弱音。 | お出かけ大好き  みみみのごはん

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東京近郊の食いしん坊なお出かけブログです。
※現在は、お出かけブログと日々の小さな楽しみを見つけるブログを書いています。

現在、お出かけブログをお休みさせていただいております。

お休みについての事はこちらからご覧ください。

 

 

今回は、いつものブログはお休みします。

いつもブログでは、読者の方が嫌な気持ちになったり、気分が下がってしまうようなことは出来るだけ書かず、楽しい事だけを書くように心がけているのですが、今日はそれをお休みします。

 

今思っていることを、いろいろぼんやりと書きたいと思っています。

家族の前でも、あまり言えないような心の内を聞いてください。

まあ、「弱音」っていうのがわかりやすいですかね。

 

生活に役立つような情報は何もないし、もしかしたら読んで下さった方に元気を出してもらうどころか、気分が落ち込むようなことを書いてしまうかもしれません。

そういうのは今は読みたくないという方は、ここまでで。

次回はきっと、いつもの食いしん坊ブログに戻りますので、これに懲りず、ぜひまたご覧になって下さいね。

 

 

 

皆様はこのところ、どんな毎日をお過ごしですか?

私のブログを読んで下さっている方のコメントなどを読むと、小さいお子様がいるような年代の方は少ないようで、学校が休み問題とかは直接関係ないのでしょうか。

テレワークでご自宅で働くようになったとか、接客業などで、お仕事がお休みになってしまった方もいらっしゃるのかも。

逆に、満員電車で通勤しなくてはならないと、毎日不安に感じている方もいることでしょう。

皆様、本当に毎日おつかれさまです。

 

毎日毎日、朝から晩まで、ネットもテレビも新聞も、コロナの話ばかり。

まあ、大切な情報もあるのでしょうから、伝えなくてはいけないのかもしれません。

でも、今日は何人、どこで何人との発表があり、なんだかそのたびにじりじりと壁に追い詰められるようで、気分が落ち込みます。

有名人の方も感染してしまい、そのニュースも大きく報道されました。

 

見ていると気持ちが沈むので、あまりテレビはつけないようにしています。

 

それでも私が愛するラジオの世界は、通常放送を続けてくれていました。

それだけが、私にとってかろうじて日常を保っている感じだったのですが、ついにパーソナリティーで陽性が確認された方が出てしまい、やはりラジオの世界も日常じゃなくなりました。

 

なんか、気持ちが辛いです。

 

朝起きてちょっと頭が重かったり、家族がせきをしたり、鼻声になっていたりすると、それだけで胃がきりきりと痛くなります。

夫と母と私、この小さな小さなコミニュティーを、何とか守っていかなくては。

そうは思うけど、なにをやったら確実ということは何もなく、あふれ出す情報を精査することもうまくできません。


友達や会いたい人はいるけれど、「自分がもし気づかないうちに感染していて、相手にうつしてしまったらどうしよう」

そればかり気になって、結局家にこもったままです。

 

皆様はどんなふうにお過ごしですか?

多少気分が落ち込むけど、何とか前向きに過ごせていますか?

ご飯は美味しく食べられていますか?

夜はしっかり眠れていますか?

何か小さな楽しみは見つけられていますか?

 

ね、この状況をなんとも思わない人なんて、いるわけないですよね。

 

 

 

私が応援している「奥州・仙台おもてなし集団 伊達武将隊」は3月31日で第10期の活動を終え、4月1日から第11期の新しい活動が始まりました。

4月から新年度というところが、ちょっとお役所っぽいなって思います(笑)

 

日本全国の武将隊※が3月31日でその期の活動を終え、4月1日から新しい期の活動に入ります。

※武将隊とは、日本各地でその土地の観光や文化などをPRするお役目の方たちの事です。

 

そのため3月31日は、それぞれの武将隊が出立する武将様たちを見送る日になります。

名古屋おもてなし武将隊からは秀吉様が出立され、熊本城おもてなし武将隊からは飯田覚兵衛様が。

 

「出立」。

または「天に還る」とも言います。

まあ、わかりやすく言うと、卒業ということです。

 

そもそも彼らは400年前の戦国時代から蘇っているので、また天に還っていくということなんですね。

1年で天に還る方もいれば、長く勤めて出立される方もいます。

 

伊達武将隊からは、片倉小十郎重綱様が出立。

私が伊達武将隊と出会ってから、まだ半年。

正直、過去定期的に人が入れ替わっているのはうすうす感じてしましたが、この3年くらい移動が無かったそうなので、まさか今年出立される方がいるとは思いませんでした。

 

重綱様は、私がはじめて伊達武将隊を追ってお台場のイベントに行ったとき、出陣されていました。

イベント会場がオープンしてエスカレーターで降りていると、重綱様の姿が見えました。

大興奮した私は、思わず大きく手を振ってしまいました。

重綱様はちょっと驚いた感じで2度見してから、笑顔で手を振り返してくださいました。

あの瞬間から、私の伊達武将隊ライフは始まったのです。

 

もしあの時、重綱様が知らんふりをしたら(ありえないけど)、きっと今の私は無かったでしょう。

なので、重綱様は私と伊達武将隊を繋いでくださった大切な方なんです。

それもあって、お別れはとても悲しいです。

 

