先ほどから2回連続で不手際により記事を消してしまいました。。。
しかも、2回目はかなり長文を書いて、プレビューをしたところ、1カ所直したい箇所が見つかったため、それを直そうとしたら消えてしまいました。。。
あと1歩だったのに。。。

と、いうことで短い版を(笑)。
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とうとう、本日早朝(アメリカ現地時間では、27日(日)19時)から第58回エミー賞が発表となります。

今年のノミネートはこちら♪
http://axn.co.jp/emmy58/nomination.html

私のお勧め、お気に入りドラマ『Boston Legal 』、『HOUSE 』も見事ノミネートされています!!

両方とも主演男優賞にノミネートされていないのは、不思議ですが。。。
(『Boston Legal』のジェームス・スペイダーは2年連続この役で主演男優賞を受賞しているし、『HOUSE』のヒュー・ローリーの演技は卓越しており、素晴らしいと思いますし。)

そして、コメディ部門では、グランドフィナーレを迎えた『ウィル&グレイス』の主要キャスト3人が主演女優賞/助演男優賞/助演女優賞にノミネート。
そして、私の大好きなコメディ『マルコム in the Middle』からは、強力ママ:ルイス役のジェーン・カズマエックがノミネート。

両方とも今年が受賞できる最後のチャンスなので、頑張って欲しいところです。

さて、どのドラマが受賞するのでしょうか??
楽しみですね!

しかし、日本では去年は生中継があったのに、今年は生中継がないのです(泣)。
ネットでチェックするしかないですね。


ちなみに、以前「海外ドラマ入門」の記事で書いた『The Practice』 は第50回及び第51回の2年連続で作品賞を受賞しています。
2年連続で受賞するのは難しいことだと思うのですが、さすが『The Practice』です!!
皆様、本当にご無沙汰してしまっていて申し訳ございませんでした!!
コールドプレイのライブの後、夏風邪を引き、体調不良が続いていて、なかなか記事が書けませんでした。。。
海外ドラマは相変わらず見ていたんですけど、それもやっとな感じだったので、今回はちょっとひどかったです。
海外ドラマがどれだけ見られるか?で具合の悪さを計っているあたりがどうかと思いますが(笑)。

これからマイペースでアップしていきますので、今後ともよろしくお願いします。

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と、そんな中ではあったのですが、これだけ体調不良が続くと気分を変えたいなあと思い、夏休みは、何となくオーストラリアかイギリスに行けるといいなあ、と思っていたんですが。。。

「ロンドンで航空機爆破テロ未遂 21人を逮捕」


今回は未然に防げたものの、空中で爆発させる予定だったなんて聞いたら、本当に恐ろしくなります。
無関係の人々の命をターゲットにするなんて、信じられません!

ヒースローも大混乱らしいですが、ガトウィックも混乱し、欧州からの便も欠航になっているのが多いようですね。

イギリス本国だけではなく、ヨーロッパ、そしてオーストラリアにも影響が出ているらしいです。

考えてみれば、この間ロンドンに行ったときは、9.11の数日後でした。
いつもイギリスに行くのにBritish Airways(以下「BA 」といいます)を利用しているのですが(最初にイギリスに行ったのがBAだったので、BAに乗ると安心するのです。。。)、BAは特に警戒態勢が厳しく、イギリスに着いてもロンドンの地下鉄でも警戒していたのを覚えています。

そのときは、スコットランドからロンドンへレンタカーで旅をしました。
ヒースローからガトウィックに行き、日本人のほとんどいない飛行機に初めて乗って、到着したスコットランド。

ここで、あるアメリカ人の老夫婦にお会いしました。
テロの影響で足止めになって帰れなくなってしまったとのことでしたが、だからといって後ろ向きになるわけではなく、帰れないなら旅を楽しむことにしたわ、と明るく話す奥様。
その後の朝食で、老夫婦が長くお祈りをされていたのを今でも鮮明に覚えています。

そんなイギリスがまたテロの渦に巻き込まれています。
狙われたのは、アメリカ行きの便。
しかし、アメリカ行きだけではなく、日本を始めとする他の国々へ行く便がターゲットになった可能性も多々あります。

日本にいると、そういう危機感を忘れがちですし、私自身がそういう危機に直面したとき、パニックを起こしてしまうかもしれません。

しかし、どんな時であっても前を向いていたあの時の老夫婦のように、自分も怖がるだけではなく、危機に対峙し、それを乗り越えられるような強い精神の持ち主になれるようになりたいと思いました。
Coldplayワールドツアー最終日


昨日は、武道館で行われたColdplayのライブに行って来ました!
日本で単独公演は初、しかも、去年から始まっていたTWISTED LOGIC TOURのワールドツアー最終日という貴重なライブでした。

行く前にはCDで予習をしていったのですが、やはりoasisのリアムの言葉が影響を及ぼしているのか(笑)、そんなに激しい感じも受けず、心地良い感じに夢の中に入ってしまうことが多かったので、ちょっと不安だったのですが、パフォーマンスが始まった途端、そんな不安は吹き飛びました!

