海に向かうこの坂がどこかお分かりの方はかなりの鎌倉通とお見受けいたします。
ドラマのロケにもよく使われる
この坂を下って、右手に見えるのは・・・
いつもは、学生でごった返すこの道も、今日はゆったり。
それでも、鎌倉の海を写真に残そうと立派な望遠レンズのついたカメラを構える人も数人。
聞こえてくる会話は、外国語。
そういえば、ここに向かう途中の江ノ電の中は、
鎌倉巡りの中学生がいっぱい。
無関心を装いながら、彼らの会話を聞いていると
まさに、今時の子。
鎌倉高校前駅で降りようと席を立った時、日傘を落としてしまった私。
隣の中学生の男子がそれをすかさず拾い上げ、私に渡してくれた。
「どうもありがとう」お礼を言うと、彼は恥ずかしげに笑った。
きっと、彼は親にはこんな笑顔を見せないんだろうな。
彼のご両親にこの今の笑顔を見せてあげたい。
そういえば、藤沢から鎌倉に向かう途中、
民家を通り過ぎて不意に現れたこの風景に彼らは
わ~、と歓声を上げた。
それは決して迷惑な歓声ではなく、
若い感受性の素直な表れであり、
湘南の海への憧憬であったように感じた。
降り立った駅のホームから彼らを見送りながら
心の中でつぶやいた
「ワルサ、するなよっ!」
一仕事!?終えた私は、このあと、湘南のお料理教室ルセットへ♪
そちらのレポートは次回ね♡