先日は、「母、はじめての日比谷」をたくさんの方に読んで頂き、またたくさんのコメントも頂いてとっても嬉しかったです。
ありがとうございます!
ちょっとノリが違いますが、また母と出かけてきましたのでそのお出かけをご紹介します。
今回向かったのは、JR国分寺駅からすぐの「殿ヶ谷戸庭園 とのがやとていえん」。
国の名勝で、名前は、昔この場所は「国分寺村殿ヶ谷戸」という地名だったことにだったことに由来します。
武蔵野の自然の地形である谷を巧みに使った「回遊式林泉庭園」です。
ここは、1913年(大正2年)に、江口定條(後の満州鉄道副総裁)の別荘として造られ、その後三菱財閥の岩崎家の別邸となりました。
1974年(昭和49年)に東京都が買収して有料庭園として開園しました。
さて、なぜ母が突然「殿ヶ谷戸庭園に行きたい!」と言ったのかというと理由があります。
それはこちら。
ちょっと見にくいんですけど、「春の手のひら盆栽展」という看板が見えますか?
我が家には、亡き父が残した盆栽がいくつかあります。
本当はもっとたくさんあったのですが、母も私もまったく知識が無いので、ほとんど枯れてしまいました。
その盆栽について、剪定の仕方や育て方などについて聞きたかったようです。
まあ、正直私は盆栽にはあまり興味が無かったのですが、新緑が美しい庭園に行くのも悪くないなと思い、ついていきました。
わー、思った通り、新緑が本当に美しいです。
そして、園内にあるサービスセンターの中にミニ盆栽が並んでいました。
大きさがピンとこないかもしれませんが、どの植木鉢も手のひらに乗る小さなものです。
まるで作り物みたいにツヤツヤですが、もちろん植物は全部本物です。
そして、植木鉢がのっている台もそれぞれ工夫がされていておもしろいです。
盆栽って、松やもみじじゃなくてもいいんですね。
草花っぽいものや、多肉でも。
そうそう、これこれ。
たまに見かけませんか?
木が半分くらい白く枯れたみたいになっている盆栽。
もちろん木は生きていて、ちゃんと葉も出ているのですが。
この盆栽を作られた方が、質問にこたえていらしたので、その素朴な疑問をぶつけてみました。
「この木は、どうして一部分枯れたみたいになっているんですか?」
するとその方は呆れつつも、これはもちろんわざとこういうふうに作ってある事。
はじめに木に傷をつけて、28年間かけて徐々に皮がむけていった事。
などを教えてくれました。
これで28年?
わー、大変だ。
そしてこの木が白くなったところを「神(じん)」と呼ぶのだということもおしえてもらいました。
手のひら盆栽はどれもとってもかわいくて、また見に来たいなと思いましたよ。
※今回のイベントはすでに終了しています。
私が盆栽をパチパチと撮影している間、母は「盆栽相談」と書かれたところに行き、ベテランの植木屋さんに手入れの仕方などを教わってきたみたいです。
ま、一応用事は足りたみたいでよかったです。
せっかく来たので、コンパクトな殿ヶ谷戸庭園をぐるっとあるいてみることにしました。
残念ながらすでに藤も終わってしまい、今見ごろの花はほとんどありません。
でも、新緑が本当に綺麗なので見とれてしまいましたよ。
ここは、たぶん秋には「はぎ」のトンネル。
シャガの花がかろうじて。
すっくと伸びたたけのこがいい感じ。
こうなるともう「たけのこ」じゃないけどね。
母よ。
「あ、あそこに食べごろのあるわよ!」とか大きな声で言わないの(笑)
ちょっとした坂を上って、茶室のある「紅葉亭」へ。
奥にはお茶室などがあり、お道具も含めて借りることができるそうですよ。
この紅葉亭からの眺めが素晴らしい事!
中央の池を見下ろし、庭園を眺めることができます。
新緑が目に眩しいです。
やきがし屋 みきさんのお菓子を、新緑を眺めながら頂くという贅沢。
母もすごく喜んでいました。
ん?
ネコだ。
あ、みっかっちゃった。
あれ?これって石臼じゃない?
飛び石として第2の人生を送っているのでしょうか。
梅一粒発見!
