もうすっかり季節も変わってしまったのですが、やっとご紹介できる春の青春18きっぷの旅です。
ひとつめは、茨城県大洗への旅、次は、静岡県熱海市への旅、そして最後は栃木県佐野市への旅です。
皆様は、栃木県佐野市へいらしたことはありますか?
私は今回初めて佐野市に出かけました。
佐野市と聞いて思い出すのは、まずはゆるキャラの「さのまる」かなぁ。
せっかくなのでさのまるに会いたくて、彼のスケジュールも確認済(笑)
そして、今回どうしても食べたかったものが2つありますので、それがもう一つの楽しみです。
ぜひ最後までお付き合いくださいませ。
それでは、3月末の栃木県佐野市へ出かけましょう!
佐野へは、上野からJR東北本線に乗り、小山で両毛線に乗り換え約2時間で到着しました。
時刻は8時20分くらいです。
おお!さっそくのさのまる!かわいいねぇ。
会えるのが楽しみだよ。
そう、佐野で私が食べたかったのはこの2つ!
いもフライと佐野ラーメン!
どんなものかは、道々ご紹介するとして、まださすがにお店は開いていない時間。
そんな時は、まず歩きましょ。
ドラマチックシティさの。
おしどりの噴水。
佐野市の市の鳥はおしどりなんですって。
佐野市役所。コミュニティバスが「さーのって号」っていうのは、ちょっと一言言いたくなる(笑)
あちこちで見かけるさのまる。
腰に差しているのは刀じゃなくて、いもフライ。いいね。
まっすぐ続く道。
サンシュユの花が咲いていました。
鰻が蒲焼をくわえてる…。
和服裁縫教授所…なんか厳しそうだ。
エプロン工房のとなりが治療院。
急にいもフライ屋さんが増えてきました。
なぜなら、ここはたくさんの人が訪れる有名な場所が目の前なんです!
それは…
関東の三大師 佐野厄除大師
ド派手な金色の梵鐘。
厄除元三慈恵大師一千年 御遠忌記念事業として造られたもので、人間国宝香取正彦先生が作られたものだそうです。
さのまる…。
時間が早かったせいもあり、境内にはそれほど参拝者を見かけませんでしたが、お正月期間だけで百万人以上の方が参拝されるとのこと。
そのためか…
絵馬が自販機で。
お守りもいろいろあります。
うーむ。すごいな。
合理的…なんでしょうね。
佐野厄除け大師をあとにしまして、すぐ目の前にある「佐野市観光物産会館」へ向かいます。
なんとこちら朝の9時から営業していまして、旅行者には大変ありがたいです。
そして、この佐野市観光物産会館のお土産の充実っぷりがすごい。
この先、あまりお土産を売っているような場所が無いので、ここは本当に助かりました。
佐野にいらしてお土産を買いたい方は、ぜひここを訪ねてください。
あれ?こういう方、京都の方で見かけたような…。
き、気のせいかな。ちゃんと佐野ラーメン持ってるし(笑)
ちょうど季節だったので、スカイベリーも売っていました。
大粒でおいしそう!
そしてこちらは、ずらりと並んだご当地ソース。
やはりいもフライには、このソースが必需品のようです。
というわけで、朝一から買ったお土産は。
母へのお土産の田舎まんじゅう
佐野ラーメンスープ味のおせんべい
いもフライソース味のおかき
ドライスカイベリー
いもフライに多く使われているという、ミツハソースとマドロスソース。
朝一で買うには重かったけど、このあとあまり買うチャンスが無かったので買っておいてよかったです。
本当はここでもいもフライを売っているという事だったのですが、さすがに早すぎてまだ来ていないということでした。残念。
また歩きだしました。
すごくのんびりしたところに出ました。
ここにもおしどり。
コンビニの取扱銀行の名前を見ると、旅に来ているなーって思います。
栃木銀行、群馬銀行、足利銀行ってね。
そしてせっかくなので栃木といえばのこれを。
今やすっかり有名になったレモン牛乳。
何度飲んでもまだ慣れない(笑)
3月末だったので、菜の花が綺麗に咲いていました。
なぬ、マムシ?ぎゃーーー。
しばらくお店が無くて、「あ!佐野ラーメン屋さん」って思ったら、なんか違うな。
のれんとか幟を作っている工房のようです。
なんだ、ちっ。
そして、今から目指すのは、いもフライ屋さん。
「いもフライマップ」に載っているだけで20店舗ほどのいもフライ屋さんがあるんです。
その中で、歩いて行けて、しかもおいしそうなお店を選んで向かっています。
いもふらいー!早く食べさせてー!!(心の声)
いもフライ岡本
やっとたどり着きました。
しかも、のれんをちょうどかけたところ。
よし、一番のりだ!
