コロナ禍でお出かけブログをお休みしていましたが、一部再開することにしました。
詳しくはこちらからご覧ください。
久しぶりの遠出で、東京都青梅市(おうめし)を訪ねています。
前回は、ビーントゥーバーチョコレートのお店をご紹介しました。
次に行きたい場所はもう決めてあるのですが、そこまではまた20分くらい歩きます。
のんびり参りましょう。
実はチョコレート屋さんへ向かう時に、気になる看板を見つけていました。
ちょっと迷ったけど、帰りも通るのだからと後ろ髪を引かれる思いで通り過ぎたのです。
やっぱり気になる!
階段の上にあるのはどうやらお寺さん。
なんだけど…石垣にこんな看板があったんです。
情報は断片的でよくわからないのですが、お店の名前らしき「ニウギニ」、場所を示す「カイダンノボル」、そして「コーヒー」「ニューギニア」「御朱印」
…??
ちょっと怖い気もしたけど、お寺の中にあるなら危険なことはないでしょ。
ということで、階段を上がってみると…。
いたって普通のお寺…。
でもよく辺りを見回すと、右手の方に小さく「ニウギニ」という案内が出ていました。
ホントだ、やっぱりお寺の敷地内にあるんだ。
どうやら、この一軒家みたいなのがニウギニ。
ちゃんと都のステッカーも貼ってあるという事は、今も営業中ですよね。
残念ながらお店は閉まっていました。
残念なような、ちょっぴりホッとしたような(笑)
帰ってから調べてみると、もともとはパプアニューギニアの料理なども出していたお店でした。
今はコロナの関係か、コーヒーだけを提供しているようです。
なにやらちょっと不思議なお店。
今回は残念でしたが、いつか本格的なパプアニューギニアのコーヒーを飲んでみたいし、料理も食べてみたいなと思いました。
さあ、目的地へ向かいますか。
今は更地だけど、その前に建っていたんであろう建物の階段に咲く、野良アサガオ。
商店街に出てきました。
前回、青梅が昭和レトロの街だとご紹介しました。
「昭和レトロ」という言葉が作られたのも青梅ということでしたね。
そしてその「昭和レトロ」を形作ったのが、「映画看板」でした。
でも時は流れ、看板を描いていた方も亡くなり、看板も腐食などが進んだため、撤去されることになりました。
そのあと、街に現れたのが不思議なタッチの看板です。
たとえば…。
ん?三丁目のタマ?
やや、この感じ、どうやら偶然では無さそうだ。
(ニャーマの休日って)
1991年から青梅の町おこしのために開催されている「青梅宿アートフェスティバル」の仕掛け人の方が、イラストレーターで絵本作家の山口マオさんに依頼して作ったものだそう。
名作映画のパロディー看板ですね。
注意して見まわすと、青梅駅近くの旧青梅街道沿いに結構な枚数の看板があるようです。
できるだけ撮っていきましょう。
青梅には、アンティークショップが集まっているとのこと。
こちらも西洋アンティークでしょうか、ガラス越しに家具などが見えています。
お好きな方にはたまらないでしょうね。
なつかしの丸ポスト。
ちょっと待って。これの元はなんだ?
看板の前でしばらく立ち尽くす…。
同行者が「シェーンだ!」と叫びました。
ああ。
…なるほど。なるほど?似てるのか?
これらも猫。
ぎゃ、いもむしにも顔がついてるー。
ニャディ・フォスターって(笑)
公衆電話もセットでまるごとオブジェになってます。
でも…
そろそろなんかおかしいなって思いません?
だって、これじゃ昭和レトロって言うよりも、まるで「猫の町」じゃないですか。
なんでこんなに猫だらけなんでしょう?
それも、町おこしのためでした。
青梅の「映画看板」を描いていたのは、久保板観さんと言う方でしたが、2018年に他界。
そのため、それまで定期的に描きかえられていた映画看板は、新作と入れ替える事が出来なくなったのです。
台風で劣化した看板が飛ばされたこともあり、危険なので撤去されました。
そして、映画看板に代えて町おこしを担うことになったのが「猫」でした。
各店舗に猫の商品を並べたり、猫に関するイベントを行ったりしたそうです。
そしてその中で、猫のイラストで人気の山口マオさんに声がかかったという事みたいです。
つまり青梅は「猫町」として観光を盛り上げていこうとしているわけですね。
猫のオブジェや猫看板おもしろいです。
でも…
本物のネコには、まったく出会わないんですよね。
そこがいわゆる「猫島」とかとは全く違うところ。
それでも「猫町」が観光の目玉になるのでしょうか…。
今回は、青梅の観光が「昭和レトロ」から「猫町」を目玉に替わっていった様子をご紹介しました。
実はただいま、ランチのお店へ向かっています。
くら寿司以外で屋内ランチを食べるのは去年の2月以来。
私が選んだランチは何で、どんなお店だったでしょうか。
次回もぜひご覧になって下さいね。
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