マドンナ
コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア

昨日、いや、この時間だと一昨日ですが、以前こちらでも書きました MADONNAの東京公演第1日目に行って来ました!

MADONNAはずっと行きたかったライブだったので、やっと夢が叶いました。

考えてみれば、私は洋楽の女性アーティストのコンサートって初なんですよ(自分でもびっくり!)。
来日公演が決まったら絶対行くって言うバンドやアーティストって、男性ばかりでしたし。

しかも、ロック以外の洋楽アーティストも初めてでした。
それに気付いたのは、公演が開始してから。
公演に向かう時に、そういえば、東京ドームに来たのは、TMNのファイナルライブ以来かも。。。と感慨にふけっていたのですが、公演が開始して、足下が揺れ始めた時に、ん??と考えたのです。
この何だか懐かしいみたいな、帰って来たなーみたいな感じ、この感じはなんだろう?
と・・・。
そして、は!!と気付いたのは、昔のTMNがこんな感じだったこと。
そう、あの東京ドーム公演以来、再度こうやってドームに戻って来るまで、ロック系ばかり聞いていたんですね。
その割に、MADONNAのアルバムは、抵抗なく聞けていたのは、それでだったんですね。
妙に納得しました。

そして、肝心の内容については、一言で言うと

That's SHOW!!

という感じでした。

構成も緻密に練られているし(そのため、アンコールはなく、最後に、「Have you confessed?」の文字が出て終演でした。)、セットや背景に流れる画像、ゴルチェがデザインした衣装など、細部に渡って心を砕いて製作されていました。
最初から最後までずっと目の離せないショーでした。

そして、特筆すべきなのは、年齢を感じさせないMADONNAの動きと歌唱力。
彼女はまさにエンターテイナーでした!
動きの1つ1つをどのように見せるか、どうやったら観客を魅了することができるのか、計算されつくした洗練されたダンスやパフォーマンス。
私はスタンドの2階席(幸い前の方ではありましたが。)だったのですが、それにもかかわらず、肉眼で彼女のパフォーマンスを堪能することができました。
たった1人のパフォーマンスであんなに広いドームという場所で、遠い2階席からでも引きつけられるような大きなパフォーマンスを行うことができる、それがMADONNAだったんですね。

彼女が食事やエクササイズなどにストイックに打ち込む理由、それは、このステージを披露するためのものだったのか!と納得しつつ、彼女がずっと第1線で活躍してきた理由が分かった気がしました。

そして、今回のライブに行くまでは、TVや雑誌のイメージが先行しがちだったのですが、ライブに行って、本当のMADONNAの姿を見、感じることが出来ました。

MADONNNAのライブに行くという長年の夢が叶えることができて、本当に良かったと思っています。

本物、その言葉がライブの間にふと浮かんだ言葉でした。
そして、その本物を自分の目で確かめることができて、自分でも色々考えることができたし、本当に良かったと思います。

MADONNA、本当にありがとう。

また日本に来てくれるのを待っています!




さて、余韻が冷めたら、11月のDaniel Powter の予習を始めねば。。。
本当はもう一冊のムックを購入しようと思っていたのですが、表紙の写真と「『The OC』スペシャル」の大きいタイトルに惹かれ、「TVシリーズ&スターズ PART11 」を即購入してしまいました。
「The OC」は、年甲斐もなく毎週かなり楽しみにして観てしまっているドラマなので(笑)。

特集は、「The OC」の主要キャストインタビューが中心です。
特にマリッサ役のミーシャ・バートンはロング・インタビューで、ライアンは2ページ、セス、サマーはそれぞれ1ページといった構成になっています。

その他のラインナップは、これまたお気に入りの「HOUSE」の他、「24 シーズン5」、「LOST シーズン2」、「ミディアム」、CSIシリーズ(「CSI:科学捜査班」、「CSI:マイアミ」、「CSI:ニューヨーク」)などなど、そして、10月から第2シーズンがスタートする「デスパレートな妻たち2」は主演者4人のインタビューが掲載されています。

内容的にはかなり充実した内容で、読みふけってしまいました。

このシリーズは以前SATCが特集されていた「TVシリーズ&スターズEXTRA—人気シリーズのヒロインたち特集 」を購入した以来なのですが、大きい写真が多く、ヴィジュアルも楽しめました。

最近、増えて来ている海外ドラマムック。
各ムックで色々な特徴があり、やっぱりムック買いはやめられないですね。
しかし、書店で占めている割合では、未だに韓流に勝てないですが・・・。
是非今後も頑張って欲しいなあ、と思います。
このブログを開設してから9月12日で1周年を迎えましたクラッカー