1曲目は演出的にはBrit Awardsと同じだったように思うのですが、パフォーマンスはテレビで見るより迫力が全然違いました!

その後は、もう引きつけられっぱなし!!
あー、これがグラミーを手にしたアーティストのライブなんだ!と見せつけられました。

ヴォーカルのクリスは、日本語で一生懸命話そうと努力して、「もっと日本語はなせたらなあ」なんて日本語で言ってくれるし、日本語で話せないところは、英語でごめんね、みたいなことを言ってくれるし、良い人だなー・・・と実感。

しかも、この4人、めちゃくちゃ仲が良いんですね!
アコースティックのコーナーを挟んだのですが(ここでカントリーを披露しちゃうあたりも、アメリカ人の人気を射止めた原因なんだろうなあ、と個人的には思いました。)、そのときも4人はくっついて歌ってたし、途中も楽しそうに絡んでるし、最後、終演のときに4人で客席に挨拶してくれた後、「このツアー、やりきったね!」という感じで、皆でたたえ合っている感じだったし。
oasisでは普段見られない光景なので(笑)、感動してしまいました。

席もアリーナの前から8列目という良い席だったので、細かいところまでばっちり見ることができました!(クリスの衣装の袖のあたりが何故か破けているのなども(笑)。)

最初は動かないoasisに慣れてしまっているので、マイクの位置とか気になっていたんですけど、Coldplayにはそんな心配は無用でした!

クリスはピアノにまでぽたぽた落ちるほどの大量の汗をかいて一生懸命に歌ってくれたり、ステージを下りてアリーナの後方でパフォーマンスをしてくれるほど。
メンバー皆がステージを縦横無尽に動き回りつつも1階席や2階席のファンのことも気遣ってパフォーマンスをしてくれていました。
ファンを大事に思ってくれているのがこちらにも伝わってきました。

CDを聞いているだけではそこまで感情を揺さぶられなかったのですが、昨日のライブを見て、印象がかなり変わりました。

Coldplayは、ライブも見るべきバンドだったんですね!
昨日のライブは久々にあっという間という感じを受けたほど夢中になったライブでした。
今まではoasisの弟リアムに近い感じだったのですが、昨日から一気に兄ノエルと同意見になりました(ノエルはColdplayのこと好きなんですよ)。

それに、グラミーを獲得して今一番のっている時期に彼らのライブをあの近さで見られたのは、本当に貴重だったと思います。

今度来日するときにあんなに近くで見られることはないかもしれません。

しかし、また来日してくれた際には必ず見に行こうと思います♪


ただ一点、全く音楽とは関係なく残念だったのは、会場に来ていたクリスの奥様:グウィネス・パルトロウが見えなかったこと。
一緒に行った相方はよく見えたらしいのですが、私はチビなので、飛び跳ねても全く見えませんでした、、、。
昨日一番の跳躍をしたのに。。。
一目見たかったです・・・。
DEAD ZONE


今日は、午後からパラマウント本社の社内試写室へ行って参りました。
今まで大きな会場の試写会はあったけれど、今回は10人程度。
しかも社内試写室なんて、海外ドラマの仕事に携わりたい私にとっては憧れ!
そんな貴重な試写会にご招待いただいて、とても嬉しく出かけて参りました。

内容は、7月21日からレンタル開始になる『デッド・ゾーン 』の第1話鑑賞及び感想などを話し合う座談会。

『デッド・ゾーン 』は、AXNのCMを見ていて気になっていたのですが、なかなか見る機会がなかったので、今日きちんと鑑賞することができました。

『デッド・ゾーン』は、スティーブン・キング原作の小説が原作となっているドラマで全米では現在第5シーズンの放送が決定している人気ドラマです。

主人公は、高校教師のジョニー・スミス(アンソニー・マイケル・ホール)。
彼は幼なじみのサラと婚約をし、幸せな日々を過ごしていたのですが、ある日交通事故に遭い、昏睡状態に陥ってしまいます。
その後6年、彼は昏睡状態のまま過ごします。
しかし、回復の見込みがないと言われていたにもかかわらず、ようやく眠りから覚めたジョニー。
さらに、そのとき彼には、脳の使われていない領域、通称「デッド・ゾーン」を使える不思議な能力が備わっていたのです。
その能力とは、人に触れることでその人の過去/現在/未来が見えてしまうというもの。
その能力のおかげで、彼は様々な事件を目撃し、時にはその人に手を差し伸べることとなります。

