【おでかけ再開】青梅にビーントゥーバーがあったとは。 | お出かけ大好き  みみみのごはん

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東京近郊の食いしん坊なお出かけブログです。
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コロナ禍でお出かけブログをお休みしていましたが、一部再開することにしました。

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久しぶりの遠出。

昨年の秋からですから約1年ぶりです。

どこに行くか悩んだのですが、やはりいきなり人が多い場所に行くのはちょっと…。

緑の多い地域と言えば、東京からなら「秩父方面」か「奥多摩方面」が行きやすいかなと思いました。

昨年秩父へは行ったので、今年は奥多摩方面へ。

でもまだ紅葉には早いので、その手前の「青梅」に行くことになりました。

 

青梅市といえば、2014年に吉野梅郷という梅の郷で、最後の梅まつりに行ったという記事を書いていました。

それがどういう事だったのかは、もしよろしければ古い記事ですがご覧いただけたらうれしいです。

 

 

ウメ輪紋ウイルスに感染したため、1700本全ての梅の木が伐採された「梅の公園」。

その2年後からまた新しい梅の木が植えられ、復活に向けてがんばっているそうです。

梅の季節に再訪できたらいいな。

 

では、前置きが長くなりましたが、青梅への旅、スタートです。

 

青梅駅はJR青梅線の駅で、新宿から青梅特快で1時間ほどで到着します。

 

「青梅」で思い出すのは、りんかい線の「青海(あおみ)」と間違える問題。

青梅と青海、たしかにめちゃくちゃ似ています。

ライブ会場を間違えて青梅に行ってしまったアイドルさん、気付いた時にはかなり焦ったでしょうね。

 

「昭和の街 青梅へ」とあります。

今では一般的に使われている「昭和レトロ」という言葉。

実は、青梅市の住江町商店街が発祥という説があるそうです。

 

事の始まりは、1993年に町おこしのために始まった「青梅アートフェスティバル」で映画看板師が書いた「映画看板」を街中に飾ったことでした。

 

言われてみれば、駅のホームもなんとなく昭和レトロっぽい雰囲気が。

 

 

映画看板とはこういうものですね。

だいぶ痛んでいますが、雰囲気は残っています。

 

 

そして先ほどの階段を下りて出口に向かうための通路には…

 

 

ここは屋根の下なので、痛みが少ないですね。

逆側から見ると

 

 

昭和時代の青梅市の写真が飾られていました。

 

駅前には大きめなビルが…あれ。

 

元長崎屋かな。

これらのビルは、今は商業施設としては使われていない様でした…。

 

 

さすが青梅、マンホールは梅にうぐいすです。

 

まずは、今回どうしても訪ねたかった場所へ。

駅から15分くらい歩くみたいです。

 

かわいらしい青梅駅を背にして歩きます。良い天気!

 

駅前の建物が無くなったあたりで、周囲をぐるっと山に囲まれている事に気が付きます。

奥多摩の山々なんでしょうね。

 

ツタの絡まる建物の前には、古い映画のポスターらしきものが。

看板には「おうめシネマ」。

帰ってから調べたら、映画も上演できるレンタルスペースとの事でした。

 

全く知らない街を、Google先生の言うとおりに歩くのも久しぶりです。

相変わらず、意味なくジグザグに歩かされたり、やたらに裏道みたいなものを歩かされます。

Google先生に文句を言いながら歩くのが本当に楽しくて、やっとこの日が戻って来たんだなぁと思うとうれしくてうれしくて。

 

懐かしさが100倍になる、1色使いの公園~!

「うんてい」っぽいんだけど、上に登っていくタイプの遊具。

最初ははしごみたいに調子よく登っていたのに、てっぺんまで行ったら行くことも戻る事も出来なくなって、泣いた思い出(笑)

 

立派な建物!と思ったら、青梅市立美術館でした。

 

立派なお寺の前に…

 

ハイ、ハンセイイタシマス。

 

あ!青梅街道!

いや、見たのは初めてじゃないですけど(笑)、青梅で見る「青梅街道」。本場じゃないですか。

 

正面にも山ですねぇ。

紅葉もほんのちょっぴり始まっているような。

 

大通りを外れて、また住宅地へ。

Google先生、本当にこっちでいいのですか?

 

と言いながら通り過ぎて、ん?…と思って3歩くらい戻る。

 

あ!やっぱり通り過ぎてた。

派手な看板に救われました。

え、駐車場の中なの?