いもフライ1本80円
注文すると揚げてくれます。
店内にはテーブルが二つくらいありまして、そこで食べることもできます。
待っていると、地元の方が20本下さいって入ってきました。
わお、20本って!!
でも、地元の方は、アツアツはおやつ代わりにも食べ、冷めてソースがしっかりしみこんだものをごはんのおかずにするのだとか。
家族分、買っていくんだろうな。
他にも、電話で予約も入っていて、来る時間に合わせてまとめて数十本揚げるみたいでした。
地元に根付いている、本当のソウルフードですね。
そして、揚がりましたよ!
いもフライ 1本80円
イメージとして、焼鳥くらいの大きさ。
お店によって全然違いますが。
先に茹でてあるジャガイモに衣をつけ、カリッと揚げる。
そこにソースをたっぷり付けて食べる。
ソースを、お店の方がドボンとつけてから渡されるのが新鮮です。
食べてみると、ホックホクの甘いじゃがいもに、カリッと薄くついた衣が香ばしい!
ソースがたっぷりだけど、ジャガイモは負けてないです。
これ、おいしいわ!!
もう、ここで腰を据えて、どんどん食べたいけど、そうもいきません。
ここでは1本ずつ食べて次に向かいます。
おいしかったなぁ。
新井屋の味噌まんじゅう
あ!この味噌まんじゅう知ってる!
有楽町の「むらからまちから館」で何度も買って食べてます。
なんと、実際にお店に来ることが出来て感激!
こちらの味噌まんじゅう、めちゃくちゃおいしいので、もし「むらからまちから館」やソラマチの「とちまるショップ」などで見かけたら、ぜひお試しください。
つぶしあんと、本店限定の白あん。
どっちも美味。
そして、佐野駅近くまで戻ってきました。
いもフライともうひとつ食べたかった佐野ラーメン。
もちろん有名店はたくさんあるのですが、私はここの佐野ラーメンが食べたくて。
松葉食堂
見るからに、昔ながらの街の食堂。
浅草あたりにありそうな店構えです。
ここは、佐野ラーメンの他に丼物もいろいろあるみたいです。
では入店。
入るとそこは、まさに昭和の食堂。
狭い店内には、お店の常連さんが2人、朝からコップ酒を飲んでお店の年配のご夫妻と世間話をしていました。
わ。
すごく苦手な雰囲気だ…と思ったけど、お店のご夫婦はすぐに厨房に戻り、常連さんたちは端に避けてくれて、私たちが座りやすいようにしてくれました。
私達の注文は、もちろん「らーめん」。
常連さんのひとりが、「何かつまみお願い」と言うと、お店の奥様が「目玉焼きと野菜炒めどっちがいい?」と。
常連さんが「オレ、前歯無くなっちゃって固いもの食べられないから目玉焼きでいいや」と笑いました。
…いやいや、前歯無くなっちゃったって(笑)
きっとここでは毎日、こんなふうに時間が過ぎていくんだろうな。
そして待つことしばし。
ラーメンがやってきました!
撮影の許可を頂いてパチリ。
ラーメン 550円
佐野ラーメンの大きな特徴は、青竹打ちの麺と透き通るようなスープ。
まあ、こちらのラーメンが青竹打ちかどうかはわかりませんが、クセが無くてするすると食べられる優しいラーメンでした。
私はラーメンに詳しくないので、細かい描写はできませんが、スープまで全部飲みたくなるような味だったなぁ。
きっと同じ佐野ラーメンでも、お店によって全く違うんでしょうね。
もっとおいしい佐野ラーメンもたくさんあるでしょうけど、ほのぼのとしたこちらの佐野ラーメン、おいしく頂きました。
ごちそうさまでした!
このあと、さらにいもフライを食べ、いよいよさのまると…会えたかな?
ぜひ次回もお付き合いください。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
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