金山の後は北沢地区へ。
こちらで金の精製が行われていましたが、現在は廃墟になっています。
北沢地区施設群
相川の北沢地区には発電所やシックナーなど鉱山の近代化に貢献した施設群(国の史跡)が密集しています。もともとは銅の製造過程で行われていた技術であった浮遊選鉱法を金銀の採取に応用し、日本で初めて実用化に成功したものです。戦時下の大増産計画によって大規模な設備投資がされ、1ヶ月で50,000トン以上の鉱石を処理できることから「東洋一」とうたわれました。
ラピュタの舞台に似ていて、写真映えするので若者には金山より人気があるみたいです
当時の写真や説明も設置してあります↓
50mシックナー
泥鉱から水分を抜いて濃縮していた機械。
鋳造工場跡
金山の機械工場の部品を作っていたそう。
北沢地区の見学の前に受付していたカフェから電話がきたのでランチタイム
私は道遊の割戸をイメージしたカレーに
ちなみに主人はハンバーグ、息子はボロネーゼパスタ
このカフェもラピュタを意識した小物に溢れていました
食後は北沢窯でお買い物。
こちらの窯で造られているものは無名異焼です。
(佐渡金銀山中から産出する酸化鉄を含む鉱物を無名異といい、それを高音で焼成したもの)
鉄を含んでいるので、飲み物がまろやかになるそう
蕎麦猪口に良いサイズを買いましたが、ビールを飲んでも良いかも
食後はホテルのチェックインの時間まで佐渡島の上の部分をドライブ
夫婦岩
「古事記」の国生み神話に由来するとされる大きな二つの岩。向かって右が夫の岩で高さ22.6m、左側が妻の岩で高さが23.1m。七浦海岸の波を受けて寄り添うように立ち、縁結びのご利益も期待されます。国生み神話の伝説として佐渡に伝わる「猫岩」「帆かけ岩」など周辺には岩礁が散在し、自然の造形美を楽しむことができます。
大間港
明治25年(1892年)、コンクリート工法以前の石灰等を用いた「たたき工法」により完成した港で、鉱石の搬出や石炭などの鉱山の資材搬入に使われました。現在も石積護岸やトラス橋、ローダー橋脚、クレーン台座が残されています。
尖閣湾揚島遊園
姫津から北狄まで約3㎞の海岸に広がる5つの小湾の総称。ノルウェーの「ハルダンゲル・フィヨルド」の峡尖美に似ていることから、尖閣湾と名付けられました。30m級の尖塔状の断崖が連なる景観が訪れる人々を圧倒します。一帯は海中公園となっており、揚島遊園の展望台からは全景が一望でき、遊覧船からは違った景色を楽しめます。
こちりではグラスボートに乗船
奇岩の間を通りながら、グラスボートなので魚達も見れます。
海鳥も来てくれてました。
洞窟の内部には映像が投影されていて楽しめました。
最後は地層に化石があったりして国の天然記念物になっている岬へ。
平根崎
「尖閣湾」の北部、平根崎海岸の岩盤斜面約500mにわたる無数の円形の穴。海水の渦紋浸食によってできた国内最大規模の甌穴群で、国の天然記念物。穴の中には小石が入り込んでいるのが見られ、波の作用で回転しながら浸蝕を早めます。沖あいの海中からは温泉が湧き出しており、ダイバーに人気のスポットとしても知られています。
化石はかなり下まで歩いて降りていかないと見れないので断念
この日のお宿に向かいました。