 

そう、今回まず目指していたのがこのチョコレート工房ZEN。

青梅でビーントゥーバーだって、気になります。

 

駐車場の中を…。

 

目指すのはあそこ。

 

ザクザク。

ザクザク。

 

おばあちゃんちに来た…みたい。

 

ビーントゥーバーって…。

 

間違いないデス。

 

今までいくつかビーントゥーバーのお店へ行ったけど、どこも黒いシャツを着たり、とびきりオシャメガネをかけた方々がやっているお店ばかり。

それがビーントゥーバーの世界だとばかり思っていました。

考えてみたら、カカオ豆からチョコレートバーになるまでを一貫して行っていることをビーントゥーバーというのですから、別に黒いシャツとか関係ないですもんね(笑)

 

伺うと、お店の方が「はじめてですか?」と声をかけてくれました。

明るい笑顔の女性お二人で、黒シャツでもオシャメガネでもなく、エプロン姿で迎えてくださいました。

そして、ここはこだわりのチョコレートを作っているお店であることなどを伺いました。

 

 

チョコレートを試食してもらい説明しているということだったので、お言葉に甘えて。

 

現在作っているチョコレートが5種類。

カカオを作っている国ごとに分かれています。

 

本物のカカオ豆まるごと。

乾燥していて、カチカチ。

同行者が気に入って、ずっと撫でていました(笑)

それは売り物じゃありませんよ。

 

ほんもののカカオも見せて下さいました。

器になっているのも本物のカカオ。

薄皮を手でひとつずつ剥がしていくんですって。

「ピーナッツのうす皮みたいな感じよ」と。

いやいや、ピーナッツだって、最後には面倒で皮がついたまま食べちゃう私には、到底できない作業です。

チョコレートに愛情を持っていないと出来ないですよね。

 

そしてこちらが試食。

 

紅茶も一緒に出して下さいました。

「紅茶で口の中を温めながら食べると良いと思います」と。

ドキドキ、豚舌の私、違いわかるかしら。

 

コロンビア、ガーナ、タンザニア、トリニダードトバゴ、ベトナムリッチの5種類です。

材料はカカオと砂糖だけとのこと。

 

一つ一つを口の中でゆっくり味わって、鼻に抜ける香りや飲み込んだ後味までしっかり味わいます。

色々説明を伺いながら食べるの楽しいな。

大丈夫、私ですら味の違いがはっきりわかりました。

トリニダードトバゴがすごかった。

スパイシーってこういうことを言うんだなって思うような、いつまでも口と鼻に残る個性的な香り。

チョコって、こんなだったっけ?

 

試食を終わり、私が好きな味はタンザニア。

同行者はベトナムリッチを選択。

帰ってから食べるのが楽しみ!

 

さらにこの日はラッキーなことにマカロンもあるとのことで、マカロンも購入しました。

 

日本では外でカカオを育てるのは無理で、今本格的に取り組んでいるのは「母島」だとか。

それでもやはり外では無理で、温室の中で育てているんですって。

 

ベトナムのカカオ農家では、カカオだけ植えてもダメで、いろんな果物などをまわりに植えているとの事。

奥が深いぜ、カカオ。

 

ブログを書いていることをお話しし、お店の方のお写真も許可を頂いて撮影。

 

とっても明るくて、お話しも楽しくて、チョコレートへの愛情が伝わってくるお店でした。

土日のみの営業ですが、もし青梅へ行かれることがあったら、ぜひ訪ねてみて下さい。

その時は、駐車場を通り過ぎないようにお気をつけて!

 

旅は続きますが今日はこのあたりにして、チョコレートの味の方をご紹介したいと思います。

 

タンザニア カカオ64%

ベトナムリッチ カカオ72%  

カカオごとに、一番良い割合で作られているようです。

 

各1200円

やはりビーントゥーバーチョコレートはどうしてもお高めになりますよね。

モリモリ食べるんじゃなくて、他のカカオとの味の違いや、食べている時の香り、飲み込んだ後の後味まで、ひとかけずつ味わって食べたいです。

 

こちらは、私が選んだタンザニアのカカオとお砂糖だけで作ったチョコレート。

酸味の感じが好みだったので選びました。

パッケージにグラム数が書いていないのでわかりませんが、厚みが5ミリくらい、大きさはスマホくらいでしょうか。

 

こちらは、この日に販売されていたマカロン。

3個入りで400円です。

毎回の販売ではないようなので、気になる方はお店にお問い合わせください。

 

チョコレートガナッシュがたっぷり挟んでありました。

チョコレートの味がしっかりしておいしかったです。

 

おいしくいただきました。

 

さて、久しぶりのお出かけブログ、いかがでしたか?

いろいろ忘れていることもあって、1年ぶりのお出かけブログはドタバタですが、やっぱり楽しいですね。

読んで下さる皆様にも伝わっていますように!

 

旅はまだまだ続きます。

また次回もぜひご覧になって下さいね。

 

 

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