちょっと高い以外は血液は正常値)
おそらく先天性のもの。
(摘出した片目は検査なしで手術したらしいけど先生曰くもしかしたら緑内障などで摘出せざる得ない状態だったのでは、と)
血液検査の他に
猫の黒目を長時間でっかくする検査(目薬、6時間くらい)と超音波検査などしてもらいました。
切れてる瞬膜のせいで見えにくかったけど検査したらたまたま見えて、あまり良くない状態で、視力も下がってる。
進行が短期間なのも考えてもし眼球の裏に腫瘍があったら怖い。
眼圧は高くないので幸い網膜剥離とかは起こしてない。
↑肉ッションとペロリなマロン。
主治医、今眼科で研修中。
研修先の眼科を紹介してくれました。
急いだ方がいいかもしれないからってことでなんと2日後に予約。でも主治医の研修日だったから安心。着いていてくれるのは心強い〜
2日後ってことで急遽、マロンは付き添ってくれたボラ仲間さんのおうちにお世話になることに。
ものすごく助かりました(T_T)
病院でへとへとの中私から離れて心配でしたがマロン頑張ったね!ボラさんに大感謝。
↑お風呂のフチで入浴中の私を待つマロン。
そして紹介してもらった神奈川と東京の境のT病院へ。
F病院と同じ瞳孔や超音波の検査、写真での診断などしました。人間用の機械!
モニターがあって暗い中で目をぐりぐり見ながら説明して下さってわかりやすかったです。
F病院での先生の推測と同じ部分もありましたがより詳しく診てもらえました。
わかったこと↓
目の水晶体に奇形がある(おそらく先天性)
奥の硝子体(ゼリー状のもの)が飛び出てる
白内障が手術しても良いくらいの段階である
腫瘍があるかもと言われてましたが腫瘍はなし
視力は白内障のせいで低下している
白内障の手術(白いのを抜いて人工レンズを入れる)をすることになるが奇形があるため手術をやってみないとどうなるかわからない。
裏から通すのだが硝子体が奇形だからうまくいかないかもしれない(網膜剥離や硝子体に影響が出る可能性あり)
手術自体は成功したとしても手術後の二次感染の可能性あり(予後)
視力が回復しない可能性もある
但し、普通の白内障のように手術が成功する可能性もあり。
↑私のクッションは完全にマロンの物に。
手術をしない選択もある。その場合は経過観察。
今日までの白内障の進行が早かったので1ヶ月後くらいにまた診た方がいい。
手術するかしないかよく考えて、また経過観察も含め来てそのときに手術のことを話してもらって大丈夫ですってことでした。
↑ヤキモチ焼きなミィちゃん。
内容被るけどF病院の先生が分かりやすくもう一度説明してくれました。
・手術をする
いいところ
これから先の人生目が見えるようになる。
リスク
奇形なので合併症があるかもしれない。
お金がかかる。
マロンの年齢が高齢にさしかかっている
・手術をしない
いいところ
手術のリスクがない。
猫は目が見えなくても普通に暮らせる
リスク
これから先見えなくなる
もしかしたら感染症が起きるかもしれない。
今のところ白内障以外悪いところはないので、しないという選択肢もあると。
大金なのでしっかり考えて下さい。
電話でもいいし、言いにくければわたしを通してでもいいし、質問があれば何でも相談してください。
…最後のお言葉は本当にありがたいです。
専門医のT病院の先生もあたたかかった。
↑上から私を覗きこむマロン。
もし手術をしなくても、緑内障や網膜剥離は起こるかもしれない。
通常は緑内障を防ぐために白内障を治した方がいいと県内の先生は言っていた。
しかしマロンは奇形…してもしなくても可能性は残る。
緑内障は命の危険がある。
網膜剥離は激しい痛みがある。
もし、手術をしたことによって引き金になってしまったら…………
でも、手術しないと視力は落ちていく。進行を止める薬もないみたい。
↑外を見るのが大好きなマロン(※これは網戸ですが危ないので一時的なもの。普段は別の窓ごしに見てます)
でも、それでも。
もし、命に関わることになったら。
一生痛みを残すことになったら。
でも、手術しなくても起こるかもしれない。
色んな「でも」が順番に浮かんで消えます。
ボラさんと、猫仲間の友達が「マロンくんは運が強い」と言ってくれました。
名医の先生に出会えたことも、うちの子になったことも、マロン君の運の強さだよって。
「○○ちゃん(私)が納得して出した答えなら、マロンくんも納得してくれると思うよ」って。
少し気持ちが楽になりました。
幸い、選択できる。
まだ悩む時間がある。
先生の言う通り、来月また通院に行きます。
↑この人(エイズキャリア、胃がんと胃炎)は吐く回数が変わらないので今の薬プレドニゾロン(ステロイド)にファモチジン(ガスター)を併用することに。でも元気です、大丈夫。口内炎も落ち着いてる。
何回かに分けて書きたいのですが不精なので書きます。
長々すみません。。
東京でエサやりしてた猫、一匹になりました(エサやりは継続してます)。
白玉はどうしたのかな、エサ場が変わっただけなことを祈るしかない。ごめんね。
今うちでエサやりをしてる子たち、
チョコはミィと同じくらいか年上。じいちゃんはもうシニア。黒は何だか痩せたよね。
段ボールに毛布の寝床でしのげる?チョコ以外はどこで寝てるの?病気はしていない?
あたたかいとこに入れてあげたい。だけどうちに入れてあげることが出来ない、ごめんね。
里親に出したくても預かり先が無い。預かり先はなるべく保護した人がなった方がいい。飼うことを前提にしないと保護できない。うちでは飼えない。だから家に入れられない。
大人猫は子猫と違う。今の私にはチャンスを与えてあげることも出来ない。
寒い夜に布団で眠る。ミィとマロンも一緒に眠る。なんてことない普通の猫飼いの家の光景。
ミィは元野良猫。お外が大嫌い。お外は辛かったね、寒かったね。あったかいお布団に入れて幸せそう。くっついておやすみ。
殺処分されそうになったマロン。優しく抱っこしてくれたお母さんとのお別れは寂しかったよね。くっついておやすみ。
あぁ外の子は…何が違うんだろう?
どうしても、そう思ってしまって。
「人間の家に入れることが必ず幸せとは限らない」この話は何度もしていて分かってるけど。
幸せそうな2人の寝顔を見てると、全ての子がこんな風に眠れたらいいのにって思ってしまう。