『The Practice
』は、私が目標とするデビッド・E・ケリー
(『アリーmy Love』(原題:『Ally McBeal
』)のクリエイター)のドラマ。
彼はクリエイターであるにもかかわらず、自らが制作に関わるドラマでは脚本も手がけている。
彼が私の目標となるべく方になったのには、このドラマの影響が大きい。
彼は、ボストンで弁護士をしていた経歴を持つ。
そんな彼がクリエイターになったのは、法廷ドラマの法律監修を務めた際、そのドラマの製作者から脚本を書いてみないか?と言われたのがきっかけ。
その後、『アリーmy Love』、『The Practice』、『Boston Public 』、『シカゴ・ホープ』、『Boston Legal 』という数々のヒット作を生み出すこととなる。
エンターテイメントロイヤーからクリエイターへ。
こういう方法もあるのか、と自分のキャリアを考えていく上で彼の生き方はとても参考になり、彼のドラマを見る度に自分の向上心をかき立てられる。
私にとって彼はそんな存在だ。
そんな彼が手がけた代表作の1つである『The Practice』。
私が海外ドラマを本格的に視聴するようになったきっかけにもなった大切なドラマである。
このドラマは、ボビー・ドネル(ディラン・マグダーモット )率いる刑事事件専門の事務所が中心のドラマである。
扱う事件は、殺人などの重罪が多く、弁論では、人権、時には国家論にまで発展する。
そして、刑事弁護士であるが故の苦悩、人間関係なども交えたヒューマンドラマの要素も含まれている。
刑事訴訟法や犯罪学が専攻だった私にとっては、合衆国憲法修正第4条とか馴染み深い法律や条項が出て来る上、アメリカの刑事事件の判例や法律を勉強することができ、さらに現在のアメリカの人権、国家の様子などを垣間見ることができる貴重なドラマである。
このドラマの見所は、なんといっても法廷シーン。
特に最終弁論は圧巻。
他の弁論もそうだが、あんな弁論が書けるようになりたい、といつも思いながら見ている。
そのためには、もっと法律の勉強しなきゃいけないのだが。。。
さらに、登場人物たちの心理描写が秀逸であるため、感情移入して鑑賞することができる。
法律論の展開もなるほどと感心することが多く、あんな法廷ドラマが書けるデビッド・E・ケリーは本当に素晴らしい!!と痛感する。
そして、彼は、ドラマに自らの主張を盛り込んでいる。
例えば、証拠を作るために、警察が容疑者を拷問するエピソードでは、警察国家であるアメリカを危惧している。
また、他のエピソードでは、言論の自由が保障されているはずにもかかわらず、フリースピークスゾーンなるものでしか批判することができず、それに逆らった被告に関する裁判もあった。
言論の自由が奪われたアメリカを嘆いて、裁判官は、量刑の重い者たちが送られるシーダーズ刑務所での8年間の実刑をその場で言い渡し、弁護士に言論の自由を取り戻す戦いを促す。
このように、デビッド・E・ケリーは、社会風刺も盛り込み、現在のアメリカの現状をドラマを通じて視聴者に訴えているのだ。
アリーのプロデューサーで有名だが、彼の真の実力はこのドラマを見て思い知ると思う。
『The Practice』は、残念ながらアメリカではシーズン8のファイナルシーズンまで放送が既に終了しており、日本でもファイナルシーズンまで放送は終了している。
ただし、この番組のファイナルシーズンであるシーズン8で登場したアラン・ショア(ジェイムス・スペイダー )を主人公にしたスピンオフ番組『Boston Legal』は、現在アメリカでも放送中であり、第3シーズンの制作も既に決定している。
日本でもFOXlifeHDで視聴可能である。
(こちらについては、以下の記事をご覧いただければ幸いである。
エピソードガイドについては順次追加予定。
→http://ameblo.jp/mimy/theme-10001296728.html )
なお、『The Practice』はDVDはアメリカでも未発売であり、日本でも発売されていない。
FOXを見始めてからこのドラマに出会ったので、途中からしか見ることが出来なかったため、1stシーズンからどうしても見たい、DVDがリリースされれば全シリーズ購入したいと思っているので、FOXにアンケートや意見を送る機会があると、DVD化や再放送をお願いしているのだが、、、。
ただ、最近はとっくに放送が終了した番組のDVDが発売されることが多く、『ダーマ&グレッグ』もやっとアメリカでDVD発売になり、日本版の発売も決定したので、『The Practice』もそういう流れで発売になってくれればと願いを抱いている。
(ちなみに、「たのみこむ」でもDVD化の要望を募っている。もちろん私は賛同済み。
過去にここからDVD発売にこぎ着けた海外ドラマもあるので、もっと賛同が集まってくれればと思っているのだが。。。
→http://www.tanomi.com/metoo/naiyou.html?kid=9111 )
なお、日本版アリーのDVDには『アリーmy Love』から始まり、『The Practice 』で解決するという構成になっている『アリーmy Love』と『The Practice 』の事務所が合同で殺人事件のエピソードがあったため、その1話のみ『The Practice』が収録されている。
このクロスエピソードは、『アリーmy Love』と『The Practice』の違いや、『The Practice』のドラマの雰囲気を知っていただくためには、お勧めである。
