ネルトリンゲンもローテンブルクと同じように市壁の残っている町。
城壁の上も歩けるようになっています。
ぐるっと円形で続く城壁ですが、全部は歩かず。
城壁の外の桜の木が満開。
町のあちらこちらに豚がいるんですが、レプシンガー門に石碑がありました。
(意訳)口頭伝承によると、ハンス・フォン・エッティンゲン伯爵は、夜間に門の鍵を開けておくよう、レプシンガー門の門番に賄賂を贈ったという。伯爵は城を包囲するために、誰にも気づかれないように兵士たちを率いて町に侵入したいと考えた。ある女性が、放し飼いにされている豚が開いた門に体をこすりつけていることに気づきました。彼女は「So, G'sell so」と叫んでそれを追い払おうとした。この後、パニックになった女性の夫が市長に通報し、市長は警報を鳴らして門番を逮捕させた。次に、この門番 を八つ裂き(原文:4等分)にしました。こうして豚は街の救世主となったのです。
赤い木組みが美しいタンツハウス(Tanzhaus)
15世紀に建てられ、町の集会場兼舞踏場として使われたそうです。
聖ゲオルク教会(St.Georgkirche)
教会の横にネルトリンゲンの文字とカタツムリ。
このカタツムリは「Cittaslow」のシンボルで「スローシティ」の意味。イタリアで起こったスローフード・スローライフ運動から発展した地域文化顕彰活動。 地域の食や農産物、生活・歴史文化自然環境を大切にした個性・多様性を尊重する新たな町づくりを目指すものであり、イタリアをはじめとするヨーロッパを中心に30か国236都市(2017年時点)が加盟している国際的な運動である。Wikipediaより
日本でも参加している地域が2か所あるようです。
聖ゲオルク教会内部
シンプルな感じの教会でした。
この後は、教会の横にある、町を一望できる塔の上へ行ってみることにします。
ちゃんと上れるか心配・・・