昨年の年末に前の職場からアルバイトのオファーがあり、年明け(今年2023年)から可能なら数か月働いて欲しいという話があり、相方君に聞いてみたら、来春は色々行きたいところもあるし、もう行かなくてもいいんじゃない?と言われたので、聞いてみました。どこに、何日間ぐらい行きたいのかと。
そうしたら、前から再訪してみたいと言っていた南ドイツと北ドイツと合わせて1か月ぐらいとのこと。いやいや、南と北の間に我が家があるし、連続して1か月も留守にしなくても分けて旅行に行けばいいのでは??と、ベランダの植物の水やりも気になる私の意見採用で、まずは南ドイツ、それから北ドイツに分けて旅することになりました。
(そして、この記事がアップする頃には北ドイツに到着していると思います。)
当初のアルバイトの話は、数か月だけという話でお手伝いに行っています。コロナ禍の時に休ませてもらったり融通してもらったこともあるので、ちょっとだけ恩返しのつもりです。
そんなやりとりがあった我が家のイースター休暇は、南ドイツと言ってもほぼバイエルン州内を訪ねることになりました。
以前、ディンケルスビュールに日帰りで行ってもっと見たかったので、今回はゆっくり見ようということになり、ディンケルスビュールの近くの宿に決定!
ディンケルスビュールから 約5Km 離れた場所で、車だと町まで10分以内の場所にあります。市中も探してみましたが、やはり観光地なので高額なのと車が停めにくそうということで、少し離れた場所にいいホテルを見つけることが出来ました。
1Fがレストランで2Fがゲストルーム。
共有部分に冷蔵庫と棚があり、ここに飲み物とかあるから、飲んだら棚の上の缶に金額を入れといてという、便利なシステム。
お値段も良心価格。
部屋は改装したばかりとのことで、狭いながらもとっても綺麗でした。
バルコニー無しの部屋にしたんですが、部屋の入り口の向かいが共用トイレ(部屋内にトイレが無い人用)で、そこを利用される人の音が少し気になりました。でも、それ以外は外もとても静かでした。
洗面所はとっても狭い💦
入り口から写真を撮っているんですが、蛇口の向きが横という、洗面器が小さいからなんでしょうが、朝、顔を洗う時トイレとの間に体を入れないとダメなので変な感じでした。
シャワーブースも、これまた扉無しなので、足マットを横によけてシャワーを。
朝食無しで予約をしたんですが、近くに歩いて行けるカフェやパン屋も無いので、1日試してみて良ければその後もお願いしようということに。ビュッフェだとフードロスが発生するからと、食べたい物のリクエスト形式になっていました。これはいいシステム。
そして、オーダーした朝食。目玉焼きもこの後到着。
パンも種類が選べました。
満足な朝食だったので、毎日お願いすることに。
そして、夕食もホテルのレストランで。
ポークステーキとシュペッツレ(卵麺)、マッシュルームソース添え
夜のレストランは基本週末が開いていて、宿泊客が多かったり、特別に宴会があれば平日でも開いていました。朝に、その日の夜に営業するかどうか教えてくれたので、開いている日は宿に帰って食べることにしました。あちらこちらレストランを探さなくて済むので楽なのと、郷土料理メニューもあったのでそれを食べてみたかったので。
ある日の夕食に相方君は「Karpfen(鯉)」を注文していました。
何でも南ドイツには池がたくさんあって、そこで鯉の養殖をしているのだとか。日本で見るよりは少し平べったい感じでしょうか。でも味見をさせてもらったら、泥臭さは「鯉」でした。
ドイツのある地域では、クリスマス時期に鯉を食べる習慣があると聞いたのですが、我が家の近所は販売しているのを見たことが無いかも・・・この時もイースター期間の4月30日までの限定メニューと書いてありました。
左:Semmelknödel(パンで作った団子状の物)スライスとマッシュルームソース
右:Schweinebraten(ローストポーク)とシュペッツレ
どちらも、南ドイツのローカルメニュー。
窓から見える庭に、昼は放し飼いのウサギ。
レストランでオーナーが話しているのを聞いたら、現オーナーで3代目の家族経営のゲストハウスとのこと。ご主人と奥さん2人がメインで働かれていました。
ホテルから見える景色ものどか。
ディンケルスビュールまで近く、他の場所に行くにも便利な場所にあったのでまた泊まりたいホテルです。料理も美味しかったですしね。ただ、5月1日からビアガーデンがオープンするようで、もしかしたらその期間はうるさいかも・・・と寒い季節に再び訪ねるのがいいかもねと、相方君と言っています。