アルザスの陶器の町ベッチドルフ | 西ドイツから Gute Pad ! -minの逃避行-

西ドイツから Gute Pad ! -minの逃避行-

あっちこっちの旅の話を中心に、
ドイツ語知識がまったく無い状態で始めたドイツ生活のあれこれ、
異文化エピソードなど気にかかったことを書いています。

自分好みの考え方だったり、うろ覚え情報だったりするのは
あしからず('-^*)/

スフレンハイムから車で15分ぐいらのところに、ベッチドルフ(Betchdorf)というアルザスの別の陶器で有名な町があります。前日に相方君友夫妻とドライブした時にこの場所を通り、町自体が可愛いと思っていたら、ここにも行こうということになりました。

 

お休みだったけれど、陶磁器博物館に車を止めて、歩いてどこかショップに入ろうとまずは大通りに出たら、古い歴史のありそうな家屋が並んでいました。

 

 

何のお店だったか見ませんでしたが、壁の装飾が綺麗でした。スフレンハイムに着いた時は青空だったのに、昼ご飯を食べている時にみぞれが降ったり、午後からお天気は下り坂。

 

そして、ふと空を見上げるとコウノトリが飛んでいたので、近くの巣に降りたところを激写!

ここで、雨が降って来たので車にもどり、スフレンハイムでもらった地図を頼りに陶器のお店を探しました。近くにあった1軒は”廃業”と出ていたので、車で行ける場所へ移動することにしました。

 

18 世紀の美しい木骨造りの家が並んでいます。

 

ポッタリーをついに発見。

 

スフレンハイムの陶器は、ザワークラウトなどを調理するために使用されたり、クグロフ型も有名な、非常にカラフルな陶器ですが、ベッチドルフの陶器は常に灰色で、青色の装飾が施されています。ドイツ発祥の16世紀の古い技術が受け継がれ、釉薬に塩が含まれるのも特徴だとか。この色合い、ドイツでも見ますし、日本でも見かける気がします。

 

Poterie Fortuné Schmitter

 

Ouvert=Open だと相方君が少しあるフランス語知識で教えてくれました。指差し

 

ショップはこちらの模様。

 

 

 

車で15分走っただけなのに、ここまでテイストの違う陶器だとは思いませんでした。

華やかな柄に目を引かれて下の方まで見てなかったんですが、写真を見て、ザワークラウトの容器があるのを発見!気になる~凝視

 

スフレンハイムの陶器は厚みがあってどっしりしていましたが、こちらは薄手で繊細な感じです。ネットでベッチドルフの陶器の写真を見た時は少し寂しいような感じがして、そこはで興味はなかったんですが、実際に見たらとても素晴らしかったです。

 

大まかに言って、スフレンハイムは、煮る、焼くの調理用で、ベッチドルフは保存用の容器とのことです。昔ながらのアルザスの家庭では、油、塩、ラード、卵などの食品を保存するためのベッチドルフの容器を持っていたとか。

 

我が家にやって来たマグカップ。

スフレンハイムで買ったマグカップの2倍ほどのお値段でした驚き

 

⑤Poterie Fortuné Schmitter

 

 


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