彼はクリエイターであるにもかかわらず、自らが制作に関わるドラマでは脚本も手がけている。
彼が私の目標となるべく方になったのには、このドラマの影響が大きい。
彼は、ボストンで弁護士をしていた経歴を持つ。
そんな彼がクリエイターになったのは、法廷ドラマの法律監修を務めた際、そのドラマの製作者から脚本を書いてみないか?と言われたのがきっかけ。
その後、『アリーmy Love』、『The Practice』、『Boston Public 』、『シカゴ・ホープ』、『Boston Legal 』という数々のヒット作を生み出すこととなる。
エンターテイメントロイヤーからクリエイターへ。
こういう方法もあるのか、と自分のキャリアを考えていく上で彼の生き方はとても参考になり、彼のドラマを見る度に自分の向上心をかき立てられる。
私にとって彼はそんな存在だ。
そんな彼が手がけた代表作の1つである『The Practice』。
私が海外ドラマを本格的に視聴するようになったきっかけにもなった大切なドラマである。
このドラマは、ボビー・ドネル(ディラン・マグダーモット )率いる刑事事件専門の事務所が中心のドラマである。
扱う事件は、殺人などの重罪が多く、弁論では、人権、時には国家論にまで発展する。
そして、刑事弁護士であるが故の苦悩、人間関係なども交えたヒューマンドラマの要素も含まれている。
刑事訴訟法や犯罪学が専攻だった私にとっては、合衆国憲法修正第4条とか馴染み深い法律や条項が出て来る上、アメリカの刑事事件の判例や法律を勉強することができ、さらに現在のアメリカの人権、国家の様子などを垣間見ることができる貴重なドラマである。
このドラマの見所は、なんといっても法廷シーン。
特に最終弁論は圧巻。
他の弁論もそうだが、あんな弁論が書けるようになりたい、といつも思いながら見ている。
そのためには、もっと法律の勉強しなきゃいけないのだが。。。
さらに、登場人物たちの心理描写が秀逸であるため、感情移入して鑑賞することができる。
法律論の展開もなるほどと感心することが多く、あんな法廷ドラマが書けるデビッド・E・ケリーは本当に素晴らしい!!と痛感する。
そして、彼は、ドラマに自らの主張を盛り込んでいる。
例えば、証拠を作るために、警察が容疑者を拷問するエピソードでは、警察国家であるアメリカを危惧している。
また、他のエピソードでは、言論の自由が保障されているはずにもかかわらず、フリースピークスゾーンなるものでしか批判することができず、それに逆らった被告に関する裁判もあった。
言論の自由が奪われたアメリカを嘆いて、裁判官は、量刑の重い者たちが送られるシーダーズ刑務所での8年間の実刑をその場で言い渡し、弁護士に言論の自由を取り戻す戦いを促す。
このように、デビッド・E・ケリーは、社会風刺も盛り込み、現在のアメリカの現状をドラマを通じて視聴者に訴えているのだ。
アリーのプロデューサーで有名だが、彼の真の実力はこのドラマを見て思い知ると思う。
『The Practice』は、残念ながらアメリカではシーズン8のファイナルシーズンまで放送が既に終了しており、日本でもファイナルシーズンまで放送は終了している。
ただし、この番組のファイナルシーズンであるシーズン8で登場したアラン・ショア(ジェイムス・スペイダー )を主人公にしたスピンオフ番組『Boston Legal』は、現在アメリカでも放送中であり、第3シーズンの制作も既に決定している。
日本でもFOXlifeHDで視聴可能である。
(こちらについては、以下の記事をご覧いただければ幸いである。
エピソードガイドについては順次追加予定。
→http://ameblo.jp/mimy/theme-10001296728.html )
なお、『The Practice』はDVDはアメリカでも未発売であり、日本でも発売されていない。
FOXを見始めてからこのドラマに出会ったので、途中からしか見ることが出来なかったため、1stシーズンからどうしても見たい、DVDがリリースされれば全シリーズ購入したいと思っているので、FOXにアンケートや意見を送る機会があると、DVD化や再放送をお願いしているのだが、、、。
ただ、最近はとっくに放送が終了した番組のDVDが発売されることが多く、『ダーマ&グレッグ』もやっとアメリカでDVD発売になり、日本版の発売も決定したので、『The Practice』もそういう流れで発売になってくれればと願いを抱いている。
(ちなみに、「たのみこむ」でもDVD化の要望を募っている。もちろん私は賛同済み。
過去にここからDVD発売にこぎ着けた海外ドラマもあるので、もっと賛同が集まってくれればと思っているのだが。。。
→http://www.tanomi.com/metoo/naiyou.html?kid=9111 )
なお、日本版アリーのDVDには『アリーmy Love』から始まり、『The Practice 』で解決するという構成になっている『アリーmy Love』と『The Practice 』の事務所が合同で殺人事件のエピソードがあったため、その1話のみ『The Practice』が収録されている。
このクロスエピソードは、『アリーmy Love』と『The Practice』の違いや、『The Practice』のドラマの雰囲気を知っていただくためには、お勧めである。
- 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- アリーmy Love ファースト・シーズン DVD-BOX