九州遠征 4日目(2023/3/18(土)) その2

↓前回のお話はこちら


前回は佐多岬に行くまでの話をしました。続きを書きたいのですがその前にここで9年前に佐多岬を初めて訪問したときの話をします。また前置きかよと言われそうですが。


佐多岬の駐車場はボロいトイレと電話機と、ガジュマルの木があったくらいで、物は売っていませんでしたし設備があったわけでもありませんでした。


で、車止めて入口の長いトンネルを抜けた後は階段でアップダウンが続く歩道を通って行きました。途中に神社があったので一息ついたあとは岬に向けてさらに厳しい上り下りを通り抜けやっとたどり着いたところは「本土最南端 佐多岬」の立て札があったほかは端は鉄パイプで括られており本当にここが最南端かと思ってしまうようなところでした。


ちょうど地元の同窓会の年寄りのツアー客がいて、ガイドさんが説明していたので一緒に聞いてきました。種子島とかいくつかの島をしっかり確認できたのでここが本土最南端なんだなと実感しました。で、また来た道もヒーコラ言いながらやっとこさ戻ったわけです。本土最南端証明書は途中のさたでい号の乗り場にあるということでしたが、たまたま定休日でゲットできずモヤモヤしながら後にしました。


※2014年10月末時点の佐多岬の先端です。このイメージで今回訪問しました。


後日佐多岬がバリアフリーどうたらと書いていた記事を見ましたがあんときと変わっていないんだろと思っていました。



ここからが今回の話です。南大隅町の旧佐多町を抜けて、佐多岬ロードパークに入る。ここまでは道中多少道路が変わっていましたが基本的には前回と変わりませんでした。ただ佐多岬に近づくにつれて以前より道路が整備されているような?


佐多岬の駐車場に着いた時点で異変に気付きました。


立派な売店とトイレがあるじゃないか!


駐車場の時点でこの眺めです。


岬に向かう前に、売店で本土最南端証明書をゲットしました₍₍(ง˘ω˘)ว⁾⁾ やっと手に入れただよ。


ガジュマルの木だけ当時の面影がありますが、それ以外は面影がありませんでしたw


あと、このトンネルも面影はありましたw

さて、この先は変わっているんだろうか。


うん、明らかに整備されている。


なにしろ階段になっていない。


途中の神社までもあっという間でした。前回はここまでで結構疲れていましたし。


本来のルートでない道。そう。前はこっちを通って行ったんだよ。


随所の四阿(あずまや)も整備されています。


立派な展望台だ。前はもちろんなかった。


佐多岬展望台。ここの上に上がる時は階段がありますが、ここまでは階段を全く使わずにくることができるようになりました。いやーびっくり。


佐多岬の灯台には直接行けません。


島はよく見えんな(ヽ´ω`)


開聞岳がやっと上まで見える。


「本土最南端 佐多岬」の碑も立派に。


元来た道を戻るのも楽々でした。



石碑が新たに造られていました。


佐多岬は以前はいわさきグループによって整備されており、道中の佐多岬ロードパークが有料道路だったり、岬の先端にはレストハウスなどもあったようです。後年アクセスの悪さが原因か客が減少し、手を引いてしまったわけです。その後2018年に南大隅町が整備したというのがこんにちの佐多岬なわけです。余裕がある自治体とは思えないので、ここまで整備するのは大変だっただろうなと思います。訪問したことはないですが、町内にある雄川の滝も同様に整備し、有料化するという話が出ていますが仕方がないと思ってしまいました。


ということで、本土最南端を再訪したことよりも佐多岬のビフォーアフターぶりに感動したのでした。


※と書いたんですが先日災害があったため、これを書いている時点で新しい道が通行止で岬の先端に行くには古い道を通らねばならないようです。これから行かれる方は気をつけてください。


先ほどアクセスの悪さというのを書いたんですが、近くに宿泊施設「ホテル佐多岬」があり、以前本土最南端証明書を販売していたことを後で知り、ここに行けば良かったと後悔したんですが、新型コロナも影響してか現在営業休止しているようです(ヽ´ω`)


ということで、本州に帰るフェリーに乗るために志布志に向かいます。


ここで1回切ります。


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