松がワチャワチャ。
スズランが咲いていました。
ホント、鈴みたいでかわいいですね。
毒だっていうのは聞きましたが、本当?
ボタン?
おそらく、シャクヤクのつぼみ。
真ん丸でかわいいですね。
では、そろそろお食事タイム!
公園を出まして、駅ビルの中に逃げ込みます。
母の希望で、お店は「麻布茶房」へ。
甘味と軽食のお店ですよね。
まあ、私の好みではないけど、まあ母がいいならそれでよし。
メニューはこんな感じ。
・きじ焼重御膳 1112円
・鶏そぼろ御膳 926円
・てり焼鶏つくね御膳 1112円
・栗豚生姜焼き御膳 1093円
・栗豚しゃぶおろし御膳 1186円
・油淋鶏御膳 1186円
・栗豚とレタスのあんかけ焼きそば1093円
・五目あんかけ焼きそば 1139円
・茶房風ソース焼きそば 1093円
・土鍋煮込みマイルド豆乳担々麺 1158円
・土鍋煮込み担々麺 1158円
・カニ塩ラーメン 1065円
・あんかけ醤油ラーメン 862円
そして待つことしばし。
母の所にやってきたのは「五目あんかけ焼きそば」
写真撮るから、まだ食べないでって言ったら、このポーズのまま待つ母。
いやいや、手、入っちゃうから(笑)
これは同行者の「カニ塩ラーメン」
カニなのにエビが乗っているのは、母が五目焼きそばから嫌いなエビをつまみ出し、こっちへ入れました(笑)
急に豪華になった感じのラーメンなのでした(笑)
私が注文したのは、「きじ焼重膳」
そぼろたまごときじ焼きが甘じょっぱくてご飯が進みます。
でも…この重箱、つき指するぞっていうくらいの浅さ(笑)
卵も鶏も結構はいっているのだから、もう少しご飯が入っていてもいいのになぁ。
そして、全てを食べ終わった時、母が「かき氷を食べてみたい」と言い出しました。
なんでも、「さっきあっちの方で食べてたのがおいしそうだった!」と。
…子供か。
というわけで、デザートのメニューを見て、再び検討します。
いちごソフトミルク、チョコ黒みつ~ラム酒入り~、キャラメルソフトミルク、抹茶ソフトミルク各815円
ブルーライチ、甘酒ミルク、きなこ金時、抹茶金時、杏夏みかん、きなこミルク各723円
氷フルーツカクテルクリームソーダ862円、抹茶金時白玉ソフトミルク1047円 ほか
そして、ご希望通り、母の前には抹茶金時が。
どーん。
母は「ええええ!!こんなに大きいの??」と大騒ぎ。
ワタシから見れば、今の平均的なサイズの氷だと思うのですが、母の思っていたのとは全然違ったみたい。
しばらく手を付けずに、「すごいね、大きいね!」と大騒ぎ。
取り皿を持ってきてくれたお店の方に「こんなに大きくちゃ食べきれないわ~!」なんて話しかけたりして(笑)
母よ、落ち着け(笑)
もちろん母が全部食べられるわけもなく、多分1/3も食べずにこちらにまわってきました。
まあそんな事だろうと思っていましたが(笑)
でも母が「こういうの一度食べてみたかったのよね」と言うのですから、楽しめて良かったです。
多分、昔のかき氷ってガリガリした氷だったので、こんなふうにふわふわの大盛りのは食べたことが無かったんでしょうね。
そして、もう一品、同行者が注文していました。
クリームスイートポテト 670円
温かいスイートポテトの上に、けっこう大きいソフトクリームがのっていますからね。
来た時から、みるみる傾いていきますよ。
きゃー、早く写真撮って食べ始めなきゃ!!
というわけで、食後のデザートは大騒ぎになったのでした。
まあ、いつものように、ものすごく変わった味がするとか、めちゃくちゃおいしいってほどではありませんが、母にはちょうどよかったみたいです。
今回は、殿ヶ谷戸庭園でかわいい盆栽を見たり、新緑を見たりして気持ちよかったです。
皆様もぜひ新緑散歩を楽しんでくださいね。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
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