先日、青春18きっぷで長野県諏訪市を旅してきました。
前回は、桜を求めて高島城を訪ねました。
桜とお城を満喫して、いよいよ諏訪といえばの諏訪湖へ。
レンギョウの花がとってもきれいです。
諏訪といえば、高島城と諏訪湖の花火大会!
ん?片倉館?
千人風呂だって!
どうやら歴史ある建物のようですね。
観光バスがやってきて、ガイドの方が説明をしていました。
大正から昭和初期、日本の輸出総額の4割が絹製品でした。
片倉財閥(二代目片倉兼太郎)は製糸業から発展して、「シルクエンペラー」と称されました。
地域への社会貢献として、片倉家により温泉保養施設と講演会などができる会館「片倉館」が1929年(昭和4年)に設立されました。
見学も楽しそうなのですが、千人風呂が見られないとなると…。
うーむ。
建物を見るのは大好きなので、ぐるりと回って見てみます。
ここは「会館」です。
あ、煙突がある!
こちらは千人風呂がある建物。
すぐ隣でガイドさんが説明していたのを聞いていたら、「片倉家のご当主が、欧米視察旅行に行った時に、健康福祉施設の充実ぶりに感心して、この建物を作ろうと決めた」のだとか。
そして、ここは温度の高い温泉なので湯を沸かす必要が無く、煙突は本当はいらなかった…と話していました。
やっぱり見学するならガイド付きツアーがいいですね。
たぶん、説明板には書いていない事も教えてくれそう。
次訪ねた時はぜひ!
見学はできませんが、千人風呂の写真が説明板にありました。
なるほどなるほど。
7.6×4.0 深さ1.1m
座ることはできないから、立って入るのですね。
確かにそれなら100人は入れるかも。
大理石造りで天然温泉。
ステンドグラスや彫刻で中世ヨーロッパの様なお風呂なんですね。
いつか入ってみたいなあ。
会館の方には食堂や休憩所があり、入浴しなくても利用できるそうですよ。
ちなみに、会館、浴場、渡廊下が国の重要文化財に指定されています。
かわいい花!
Googleで調べると、ヒュウガミズキと出ました。
片倉館を通り過ぎ、声が聞こえたような気がして振り返ったら!
わ、あんなところから(笑)
どうやらあそこが見学コースのようで、先ほどの団体さんらしき人達の姿が見えました。
さあ、いよいよ諏訪湖!
…なんですが。
おなかすきました…。
現在、13時40分。
あのお店のラストオーダーが14時ですから、ぎりぎり間に合うかも!!
やってきたのはこちら!
くらすわ
数年前、諏訪湖に来た時に訪ねたレストランです。
ここは、あの養命酒の会社がやっているんですよね。
エレベーターで上がって、なんとか本当にぎりぎりセーフ!
ランチは4種類。
全てに、ドリンクバーとサラダバーがついています。
①信州十四豚のグリル レモンクリームソース1980円
②信州十四豚のハンバーグビーフシチュー風ソース1950円
③信州十四豚と春菊香るジェノヴェーゼパスタ1780円
④くらすわ特製信州十四豚のカレー1680円
同行者は、ハンバーグを。
私はカレーを。
別料金でデザートを付けることも出来ます。
おいしそうだけど、今回はそんなじかんの余裕なし。
ラストオーダーの14時が過ぎて、サラダバーは14時半までとの事!
大変だ〜!
