2019/7/22(月) その3

熊本: 牛深→天草空港→おっぱい岩(2回目)→本渡→有明→上天草


↓前回のお話はこちら


前回は天草の牛深まで話しました。


牛深は上の図の一番下の線の部分です。天草下島もかなり広く北から南までかなりの距離があります。これまで通ってきた赤い線だけで約80kmあります。ここから青い線のとおりに走ります。青い線の上のゴールにあるのが、おっぱい岩です。


途中天草空港に寄りました。現在は福岡と熊本への便があるだけでこじんまりとした空港です。便がないので暗くてシーンとしているのは仕方がないですが、トイレなどの設備も他の空港と比べたらややボロめでした。


天草中心部の本渡と苓北町を結ぶ県道47号から天草空港に接続する県道が、334号(なh(ry )。


ところで、この﨑津の道の駅でもらったパンフ。

もっと、もーっと!くまもっと。

なんかどっかで聞いたことがあるフレーズだな…、
と思って少し考えてみたら

…、

↓これだった(´盆`)
電話してちょーだい!
もっともーっとたけもっと!

というタケモトピアノの有名なCMでした(ヽ´ω`)
財津一郎さんも昨年(2023年)亡くなりました(ヽ´ω`)
上のフレーズがこれと酷似しているのは、財津さんが熊本出身というのもあるのでしょうか。

天草空港からおっぱい岩まではすぐです(離合が難しい狭い道を通る必要があるので、海沿いの道をおすすめしたいですが)。リベンジなるか。

先程はこのとおり降りられませんでしたが…、

こうなりました。今度は通れるw

足場が悪いかつ滑りやすいので慎重に歩いていきます。




おっぱい岩を触ったどー!!!
₍₍(ง˘ω˘)ว⁾⁾

ご覧のとおり巨大な岩に手のひらよりやや大きいくらいの大きさの乳首みたいなものが出ており、まさにおっぱいの形に見えますよね。これをやるのに何年越しだったか(ヽ´ω`) 

男性が触ってもなんもありませんが、女性が触ると胸が大きくなる、母乳が出やすくなるなどのご利益があるそうです。形だけでなく干潮のときしか触れないというのも、レア度を高めています。

このあたりは干潮時は磯遊びにも好適です。小さいおっぱい岩もあるらしいですが、見つけられませんでした。というか興奮しすぎて存在を忘れていましたw

おっぱい岩の看板。右下のところに苓北町がおっぱい岩を見ることができる時間のカレンダーを出しています。これは町の公式サイトにも公開されているので現地にいかずとも確認できます。
2024は訪問日に残念ながらほぼ終日干潮にならず触ることは絶望的(ヽ´ω`)

あと注目してもらいたいのはさらに下の「天草ジオパーク」の表示。このとき天草は周辺の島含め全体がジオパークに認定されていました。「いました」と書いたことでお気づきだと思いますが、現在は認定を外れているのです。


ジオパークとは貴重な地質地形を保持する場所を自然公園として認定されるものです。これには更新要件があるのですが、天草の現状では再認定が難しいとなり対応を求められましたが、その対応を行うことによる費用対効果が薄いということで、訪問翌年の2020年3月に返上してしまいました。国内に伊豆半島や山陰海岸などジオパークが多数ありますが、返上したのは天草が初のようです。
その結果、現在は上記の看板の「天草ジオパーク」の部分が「海にうかぶ博物館」となっているようです。なんか虚しいですね。ただ無理に金かけて更新しても、そのあとコロナ禍が直撃し観光客数に悩むことになったでしょうから、結果的にはこれで良かったのかもしれませんね。

また、訪問数ヶ月後に苓北町が270万円ほどかけて、おっぱい岩にダサい鳥居を建てたようです(ヽ´ω`) 2024はそれだけ確認してきます。

とりあえず目的は達成したので宿のある熊本市内まで向かいます。この時点で17:00。宿までは100km以上あるんですよね。

天草の中心部である本渡に下島と上島を結ぶ橋があります。中央の川みたいなのは実は海です。で、こういうの構造のため渋滞し通過に時間がかかりました。右上に「瀬戸IC」とありますが、あとから新しい橋ができたようなので幾分マシになっていることを期待したいですね。

有明の道の駅。撮り忘れましたがここにはタコのモニュメントがあります。

この先天草五橋などの橋をわたって九州本土に向かうのです。

上天草の道の駅。すでに閉まっています。この近くに天草四郎ミュージアムもありますが当然開いておらず。

天草五橋の1つ目の橋の新しい橋である天城橋を渡り、九州本土に入ります。天城と言っても伊豆とは関係なく、「てんじょうきょう」と読み、上「天」草市と宇「城」市を結ぶからつけられたのだと思われます。

もう少し話が続くのでその4までいかせてください。


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