ある日の10時ごろ、母が突然「どこか行かない?」と声をかけてきました。
例えば銀行や家電量販店へ行きたいという感じで、目的地が決まっていて付き添いを頼まれることはありますが、「どこかへ」なんて、曖昧なことは珍しいです。
どうしたの?と声をかけると、「お隣が昨日からペンキを塗っていて、その匂いがキツイ」と言うのです。
確かに、ここ数日お隣が屋根や外壁の工事をしていて、多少の騒音はしていました。
でも、私たちの部屋はそちら側に窓が無く、匂いに関しては気づきませんでした。
でも、母の部屋は、そちら側に窓があるから匂いがキツイのかもしれません。
「窓を閉めても目がチカチカする」と言います。
1日2日の事なので、ではお昼を食べつつ、夕方まで時間を潰そうということになりました。
そこで私が選んだのは「大戸屋」。
いつも書きますが、母は好き嫌いが多いので、大戸屋なら、母の口に合うものがあるんじゃないか(あったらいいな)という軽い気持ちです。
大戸屋に関して正直なところ、今まであまり「すごくおいしい!」とか「超お得!」など記憶に残るような印象はありませんでした。
ただ、店内が明るく綺麗で、女性1人でも入りやすい定食屋さんというイメージはあり、悪い印象は無かったです。
小耳に挟んだんですよ、今の大戸屋は以前とはちょっと違うって噂を。
今日は母がご馳走してくれるというので、がっつり美味しい定食を頂こうと思います。
メニューを見た時、「なんか今までと印象が違うな」と思ったのです。
例えば、母が注文した「すけそう鱈と野菜の黒酢あん」では、100円プラスで「すけそう鱈2個増量」とあります。
これ、すごく無いですか?
おかずが大盛りになるメニューがあったらそれはそれで嬉しいけれど、酢豚の豚だけ増量できるみたいな発想、ありそうで今までなかった気がします。
他にも唐揚げを増量できるなど(もちろん有料ですが)いくつかのメニューが増量出来ました。
もちろん、ご飯の量を選べたり、五穀ご飯に変更できたり。
その他、有料ですが、しそひじきご飯や明太子ごはんなど「のせご飯」に変更もできます。
そして気になったのが、270円からサイドメニューが追加出来ること!
きんぴらやひじき煮などの和食はもちろん、大戸屋の人気メニュー「鶏の黒酢あん」や「香味唐揚げ」のミニサイズなどのメインもちょっとだけ食べることができます。
いろんなものをちょっとずつ試してみるという楽しみ方は、チェーン店の定食屋さんではなかなかやりにくいですよね?
これ、最高だと思います!
さて、前置きが長くなりましたが、料理がやってきました。
すけそう鱈と野菜の黒酢あん定食 1000円
母は、酢豚など酸っぱい餡が絡んだ料理が大好きです。
よかったー、母の好みに合ってて。
私は悩みに悩んでこれにしました。
ひじき入り鶏つくねともろみチキンの炭火焼き定食1080円
おいしそう!
そして、今回どうしても食べたかったこれを追加しました。
大戸屋ばくだん小鉢 450円
たまご、とろろ、オクラ、マグロ、納豆入り。
こうやってみるとそんなに量は無さそうなのに、ご飯にかけると結構な「ばくだん丼」が出来上がります。
ちょっと調子に乗りすぎました(笑)
でも、ひじき入りつくねを卵黄にからめたりして、こちらも堪能!
つくねに軟骨が入っていたのが私の好みでは無かったのですが、もろみチキンの方は大好きな味でした。
炭火焼きでとても香ばしかったです。
そして、鶏といえば照り焼きのような甘めの味が多い中、甘さは控えめでキリッとした味が美味しかったです。
そうそう、母の料理の間違い探し、やってみますか?
これと
これ!
お味噌汁のお椀の蓋が開いてる?
いえいえ、そっちじゃ無くて。
そう!メイン料理の中に入っていた「ナス」が綺麗に無くなっている!
あ、もちろん怪奇現象じゃなくて私が食べただけですけど(笑)
母はナスが大嫌いなんです。
お皿が来たら、まずナスを跡形も無く食べるのが私の仕事(笑)
母は「黒酢あん」の料理が好きなのですが、大抵「鶏」ですよね。
このメニューは「鱈」だったので、すごくおいしかったみたい。
今回はゆっくりすることが目的だったので、ドリンクバーも注文して、母といろんな話をゆっくりしました。
お店の方も親切で、料理も美味しく、母はとっても気に入ったようです。
その街に行く時はコメダに行くことが多かったのですが、しばらくは大戸屋になりそうです。
皆様は大戸屋によく行かれますか?
おすすめメニューがあったら、ぜひ教えてください。
ランキングに参加しています。
下の「東京情報」のボタンを押して頂けると、明日からまたがんばれます!