まずサラダバーを取りに行かなくちゃ。
あと20分くらいで終わっちゃうけど、サラダバー残ってるかな。
まず、ドリンクバーがありました。
りんご、オレンジ、クロモジ茶、アイスコーヒー、アイスティー 他にホットドリンクもありました。
サニーレタス・水菜、オニオンスライス、ビーツ、色人参(すべて南信州産)
写真を撮り損ねましたが、ブロッコリーと長芋もありました。
ドレッシングは、胡麻ドレッシングと辛味大根ドレッシング。
他に、オリーブオイル、黒胡椒、塩などもありました。
人参のピクルス、キャベツの浅漬け、わさび菜の浅漬け
古代米サラダ、フライドベジタブル~バジルソルト~
バタール、ミルクパン
終了時間が迫っていましたが、料理が無くなると少しずつすぐに補充していました。
ギリで滑り込んだ身としては大変ありがたい。
少しずつの補充なら、食品ロスも最低限になりますよね。
季節野菜と信州十四豚のミネストローネ
いつもに増して雑な盛り付けですが、急いでいたのでどうぞお許しを。
パンを持ってきましたが、よく考えたら私はカレーだったのでハンバーグの同行者にあげました。
パンはたぶん1階のベーカリーのパンだと思います。
前回来た時も思いましたが、野菜がおいしいなと思いました。
トマトやキャベツなどの味がすごく濃いなと。
メインは無しでもいいから、こっちを食べ続けたい(笑)
料理が来ました。
信州十四豚のハンバーグビーフシチュー風ソース
茶色いソースは、牛筋を柔らかくなるまで煮こんだビーフシチュー風ソース。
白いソースは、刻んだきのこと玉ねぎをバターで炒めたソースでデュクセルソースというそうです。
付け合わせのじゃがいも・れんこんのコンフィはオリーブオイルで柔らかくなるまで煮こんだもの。
同行者も、はじめは固まっていましたが、恐る恐る食べたらおいしかったみたい。
私も味見させてもらいましたが、うーん、見た目よりも普通においしいです。
くらすわ特製 信州十四豚のカレー
ちょっと甘目のカレーで、野菜は溶け込んでいるらしく、ごろっとした豚肉は柔らかかったです。
サラダバーをおかわりして、15時ぎりぎりまで食事を楽しみました。
値段的にはちょっと高いなと思いますが、野菜も美味しいし、テーブル間が広くゆったりゆっくりできるのが良いなと思いました。
今度はもっと早い時間に来たいです。
窓からは諏訪湖がチラ見え。
ホテルのラウンジみたいですね。
1階にはお土産屋さんとベーカリー、カフェがあります。
15時ごろはパンは完売でした。
パンの他に、ホットドッグなどの軽食やアルコール、モーニングセットなどもありました。
さて、いよいよ諏訪湖へ。
この日は本当に良い天気で日差しも強かったです。
海に来たみたい。
遊覧船が!
まつげ長っ!
ビニールハウスは、ワカサギ釣りかな?
道路の向こうに、さきほどの「くらすわ」が見えました。
遊覧船乗り場の売店で、前回訪ねた2013年にあったアレがパワーアップしていました。
バッタソフト10年たってもまだあった…(笑)
さらに、おやきも誕生していました…あかんて。
今回はほら、もう帰る時間なので。
いやーー残念。
というわけで、上諏訪駅へ歩いて帰りましたとさ。
駅直結のお店で買った「くるたま」。
何でもたまご屋さんがやっているお菓子屋さんなんだそう。
他にもプリンやパンなどいろいろ売っていました。
くるたまは、たぶんクルミと卵だと思うのですが、ふわっふわで柔らかいケーキです。
マドレーヌのような硬めのケーキを想像していたら全然違いました。
これはありそうで他にない感じでした。
めちゃくちゃおいしかったのでおすすめです。
同じく、「なとりさんちのたまごや工房」のたまごサンド。
これもう、めちゃくちゃ贅沢。
パンはふわふわ、たまごたっぷりで幸せな味でした。
くわすわで同行者が買った諏訪の地酒。
白鳥の湖
ホロホロのクッキーみたいな感じで、お上品な香りとお味。
口の中でほぐれて溶けていきます。
もちろん、缶が欲しいパケ買いです。
母には、養命酒謹製のかりんとうと、頼まれていたすや亀のみそ煎餅を買いました。
喜んでくれてよかったです。
さて、これで青春18きっぷでの旅は終わりです。
今回は3回とも中央本線での旅でしたが、それぞれ思い出に残る楽しい旅でした。
綺麗な桜や花々、おいしい物にもたくさん出会えて楽しかったです。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
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