これも私のブログを日々読んで下さっている皆様のおかげです。

最初は文章を書きたいという一心で始めたブログではありますが、このブログのおかげで、大好きな海外ドラマやoasisなどについて、様々な方とたくさんお話することができたり、色々と貴重な機会を与えていただいたりして、自分の幅が広がった気がします。

そして、私の記事は長文であるにもかかわらず、コメントやメールを下さり、とても嬉しく思っております。
コメントやメールを頂く度に、ブログを続けていく楽しさを実感しています。

本当にありがとうございます。

一時期に比べ、かなりマイペースな更新になっておりますが、今でもたくさん書きたい気持ちは変わりません。
1周年を機に、初心に返って書いていきたいと思っています。

これからも宜しくお願いします♪
今週水曜日、「UNITED 93 」(クリックすると音声付予告が流れます)を観て来ました。

これは、前から観たい、と思っていたのですが、なかなか観に行くことが出来なかった作品。
しかし、この作品が封切られた後、あのロンドンのテロ未遂事件が起こりました。
その時に、いつも観ている番組のコメンテイターである大谷昭宏氏が「この時期にこそ見て欲しい映画」と発言。

それでやはり観に行かなくては、という思いが強くなり、予定の調整ができた今週やっと観に行くことが出来ました。

同じく9.11のあの日を地上の救急隊員の目線から描いた「ワールド・トレード・センター 」の予告編が流れた時に、9.11後のNYにて苦悩する救急隊員たちを描いたドラマ「レスキュー・ミー 」とかぶり、あの日、そして、その後の世界がつながって不覚にも涙してしまい、自分でも驚きましたが、その後本編の上映がスタート。

そこでまた違う驚きを発見。
この映画、あの「ノッティングヒルの恋人」、「ラヴ・アクチュアリー」、「ブリジット・ジョーンズの日記」で知られ、私の好きな製作会社である、WORKING TITLEの作品だったのです。
WORKING TITLEでは今までこのような作品を見たことがなかったのですが、そのクレジットを見たとき、俄然、関心が高まりました。

そして、いよいよ本編。
あの日、1機だけ目的地に辿り着かなかった理由。
その全てが、UNITED 93の乗客乗員、地上でUNITED 93に携わった管制センター及び軍の人々を通じて、あの日その瞬間に携わった人たちの衝撃と共に、丁寧にその中に収められていました。

何故「描かれていた」ではなく、「収められていた」なのか?
それは、この作品があの日のUNITED 93の乗客乗員が、自分たちはもう助からないかもしれない、しかし、そんな自分たちに出来ることは何なのか?
それは、このUNITED 93だけはテロを阻止し、自分たちの国であるアメリカを守ること。
そう決心した乗客乗員が団結し、テロリストに立ち向かう様子を、可能な限り忠実に記録している、そう感じたからです。

映画を観ている間、私は、激しく上下左右する飛行機にいた乗客の1人になったかように、最後の最後まで希望を捨てずに画面の外から戦っていました。
そして、墜落の瞬間、ふっと見える暗闇。
その瞬間に味わった奇妙な喪失感。
まるで自分もそこに堕ちたような感覚に襲われました。

そして、その後、辺りを見回してみると、エンディングロールの最後までほとんど席を立つ人はいませんでした。
さらに、エンディングロールが終わった後も、いつも聞こえる映画館を出る人々の話し声が、この映画では聞かれませんでした。
そんな映画館は、私の中ではほとんど経験がありませんでした。
他の観客も私と同じように画面の外から乗客になって一緒に戦っていたのかもしれません。

その後、家に帰って来て、パンフレットを読んで、そんな衝撃を与えた理由の1つが分かりました。
この作品の製作には、遺族とあの日その瞬間にその場を経験した人たちが深く関わっているのです。
乗客乗務員を演じるキャストとその遺族が連絡を取り合う等して、その乗客乗務員を一人一人フィルムに残そうとし、あの日その瞬間を経験した人々は、自分たちが自ら出演してあの日の記憶を作品に止めました。
だから、無名の俳優をキャスティングし、「As Himself」がエンディングロールに並んだことで、その記録を鮮明なものとなり、真実の持つ力によって、あのような衝撃を受けたのでした。

あの日のUNITED 93がどのように戦ったかを後世に伝えるために記録する、それがこの映画の目的であり、結果、その目的を十分くらい果たしたのが、この映画だと思います。

「テロリストに屈しない」
これは、あの日以降のアメリカの信念になりました。
それをあの日あの瞬間に実行に移していたのは、まさしくUNITED 93の乗客乗務員の方々だったのです。


