先日、日本橋高島屋で8月28日まで開催中の「田中達也展 みたてのくみたて」という展示会へ行ってきました。
田中達也さんは、ミニチュア写真家・見立て作家です。
作品はまだまだありますから、ぜひご覧になってください!
桶(おーけ)ストラ 2020年 #桶#洗濯板#オーケストラ
洗濯板の上は、満員の観客です。
「おーけ」ストラの皆様も、演奏しがいがありますね。
サンドの飯よりサイクリング 2019年#サンドイッチ#山#食品サンプル
あの山を越えたらあと少しだ!
がんばるぞー!オー!
たくさんの草花に見送られて、先に進んでいくのでした。
山がおいしそう。
列車のくみたて 2022年 #日用品#食品#列車
これ、完全にアレでしょ。
あの のんびりほんわかしたテーマ音楽が流れてきそうです。
もう、あの人たちにしか見えないよ。
そういえば、彼らはデザインが変わって、ちょっとかわいくなりましたね。
ペンケース列車は、早いスピードで走りそう。
みんな列車に乗るために集まってきたんですねぇ。
スピードを上げたら、カーブでイチゴを落っことしそうだ(笑)
そして主人公がそのイチゴを探しに行くストーリー(笑)
積み木の街 2024年 #積み木#街
積み木の街…、全く色のない真っ白な街…。
なんか深読みしようと思えばいくらでも思いつきそうですが、これはそういうことではなく、田中さんがいつも頭の中で行っている「かたちの簡略化」のプロセスを積み木で表現したものなのだそうですよ。
西海岸ではなく腰海岸(ウエストコースト) #デニムパンツ#海岸#浜辺
ダメージが大きめのデニムパンツが、海に見えてきます。
サーファーは、大きな波に乗って楽しそう。
水上スキーでしょうか。
すごくスピードが出ていそうです。
紅葉の効用 2020年 #ジュース#紅葉#食品サンプル
とりあえず正面から撮ったんですけど、どう見てもジュースのグラスの下に小さい人みたいになっちゃって…。
でも考えたらこうでした!
下から見上げたら、紅葉の中をトレッキングしている紳士と、それを森からこっそりのぞいている野生動物たちに見えてきました。
この波にかける 2022年 #ハンガー#波#サーフィン
これも、パンフレットで紹介されていた作品です。
私のような素人が撮っても、波の上をサーッと滑っていくような写真に見えそう。
ここはチューブっていうのでしょうか、波の中にできたトンネルをすべるように出てくる感じ。
映画の世界ですね。
でも本当は…。
ハンガーなのでした。
ハンガーだけに、この波に「かける」ってね。
色だけの世界 2024年 #色#世界
シンプルな色に人形を足すと想像を広げることができます。
一つ一つ、見ていきましょう。
周囲も真っ赤に染まるほど勢いが強い山火事かな。
早く消せますように。
ラクダさんと2人、ポツポツと歩いていきます。
ここまで来たはいいけど、帰りどうしよう…って実は2人とも考えてる。
ほら、ワインにチーズ、パンもあるわよ!
そうじゃない!僕は唐揚げが食べたいんだよ。
足音も吸い込まれるような雪の朝。
私の影が映っているね。
鉛筆縮めば学力伸びる 2020年 #鉛筆#タケノコ#竹
わあ、タケノコだ!
すごいにょきにょき生えてる!!
胞子の帽子 2021年 #エノキタケ#コック帽#食品サンプル
この作品好きです!
「なんだあれ!」
同僚たちは驚きました。
そして笑いをこらえています。
シェフは、長い帽子を落とさないようにしながら考え込んでいました。
さて、今日はここまでです。
次回はいよいよ完結編。
まだまだおもしろい作品が続きます。
またご覧頂けたら嬉しいです。
「田中達也展 みたてのくみたて」にお出かけの方にお伝えします。
本当に人気の展覧会なので、とにかく混みます。
私が訪ねたのは平日でしたが、開店と同時にどどどと人がやってきます。
びっくりするくらい急激に混みます。
私の写真を見るとあまり人が写っていませんが、それは私が1番で入ったからです。
公式ページにも、「開店から混んでいるから夕方5時以降ならすいているよ」と書いてあるくらいです。
お出かけの方は、事前にチケットを買っていくことをおすすめします。
公式ページに、チケットの事も書いてありますのでぜひご覧になってください。
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