仕事が始まって、すっかりブログから足が遠のいてしまっていました!
さて、
「小さな子供を連れて台湾に来たけれど、予防接種の続き、どうすればいいの?」
という問い合わせを頂きましたので、まとめておきますね。
1)日本と台湾、子供の定期接種はどう違うの?
これについては、横浜市が素晴らしいまとめを作ってくださっていまして、これを見ていただけると良いと思います。
「台湾のこどもの定期予防接種について」
(ちなみに、横浜市は、世界中の主な国や地域について、このようなまとめを作ってくださっています。もし、他の国に引越しされるような時には、「横浜市」「こども」「定期接種」「(国名)」などで検索して頂くと、ページにたどり着けると思います。)
(横浜市の中の方、本当に素晴らしいページありがとうございます! シビれます! 神かな!)
2019年8月26日現在の情報をまとめると、
・基本的には、定期予防接種は、日本と台湾ほとんど同じ
・日本では接種するけれど、台湾では接種していないものはHPVワクチン(子宮頸がんワクチン)
・台湾では接種するけど、日本ではしないワクチンは、ムンプス、A型肝炎、インフルエンザ
となります。
少し解説しますと、
・HPVワクチンは現在、日本でも積極的な接種を差し控えている状況であり、今のところ「台湾にいるから打てない、どうしよう」と気にしなくても良い
・ムンプスについては、日本では副作用の心配から定期予防接種に入っていませんが、以前には定期予防接種に入っていたこともあります。(現在でも、任意接種で受けられます)これを打つかどうかは、個人の判断となります。迷われる方は、こちらのページもご参考になさってください。→ http://www.jspid.jp/journal/full/02604/026040509.pdf「小児感染免疫」より
・A型肝炎は、海外に渡航される方皆さんに接種が勧められるワクチンです。
・インフルエンザは、定期か任意の違いです。
まとめますと、
・日本と比べて、「台湾に住んでいるから打てない(定期接種から漏れてしまう)ワクチン」はない。
・つまり、台湾のスケジュールで接種すれば大丈夫
・日本に比べて、「台湾に住んでいるから余分に打つことになるワクチン」は、ムンプス、A型肝炎、インフルエンザ。これをどうするかは最終的には保護者のご判断となるかと思います。
ちなみに、我が家はどうしているかと言いますと、基本的には台湾のスケジュール通りに摂取しています。
進級、進学などのタイミングで予防接種歴を確認されることがあり、予防接種記録の提出を求められることがあります。
2)途中まで打ってから来台した場合
数回接種が必要なワクチンを途中まで摂取してから台湾に来てしまった場合、
基本的には、ワクチンはブランドを統一することが望ましいとなっています。
もしも、度々一時帰国の機会がある方で、今後の接種を日本でできる方は、同じブランドで統一なさると安心です。
もしも台湾で続きを打つ場合には、続きを打つ医療機関の判断とはなりますが、1回目から打ち直しを指示される場合があります。
もしも渡航時期を選べるならば、1歳で基本的な予防接種を日本で済ませてから渡航する、というのが望ましいかと思われますが、なかなか時期を選ぶことは難しいですよね。
3)台湾の接種スケジュール、ワクチンの中国語表記について
台湾のこどもの定期予防接種の標準的なスケジュールや、台湾におけるワクチンの中国語表記の対照表も、なんと横浜市のサイトに記載していただいています。(下の方までスクロール!)
また、台湾の日本人がよく利用する病院やクリニックでは、海外からいらっしゃったこどもの予防接種対応にも慣れていますので、どうぞ直接ご相談ください。
4)そもそもワクチンってどうなの? 迷っている…
「子供にワクチンを打つかどうか」というのは、母になって直面する一つの大きな課題だと思います。
世の中には「ワクチン否定派」という方たちもおられ、ワクチンの副作用を心配なさっています。
ただ、私個人としては、定期接種になっているようなワクチンは、「打たないより打ったほうがいい」と考えられているものであり、「スケジュール通りに普通に打つ」ので良いと思っています。
(確かに、ワクチンの副作用が出る可能性はあるのですが、ワクチンを打たないで罹患して後遺症が残るリスクを考えると、ワクチンを打って予防する方が得策、という考え方)
「ワクチンが唯一の予防法」というワクチンもあります。
お子さんが病気になって、重い副作用が出てから後悔しても遅いので、今できることはやっておくのが良いな、と考えています。
個人の考えですが、参考にしていただければ幸いです。