今回鑑賞した第1話は交通事故の前から6年間の昏睡を得て目覚め、主治医の死んだと思われていた母親との再会を手伝ったり、ナースを連続殺人犯から守ったりするところで終わりました。
しかし、婚約者であったサラは、すでに別の人と結婚していたり、母親は他界していたりと、プライベートではいろいろありそうで、続きがとても気になりました。

他の試写会では怖い!という声もあったそうですが、私は『CSI』などで慣れてしまっているのか怖いとは思いませんでした。

雰囲気としては、『TRU CALLING』や『ミディアム』に近いかもしれません。
特に、『ミディアム』と同じく、この原作にはモデルになった人物が実際にいたそうなので、それを考えると『ミディアム』に近いのかもしれませんね。

ただ、サスペンス系とはいえ、怖いというより、人物描写が細かく描かれているので、サスペンスとヒューマンドラマをうまく組み合わせて作られているドラマだと感じました。
これは思ったよりツボに入ってしまったので、見てしまうと思います。

そして、座談会では、様々なブロガーの方たちが集まって意見交換。
海外ドラマのブログを書かれている方が多いのかな?と思っていたのですが、そうでもなく、様々な分野のブログを書かれている方のようで、新鮮でした。
色々な角度で海外ドラマを見るというのも面白いですね。

また、今回の『デッド・ゾーン』は試写を社内で行ったのも初めてだし、ブロガーの方たちと話す場を設けたのも初めて、という初めてづくしの企画だったのですが、さらにレンタルDVDのパッケージも初めての試みだそうで、3Dになっているのです。
ドラマの世界をパッケージから再現できるようになっているんですよ。
これも楽しい心遣いだなあ、と感じました。

そして、更にお土産でいただいたのがこれ↓


Newsweek ドラマ


これ、実は明日発売なのですが、一足先にいただけました!
新聞でこのNewsweekの記事を読んだ時から本屋さんに買いにいこうと思っていたので、嬉しいサプライズプレゼントでした。

今まで月刊誌にDVDをつけたり、カロリーメイトに『24』のDVDがついたりというのはありましたが、週刊誌にDVD付録がついたのは初めてだそうです。
しかも、あの「Newsweek」ですよ!
それが丸ごと海外ドラマっていうだけでも嬉しいのに(しかも通常版のNewsweekなのにですよ!)、DVDのおまけ付きなんて!
ちなみに、このDVDには『デッド・ゾーン』と『4400』はシーズン1エピソード1が丸ごと収録されている他、『デッド・ゾーン』と『4400』のシーズン2紹介映像、『スター・トレック』TVシリーズトレーラーも収録されています。

早速、帰りの電車の中で熟読したのは言うまでもありません。

こんなに初めてづくしの試写会に参加できて、さらに良いドラマにもまた巡り合えて本当に今日は楽しかったです。

パラマウントの方々、広告代理店の方々、細かい気配りをいただいて、ありがとうございました♪
またこういう機会があったら、是非参加したい、と思いました。

肝心の『デッド・ゾーン』のほうは、現在、AXNで現在第2シーズンが放送中なので、見たいのはやまやまなのですが、シーズン1をDVDで見てからじっくり楽しみたいと思います。

レンタルは、7月21日(金曜日)から開始で、シーズン1コンプリートBOXは今秋リリース予定だそうです。

<2006/8/22 追記>
シーズン1コンプリートBOXの発売日が決定しました。
発売予定日は2006/09/22だそうです。

パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
デッド・ゾーン シーズン1 コンプリートBOX

先週土曜日から始まった『コールドケース』の第2シリーズ『コールドケース2 』。
第2シリーズの第1話は、第1シーズンの第1話(以後、「1-1話」と言う)で、主人公:リリー・ラッシュがまだ迷宮入り事件を扱う担当ではなく、通常の殺人事件を扱っていたときに途中まで担当だった事件だった。

ということで、今日再度1-1話と今回のエピソードを連続で鑑賞した。

1-1話の冒頭が今回のエピソードとなる事件。
バッドランズと呼ばれるアフリカ系アメリカ人が住む地域でチキン・リブ・レストランを営んでいたデラとトムのリンカーン夫妻、そして従業員の少年デレク。
地域の若者たちや救済が必要な人たちに手を差し伸べていたデラとトムの店は常に満員だった。
しかし、ある日、3人は残忍な殺され方をしてしまう。
この事件の捜査を担当したのが、リリーと同僚のヴェラ。
しかし、リリーが途中から未解決事件の担当となったため、捜査はヴェラが引き継ぐ。

