旭川2日目。
本日は相方君が、この場所に行きたいがために旭川へ来たという場所へ行くことに。動物好きだから旭山動物園かな?と思われました。動物園は行けたら・・・ぐらいで予定を立てていたんです。私も最初に聞いた時は「へっ?」となりましたもの。
朝起きたら晴れていましたが、天気予報は雨。
朝食はイオンのモスバーガーで朝モス。やっぱり美味しい。
駅の奥にある旭川情報観光センターに石川啄木歌碑。啄木が残した旭川に係る4首の歌を旭川市に末永く残したい、と設置されたそうです。明治41年1月、小樽から釧路に向かう途中、啄木が旭川に宿泊した時のことを詠んだ短歌「水蒸気列車の窓に花のごと凍てしを染むるあかつきの色」をもとに、デザインされたとのこと。見た時は乙女チックな気がしましたが、理由を知ったらなるほどとなりますね。
駅の建物を歩いていると、相方君が「あっ!ドイツ語」と立ち止まったので、お店にも入ってみました。
お店の人に聞いたら富良野のお店だとか。ホテルでコーヒーと頂きましたが、しっとりしていて美味しかったです。
朝、ゆっくりと出発して到着。
相方君が旭川で来たかったところは、
なぜ、旭川に井上靖の記念館があるのかというと、(以下「井上靖記念館」のHPより抜粋)
”井上靖は、明治40年5月6日、現在の旭川市春光6条4丁目の師団官舎で生まれました。
軍医であった父隼雄の従軍によって、約1年で旭川を離れましたが、母やえが語る5月の旭川の美しさに、「私は誰よりも恵まれた出生を持っていると思った」と生誕の地・旭川への思いを記しています。平成2年9月には、旭川市が誕生して100年記念式典での特別講演と井上靖文学碑(旭川市4条通8丁目緑橋通り)除幕のために来旭しています。”
館内には、井上靖の著書が並びます。
私も「敦煌」とか「天平の甍」は読んだことがありますが、題を知っているだけで、読んだことが無い作品がいっぱい。
相方君は、初めて買った日本作家の本が「井上靖」だったらしく、北海道の旅行を考えた時にこちらを見つけたので来たかったとのこと。ドイツ語に翻訳された物を15冊持っているそうで、後で聞いたら、記念館にあるドイツ語に翻訳された蔵書より多いらしいです。
サロン風のロビーでこちらに喫茶コーナーもありました。
生誕から写真などが順番に展示されていて、作品の出来上がった背景なども書かれていてなかなか興味深かったです。日本語なので、相方君に知りたいところがあったら聞いてと言っておきましたが、それなりに楽しんでいたようです。
平山郁夫氏の作品だというのは分かりますが本物なのかしら??(確認せず)
私がお手洗いに行っている間に、ロビーにいた相方君はとても嬉しそうな顔をしていたのか、館長さんのような方が事務所から出て来てくださりお話しをしていて、ビックリ!ドイツ人ならと、井上靖の義父にあたる足立文太郎博士が書いた心臓の血管の本(ドイツ語)を奥の方から出して来て見せて下さったり、復元した部屋の説明をしてくださったり、特別な時間を過ごすことが出来ました。
年表内で書かれていた作品の背景を読んで気になった作品を、私も記念に買ってみました。
井上靖記念館を後にして、カフェが多いという東川へ向かいました。そしてお天気予報通り雨が降って来たので散策しながらカフェを探す気にもならず、カフェかと思って行ってみるとカレー屋さんだったので丁度良かったです。
札幌でスープカレーを食べようと思っていて食べられなかったので、いいタイミングでした。鶏のモモ1本が入っていて、それがとても柔らかかった。
写真があるので、相方君にも説明しやすかったです。
建物の写真は無いですが、東川で立ち寄った道の駅で新米を買いました。3Kgなり
夜はホテルから歩いて行ける場所にあった「らーめん山頭火旭川本店」へ。
北海道展でも有名ですよね。私はお昼のカレーが多かったのでそんなに食べたくなかったんですが、チビ(small)サイズがあったので助かりました。(相方君は大盛)。どこのラーメン屋さんに行っても美味しいので、何とか完食出来るのが、北海道の恐ろしいところです。
道の駅③ 「道の駅ひがしかわ・道草館」