…出立だとか天に還るとか言いましたが、まあ、要は会社を辞めるみたいなものですよね。

彼らは「武将」という仕事を辞めるわけですから。

 

彼が武将隊の活動が好きで、この仕事を大切にされていたのはひしひしと伝わっていました。

なぜ、武将隊をやめるのかなんて私が知る由もないですが、きっと新しい世界に旅立つんでしょうね。

大丈夫、彼ならきっとどこでも全力で戦っていける。

 

甲冑を脱いだら、もう彼は重綱様ではなくて、田中くんか山下くんか佐々木くんか…普通のおにいちゃんに戻ります。

重綱様の時に見せていた姿とは全く別の表情を見せるのだろうなと思います。

もちろん、それが本当の彼なんですけどね。

この数年、きっとがんばって重綱様として生きていたんでしょう。

今は大切に思っていた仕事を無事に終えて肩の荷を下ろし、新しい事への希望に燃えているのかもしれませんね。

 

いちファンとしては、今までの思い出に感謝して、これからも彼の未来が光り輝くものであるように祈らなくてはいけないことはわかっています。

もう大人だもの。

彼へのコメントなどにも、ちゃんとそういう風に書きました。

 

けど、やっぱりお別れが悲しくて、ただでさえ暗い毎日なのに、寂しさが倍増です。

だから、今だけ、ここでだけ言わせてください。

 

やっぱりやだ!さみしいよ!

 

でも、もう重綱様じゃなくなった彼は、今までのように笑顔で振り返ったりせずに、行ってしまったんですね。

…どうぞ、元気で!幸せを祈ります。

そしてまたいつか、お会いできますように。

 

 

4月1日を迎えて、各地の武将隊が「令和2年度も正式に活動が継続できることになりました」とブログやTwitterなどで報告されていました。

きっと各県や市など公的な場所から認められてこそ、各地の観光や文化をPRできるお立場なのですね。

でも、逆に、これが毎年発表されるいうことは、「継続できない」という選択肢があるということ。

 

今ある事が明日もあるという保障はどこにもないんだって改めて感じてどきっとします。

それは、武将隊だけじゃなくて、私たちの毎日にも同じこと。

 

あちこちで一斉に花が咲き、私がひーひー言いながらカメラを持って飛び回る。

新店舗が次々とオープンし、行列がすごくてへとへとに。

母が行きたいというから来たのに、混んでるからもう帰ると言って困らせる。

青春18きっぷで小さな旅に出かけ、ああ、もっと遠くへ行きたいなぁと車窓を見る。

 

なにげなくて、時には文句ばっかり言っている、ささやかで穏やかな幸せは、明日も必ずくるわけではありません。

今日の幸せは、明日の朝にはもう消えているかもしれない。

とても恐ろしい事ですが、大切にしなくては。

今までの幸せを大切に大切に噛み締めなくては。

 

当たり前で平凡な生活がどれだけ奇跡だったのか。

今日までの幸せな日々がどれだけ貴重なものだったのか。

明日またなんでもない日を当たり前に迎えることがどれだけ幸せなのか。

 

噛み締めて、噛み締めて。

 

 

私は今、正直あまり元気がありません。

 

でも。

誰かが言っていました。

 

「から元気」も「元気」のうちだと。

それに、つくり笑いでも、免疫力が上がるんだって。

 

今はそれでもいいよね。

いつか、心から笑える日まで、生き抜かなければ。

とりあえず、伊達武将隊の動画を見て、ヨーグルト食べて、口角を上げていこう。

 

今回は長々と後ろ向きのブログになってしまいました。

もし不快に思われた方がいたらごめんなさい。

でも、最後まで読んで下さってうれしいです。

本当にありがとうございます。

 

 

最後まで読んで下さった 心優しいあなた様に、とっておきの母の武勇伝をひとつ。

 

まだ母が携帯電話を持っていなかったころ、お友達と2人で旅行に出かけました。

乗りなれない地方の駅のホームで待っていると、電車がやってきてお友達はすたすたと電車へ。

母もさあ行こうと立ち上がったら、ベンチにバッグが引っかかって、なかなか取れない。

でも、お友達は電車に乗ってしまい、電車の中から「早く!早くしないと扉が閉まっちゃう!」と叫んでいます。

慌てた母は、バッグがひっかかったままのベンチをずりずりと引きずりながら、電車の方へ向かったそうです。

 

しかし、母の健闘むなしく電車のドアはしまってしまい、ベンチを引きずったまま電車に近づいていた母は茫然。

 

びっくりしたのは駅員さんで、慌てて2人くらい母に駆け寄ったとか。

「奥さん、力持ちだねぇ」と笑いをこらえて言ったそうです。

 

ま、母の方はその時は必死過ぎて笑えなかったでしょうが、今では母の鉄板ネタです。

母が、鬼の形相でベンチを引きずっている姿を想像するとおなかが痛くなるほど笑えます。

皆様にもすこし笑っていただけたでしょうか。

 

 

いつまでこの状況が続くのか不安しかありませんが、私のブログが皆様の小さな楽しみになれるように続けていきますので、引き続きよろしくお願いいたします。

 

皆様もどうぞお体にお気をつけて。

 

 

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奥州・仙台おもてなし集団 伊達武将隊 片倉小十郎重綱様が、出立までにやっていなかったことをやっていくという動画です。

お時間のある時に、まずは1本、いかがですか?