9.11のあの日、私は帰宅してつけた自分の部屋のテレビで、その事実を知りました。
晴れ渡った青空に、穴の空いたワールド・トレード・センター。
最初は映画が流れているのだと思いました。
しかし、流れてくる音声は、それが現実の世界で、たった今、NYで起こっている出来事だと伝えていました。
信じられませんでした。
しかし、それを現実だと受け入れたとき、強い悲壮感が私を襲いました。
とても強い悲壮感が。。。

その後も、ニュースは、1台、さらにもう1台、そして、ワシントンでも1台、次々と建物を直撃したことを伝えていましたが、その中で1台は建物に直撃することなく墜落したことも伝えました。

どうしてこの1台だけが?、そう疑問に思ったことを今でも覚えています。

それがこのUNITED 93であったこと、そして、その中で何が起こっていたか?、それを知ったのは、ずっと後のことでした。

そして、正確に知り得ることができたのは、この作品だと思います。

9.11以降、次の標的は日本ではないか、という噂を何度も耳にし、その度、恐怖感を覚えていましたが、この作品を見て、テロに対して恐怖という言葉では表現できない思いも抱きました。

しかしながら、それと同時に、最後の最後まで精一杯生きようとした人々の強さの方が、心の深いところに響きました。

自分にそんな強さはあるだろうか?
精一杯生きられるだろうか?
とても考えさせられる作品でした。

皆様はいかがですか?
昨日申し上げました通り、第58回エミー賞が発表になりました。
受賞結果はこちら↓
http://cinematoday.jp/page/N0008963
http://axn.co.jp/emmy58/nomination.html

今まで何度となくノミネートされていたにもかかわらず、エミー賞を受賞できていなかった「24 TWENTY FOUR」が最優秀ドラマを受賞。
そして、主演男優賞は、同じく「24」からジャック役のキーファー・サザーランドが受賞しました!!

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
24 -TWENTY FOUR- シーズン5 DVDコレクターズ・ボックス

今年放送された「24」シーズン5は、今までのシーズンの中でも最高傑作といわれているもの。
前評判としては、「グレイズ・アナトミー」(日本ではWOWOWにてシーズン2が10月より放送予定)が受賞するのでは?という声も多かったのですが、その予想を見事に跳ね返し、「24」が受賞となりました。

個人的には、「HOUSE 」が受賞出来ずに残念だったのですが、「HOUSE」はまだまだこれからがありますからね!
今後に期待です♪

そして、最優秀コメディには、
  「The Office」が受賞!
こちらは、イギリスのBBCで放送されていた人気コメディ番組「The Office」のリメイク版です。
日本では、イギリス版は放送され、DVDも発売されておりますが、アメリカ版はまだなので、この受賞によって、日本でもアメリカ版が放送されるかもしれません。

↓こちらはイギリス版。かなりシュールで私は大好きです。
アミューズソフトエンタテインメント
The Office BOX

グランドフィナーレを迎えて今年のエミー賞でも注目だった「ウィル&グレイス 」はカレン役のメーガン・ムラリーが助演女優賞を受賞しました!
しかし、主演女優賞、助演男優賞は逃してしまいました。。。

さらに、「マルコム in the Middle 」のジェーン・カズマレックも主演女優賞を逃してしまいました。
今年、「マルコム in the Middle」も最終回を迎えてしまったため、残念です。。。

今年のエミー賞は、フィナーレを飾った番組が多くノミネートされていたのですが、それらの作品が数多く受賞するということはありませんでした。
去年は、「Hey! レイモンド」が数多くの賞を受賞して、有終の美を飾ったという感じだったので、それはちょっと残念です。

しかしながら、これから続いていく番組が受賞したということは、今アメリカで製作されている番組のクオリティが高いということでもあると思いますので、今後もこれらの番組が楽しませてくれるということですからね。
海外ドラマがこれからも目が離せないということを証明してくれたような気もします。

授賞式の模様は、日本では9月10日(日)20時からAXNにてダイジェスト版が放送 されます。
例年、プレゼンターの豪華さもさることながら、演出も「さすがテレビ界のアカデミー賞!」と思えるエンターテインメント性の高い内容になっているので、よろしければ是非ご覧下さい。

前日の9月9日(土)には、Super! Drama TV にて、「アメリカン・アイドル」のライアン・シークレットが司会を務めるエミー賞レッドカーペット・スペシャル、続いてファッションポリス・エミー賞が放送となります。
さっきちらっとレッドカーペットの写真を見たのですが、今年も豪華だったみたいなので楽しみです。