私が毎年挑戦している、
コピーライターの登竜門コンペ「宣伝会議賞」。
昨年の宣伝会議賞の、
ソニーミュージックエンターテイメントの課題、
YOASOBIの『大正浪漫』
その感動と魅力を表現するキャッチフレーズ
という課題がありました。
私もそこに応募しておりました。
そしてなんと!光栄なことに、
タイトルのプロジェクト
こちらに私のキャッチコピーも
掲載していただけました!
ってここどこだよ?!ですよね。
ここは東京メトロ銀座線
しかも約90年前の東京メトロ銀座線を再現した、
「銀座線1000系特別仕様車」の車両内。
めちゃくちゃレトロかわいいですよね!
でもこの電車、超レア運行なんです‥‥。
乗れたらラッキー?銀座線には5%の確率でしか出会えないレア車両がある
始発の渋谷駅で待ち続けて11本目‥‥
こんなに電車の到着を
待ち望んだことはありませんでした。笑
でも待って待って待ちわびた銀座線。
一歩足を踏み入れると‥‥
思わず泣いてしまいました‥‥。
もうエモさが充満していました。
昨年の同じ時期に
みんなでYOASOBIの
「大正浪漫」の曲を聴き、
「大正浪漫」の小説を読み、
ひたすら想って想って
生まれてきた言葉たち。
そのひとつひとつの熱量がすごくて
思わず胸にこみ上げてきました。
電車の車内広告がすべて「文字」って
考えてみるとすごいことですよね。
デジタルがあたりまえのこの時代に
アナログでレトロで手触りのあるこの企画。
まるで大正時代にタイムトリップしたような
なんとも不思議心地よい時間を堪能しました。
この曲の原作である小説「大正浪漫」は
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本当は行かないつもりだったのです。
だって今の母を置いて気軽には出かけられない。
でも何より背中を押してくれたのは母。
母:「お姉ちゃんが行かないなら、私が行く!」
私:「いやいや!あなた!
ご近所だって出かけたら倒れちゃうでしょう!」
母:「だってこんな経験、一生に一度でしょ!
私だったら絶対に行く!
やっぱり生で見なきゃ!感じなきゃ!
一生後悔するわよ!
私絶対に見たいの!行く!」
私:「よーし!だったら私が見てくる!
一人でちゃんと見てくるから!」
というやりとりがありまして‥‥。
でも結果行って本当に良かった!
今は私に時間をくれた母に感謝しています。
ダブルケアで辛かった夏の終わりに
思いがけず飛び込んできた
最高の私へのご褒美になりました。
この数年コロナ禍や親の介護や看取り、
本当に余裕がない日々の中で、
やっぱりクリエイティブの情熱だけは
心の炎だけは消えさせたくないと
もがきながら投稿し続けました。
諦めが悪いのも才能のうち。
そんな言葉を心のお守りに。
さて今年も始まりました。
第60回宣伝会議賞。
大人の学園祭みたいだなぁと思う今日この頃。
まだまだ続くダブルケアの中で、
今年は楽しみながら参加したいなぁと思います。
大好き!宣伝会議賞!