あなたにとっての「音楽」とは、
一体どういうものでしょうか?
きっと人それぞれの、音楽に対する、
思い入れがあることでしょう。
今でこそ音楽は、
「エンターテインメント」として、
「娯楽」のイメージが強いと思います。
ですがその昔、古代エジプト人は、
音楽を「魂の医者」と、
言い換えていました。
そして古代ギリシャ哲学者は、
楽器の音色が楽曲は、
人間の情緒や魂に、
興奮や陶酔、
平静や安定をもたらし、
心身の調和を、
取り戻すことができる。
そう言っていました。
ちなみにこちらはアポロン。
太陽神で、
医術と音楽の神と言われています。
そう、音楽は立派な、
「治療法」とされていたのです。
音楽には人を癒したり、
元気を与えたりという、
不思議な力がある、
とは私も思っていました。
でもそれはちゃーんと、
科学的に証明されているんだよ。
そう教えてくださった方がいました。
そして「音楽心理学」というものに、
すっかり魅了されて3年。
そして受けてきたこの講座。
先生はやさしくこう言いました。
「音楽療法士」は、
治療を行うもの。
だから知識の無い人が行うと危険。
そこはちゃんと、
理解しておいてね、と。
私は音大を出ていませんし、
音楽療法士の資格も持っていません。
なので残念ながら、
「音楽療法」を、
第三者に行うことはできません。
行えるのは、
今まで行っていた、
「音楽ワークショップ」で、
音楽を使用した、
楽しいコミュニュケーション方法を、
みなさんにお伝えすることくらい。
でも私には、
知的最重度のあーちゃんと、
身体障害最重度の義父がいます。
その二人にいつも行っている
「毎日が音楽実験室」のような生活。
そしてここから生まれる、
感動と奇跡の物語。
もし同じような経験を、
されていらっしゃる方が、
いらっしゃるのならば
是非「音楽心理学」を生かして、
毎日をハッピーにしてほしい‥‥
そんな願いを込めて、
これから綴っていきたい‥‥
そう思っています。