ここまでが、1-1話で明かされる事件概要。

今回のエピソードはこの事件の予備審問で幕を開ける。
1年経ち、犯人が逮捕され、予備審問が行われている法廷にリリーと同僚で殺されたデラとトムの旧友でもあった同僚のジェフリーズが行くと、ヴェラが証言をしている最中だった。
しかし、ここで逮捕した犯人が10キロ離れた別の店で強盗をしていた証拠が弁護側から提示されたことで、誤認逮捕であったことが発覚。
事件は再調査することとなる。

地域の中心だった店が1軒なくなってしまったせいで、すっかりすさんでしまったバッドランズ。

なかでも、ギャングたちの力関係も変わり、デレクの親友だったジョエルが仕切るようになっているのは忍びなかった。
デレクとジョエルだけはその環境から抜け出そう、と真面目に2人で考えていたのに。

さらに、ジョエルは、再捜査のさなか、殺人事件を起こしてしまう。
そんなジョエルに、自分もデレクのような親友と救い出してくれた恩人がいたから、こうして生きているのだ、犯罪は悪の限りを尽くした終点だと諭す同じバッドランズ出身のジェフリーズ。
今のジョエルにとって、かつてのデラのような存在がジェフリーズなのだ。
ジョエルもジェフリーズの言葉に心を動かされたようだったし、これからまたやり直してくれることと信じたい。

そして、他にもデラがずっと気にかけていた彼氏からDVを受けていたウェイトレスのタイラー、そして、精神的に不安定なウエイターのフランク。
タイラーは相変わらずDVを受けていた彼氏と一緒だし、フランクはホームレスになってしまっていた。

デラとトムの存在は、この地域には大きな存在であったことを改めて気付かされる。

そんな中、1人更生していたのは、デレクの兄トレー。
薬物依存症であったが、更生施設に入り、そこで勧められ入隊。
かつての姿が別人のようになっていた。

周囲の人のすさみように比べ、弟を失ったのに、1人更生し、冷静なのはなぜ?と思って見ていたのだが、その理由が発覚。

彼が真犯人だったのだ。

彼の薬物依存がひどかったため、デラはデレクを更生するまで預かることとし、兄トレーには更生するまで戻らないように伝えたにもかかわらず、お金が欲しかったがために、デラとトムの店に再度戻って来たトレー。
お金を盗もうとしたのを弟デレクに止められ、その騒動を聞きつけたトムを撃ち、さらにデラを銃撃。
弟に彼らをトイレに運ぶのを手伝わさせるが、デレクは助けを呼ぶ、と兄に訴える。
しかし、兄は自分の保身のため、それを許さない。
その時点でデラの息がまだあったため、デレクは彼らは家族なのに、といったことでトレーの感情を逆撫でしてしまう。
「おまえの家族は俺だ!」
そう言うと、兄のことを大好きなのに、と訴える弟を射殺する。

大好きだと目の前で涙ながらに訴える弟を混乱していたからとはいえ、射殺するなんて、そんなことどうしてできるのだろうか?
しかも、それを自分から償おうとせず、逮捕されるまで自分の人生を生きようとしていたとは、どうしても私には理解出来ない。
さらに、デラも、デレクのことを更生させようとしてくれていた。
自分を救ってくれようとしていた人をどうして手にかけることができるのだろう。

昨今日本で起こっている事件のことを考えても、親子関係がうまくいかなかったり、地域社会が昔のように機能していないことによって引き起こされる事件が多い。
特に今回は、今回はデラとトムの店があったときと失った後を見ることができ、改めて地域社会の重要性を考えさせられるエピソードだった。

しかし、それで物語は終わらない。
最後にはまた地域社会に一筋の光が差す。

トムとデラの一人娘ノーラは、事件当時、大学院に通っている優秀な子だった。
彼女は再調査が開始されたことから事件のあと初めて店に入り、事件当時そのままの大量の血痕など生々しい傷跡を見てしまい、店を売りに出すことにしていた。
しかし、事件が解決した後、彼女は店を開き、当時のウェイターだったフランクも呼び戻す。
盛況の店内を訪れるリリーとジェフリーズ。
ジェフリーズにはトムとデラが笑いかけ、リリーはデレクの姿を見る。
この店はきっとかつて両親と同じように、ノーラがこの地域の心臓部分にしてくれることだろう、そんな風に温かくなれるラストだった。

今回は2003年と比較的新しい事件だったコールドケース。
注目の音楽も聞き覚えのある曲が多かった。
次回はうって変わって60年前の事件のようだ。
どんな曲が聞けるのかな?
それも楽しみである。

やっと帰って来た『コールドケース2』。
毎週の楽しみがまた増えて嬉しい限りである。