ヴァイセンブルクが世界遺産の町とは知らず、相方君の説明は適当に聞きながら歩いていたので、どんな町だかあまりピンと来ていませんでした(笑)
ブログはヴァイセンブルクの町のホームぺージから抜粋してご案内したいと思います。
道路にも「ローマのヴァイセンブルク」の標識が。
ユネスコの世界遺産マークを見つけました。
ユネスコ世界遺産リーメス(Limes): ローマ時代の町ヴァイセンブルク部分的に再建されたビリチャーナ要塞(Kastell Biriciana)、ローマ時代の温泉(Römischen Thermen)、ドイツ最大のローマ時代の宝物庫があるヴァイセンブルクは、傑出したローマの町です。市内のローマ博物館(Römermuseum)には、中央バイエルン リーメス インフォメーション センターもあります。
ビリチャーナ要塞(Kastell Biriciana)
ビリチャーナとも呼ばれるヴァイセンブルク城塞
説明がありますがドイツ語なので、ざっと見て。
ワタクシ、ここで初めてローマ時代の世界遺産が何かやっとわかって来ました。
この赤い線がリーメス(Limes)で5000Km以上の長さがあるローマ帝国時代の国境線とのこと。
リーメス(Limes)は、ローマ帝国時代の防砦システムであり、ローマ領の境界線を示すものでもあった。リーメスは、ローマ帝国全土に張り巡らされていたが、世界遺産に登録されたドイツのリーメス(リメス)が著名である。リーメスの建設は、1世紀末頃から始まり、目的としては、ゲルマン民族の侵入からライン川・マイン川流域の肥沃な土地と通商路を守るためであった。リーメスは、ローマ帝国の繁栄と衰退を象徴する文化的景観が評価され、2005年7月にイギリスのハドリアヌスの長城が拡張される形で、物件名「ローマ帝国の国境線」として、ユネスコの世界遺産に登録された。Wikipediaより
遺跡なのか再現なのかちょっと分からずですが、「1890 年から 1913 年にかけて、4 つの門、4 つの角塔、8 つの中間塔を備えた石造りの防御施設と内部の建物の一部が露出され、保存されました。」と書かれているので本物かしら?
ローマ人が立っています。
道路に分かりやすく「Museum 」「Thermen」とい案内がされていて分かりやすかったです。「Thermen」を目指して歩きます。
レンギョウがきれいに咲いていました。
ローマニッシュ・テルメン(Römische Thermen Weißenburg)に到着。
ラテン文字とのこと。ドイツ語も面倒で読まないので雰囲気だけ味わいました。
そして、目の前にはリアル「テルマエ・ロマエ」♨♨
”テルメがあってねー”と言っていた相方君の”テルメ”に、えっ温泉??とピンと来ていませんでしたが、やっとここで霧が晴れた感じです。相方君に「テルマエ・ロマエ」だねーと言っても、「何のこと??」という顔をされましたが
ボタンを押したらスチームが出てきます。当時はスチーム風呂だったのね。
1977 年に発見されたローマ時代の非常に保存状態の良い大浴場複合施設で、当時の温泉はビジネスをしたり、最新のゴシップを交換したりするのに適した場所でもありました。そのため、男性も女性も含めて全人口が訪れていました。
かけ湯でしょうか。
最後に振り返ると最初に押したボタンのスチームが広がって、ローマ時代の再現のようになっていました。
初めて来たヴァイセンブルクは中々興味深い町でした。ローマの国境線リーメスの遺跡はドイツのあちらこちらにあるようなので、歴史好きの方だったらどこか既に訪ねているかもしれませんね。
説明部分はヴァイセンブルクのウエブサイトから引用しました。↓↓