前の記事に続く。
美しい庭園の、ランテ荘目当てで行った、バニャイアを後にして、次に行ったのは、ヴィトルキーアノ Vitorchiano という小さな町。
ここに行ったわけは、夫が同僚に、おいしいレストランがあるからと言われたからですが、調べてみたら、町自体も、興味深いので、まず散策。
イタリアの最も美しい村にも、登録されています。
城壁があります。
ここからでは、町がどんな感じか、想像がつかないですが、実は、ここには城壁がありますが、向こう側は、川で囲まれていて、まるで、島のような感じになっています。
なので、あちら側には、城壁はいらないという。
塔の下のアーチをくぐって、
すぐ左にある、サンミケーレ・エ・サンアマンツィオ教会の中。
町の中心のローマ広場。
市役所が見えます。
噴水があります。
この手前の左の路地を行くと、
切り立った岩の上に、町が立っているのが、わかります。
ちょっと、私の住むカステッラネータを想起させます。
広場に戻って、
振り返ったところ。
先に進むと、左側に古文書館があって、見学できます。
そこのおじさんが、市役所の中に見学できるところがあることを、教えてくれました。
市役所の中に入って、エレベーターで上がっていくと、
市議会室を見学できます。
説明してくれる人がいて、パンフレットなどもいただきました。
日曜日なのに、というか、日曜日だから、観光客向けに、市役所を開けているのか、感心しました。
さらに、エレベーターで上がって、そして、最後は、階段を上がっていくと、塔の上に到着。
こんな感じで、見晴らしが楽しめます。
こういう場所が見学できるとは、知らないと、気が付かないので、教えてもらって、よかったです。
屋根が、皆同じ感じで、美しいですね。
1250年から1300年にかけて建てられた、ヴィトルキアーノで最も古い教会、サンタマリア教会の中。
この先の雰囲気は、まさに、中世の町。
この旅では、きれいな紅葉も見ることができました。
ここでもまた、岩の上に立つ町が見えます。
ぐるっと回る感じで、戻っていきます。
向こう側には、城壁が見えます。
ここからは、出られないので、メインストリートに戻って、城壁から外へ出て、ちょっと歩いたところにある、レストランへ。
小さなレストランで、日曜のお昼なので、予約は、必須のようです。
私たちは、この日の午前中に予約をしました。
こんな雰囲気。建物、古そう。
ポルチーニのフェットゥチーニ。
タルトゥーフォのパスタの名前は忘れました。
お肉の串刺しと、付け合わせの野菜。
ティラミス。
おいしくいただきました。
食後、車で、町が反対側から見えるところに。歩いても行ける場所ですが、駐車場の先だったので、先に車に乗りました。
こんなのが、立ってます。
モアイ像。1990年に、モアイ像で有名な、パパヌイからやってきた家族が、立てたようです。
ペペリーノという火山砕屑岩で、高さ6メートル。
そして、ここから見える景色が、
この町のキャッチフレーズが、Borgo Sospeso。
宙に浮いてる村。
この後、前にも書きましたが、再び、ヴィテルボの露天風呂に、行きました。日曜の午後、混んでいると思いましたが、土曜日よりは、ましでした。
そのあと、帰途につきましたが、すぐに高速に入るほうに行かなかったせいで、ローマの環状線まで、国道を通っていく羽目に。日曜日のせいで、ものすごい渋滞でした。
そんなわけで、家に帰りついたのは、もう、夜の12時近くなってしまいました。
でも、とても充実した、いい旅になりました。
プーリア州で、B&Bをしています。レオの家
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