東京タワーの特別展望台がずっと工事中だったのをご存知ですか?
2018年3月3日、展望台がリニューアルオープンするというので、早速行って来ました。
都営大江戸線 赤羽橋駅を降りると、東京タワーがその姿を現します。
スカイツリーも近未来的でかっこいいけれど、やっぱり絵になるのは東京タワーな気がします。
東京タワーの展望台と言えば、見上げると四角くて窓が一杯見える一般的な展望台「大展望台」、そして別料金でさらに上に上がる「特別展望台」がありましたよね。
今回大きくリニューアルしたのが高さ250メートルにある特別展望台の方です。
まずは、名前が特別展望台から「トップデッキ」に変わりました。
(ちなみに大展望台の方はメインデッキと名前が変わりました)
そして、何よりも大きく変わったのは、トップデッキには事前予約をしないと上がれなくなった!ということです。
トップデッキに上がるためには、体験型展望ツアー「トップデッキツアー」に参加する必要があるのです。
私が参加したのはオープン当日の3月3日でしたが、まだあまり知られていなかったのか数日前でも予約が可能でした。
予約をすると、人数分のQRコードが割り当てられます。
当日はそのQRコードが必要なので、スマホをお忘れなく。
では、当日の入場の仕方をご紹介します。
チケット売り場ではなく、直接エントランスから入ります。
正面にエレベーターホールがありますがそちらには入らず右手奥に進みます。
ちょっと見、ATMコーナーのような場所がありますから、そこがチェックインの場所です。
ここに、受付時に通知されていたツアー№と集合時間が表示されています。
例えば、この時は10:45~11:00集合の方の受付中でした。
この日は、集合時間の5分前くらいになると、列を作る感じでした。
集合時間になると、ひとり(一組)ずつQRコードを読み取ります。
そのあと、こんな音声ガイドが渡されました。
13言語に対応したもので、この後トップデッキで大活躍するので、しっかりイヤホンをして準備しましょう。
トップデッキツアーは、一般の方とは別の専用エレベーターでまずは地上150メートルのメインデッキ(旧大展望台)へ向かいます。
メインデッキは、帰りにゆっくり見られるので、まずはトップデッキツアーのゲートに向かいます。
ここでもう一度、QRコードをチェックされます。
そしてその後、小部屋に入ります。
そこでは、東京タワーの建設風景や東京名所の新旧の姿などを映像で見せてくれます。
さらにその先には「シークレットライブラリー」があり、東京タワーの歴史を教えてくれます。
この2部屋については撮影禁止。
んー、なんでだ。
さらに進むとそこはプラットフォームと呼ばれる場所。
突然ドリンクをすすめられます。
この日は、緑茶とスポーツドリンクでした。
それらが入っているのはかわいいオリジナルプラカップ。
カップがかわいいので、お土産に持って帰りたい方は、このプラットフォームにいる間に、スタッフの方に「カップを入れる袋をください」というともらえます。
金魚すくいの金魚を入れる袋みたいなのをくれますよ(笑)
そして、同時に流れ作業で写真撮影も。
希望する方は1枚1300円で購入できますし、買わなくても無料のフォトカードという小さい写真みたいなのをもらえます。
それもいらないという方は、スルーすれば大丈夫。
そしてここでは、世界的パフューマーのクリストフ・ラウダミエルさんによる「東京タワーオリジナルの香り」でおもてなしされます。
…事前に案内が無かったので、帰って来てからパンフレットを見てびっくり。
んー、気づかなかった。
エレベーターを待ちます(写真だとわかりづらいですが、もちろん屋内です 笑)
そしてエレベーターで、いよいよトップデッキへ!
降りるとそこは…
鏡を貼り合わせた、ビックリハウスのような光景。
なんじゃこれは。
パンフレットによると、ジオメトリックミラーというんだそうで、ここにはLED照明も組み込まれていて、実際は夜に来た方が綺麗みたいです。
昼間は、正直なところあまり魅力を感じませんでした…。
ま、気を取り直して景色を見ましょうよ!
遠くの景色はかすんでいたのですが、晴天なのでこの周辺はとても綺麗に見えました。
富士山はかすかにぼんやり見えましたよ。
でも写真には写らなかったー、残念です。
そして、ここで大活躍なのが先ほどもらった音声ガイド。
まず画面には、自分がいる方向を指し示してくれます。
音声モードと景観モードというのがあります。
景観モードは、この方角に見えるものを画像と名前で教えてくれます。
こんな感じ。
実物と見比べれば、あの建物が何なのかを知ることができますよ。
私のおすすめは音声モード。
見えている主な建物などを、ひとつひとつ画像をズームにしたりして、詳しく音声で教えてくれます。
見える場所なども丁寧に説明してくれるのでわかりやすいです。
ただ、結構狭いトップデッキの中で、みんな案内を聞いている間は窓際を動かないので、混んでくると、なかなか窓際に行くのがむずかしいかもしれません。
かの有名な「もう一つの東京タワー」。
道路の感じが東京タワーっぽいのが見えますか?
もやっとしているスカイツリー。
あちらの展望台からも、きっと東京タワーを見ている人たちがたくさんいるでしょうね。
ズームで国会議事堂。
このあたりには晴海。
オリンピックの選手村はここに作られているそうです。
とにかくすごい人だよ。
このトップデッキはとても狭くて、トイレはあるけれど、それ以外には何もありません。
カフェなどはもちろん、売店もありません。
この下のメインデッキでどうぞ。
さあ、十分見学もしたし降りるか!…と思ってスタッフの方に声をかけたら、呼び出しブザーを渡されました。
15分くらい待ってくださいとのこと。
お帰りになる方は、時間に余裕を持って下さいね。
仕方ないので、また展望窓の近くにもどりました。
すると!
わお、カラス!
こんな高いところまで飛んでくるんですね。すごい。
そして待つこと約20分…
やっとブザーで呼ばれてエレベーターへ。
先ほどのプラットフォームを経て、メインデッキへ戻りました。
ここで音声ガイドが回収され、この日はリニューアルオープン日だったのでこの日限定の記念品を頂きました。
タカシマヤだ。
中身は…
ドイツのシュトルツル ラウジッツ社のタンブラーでした。
ちゃんとオープンの日付けなどが入っていて、記念になりました!
本日はここまで。
少し長くなりましたので、メインデッキでのランチやおやつ、お土産売り場の様子などは次回ご紹介することにします。
今回のトップデッキツアーに参加してみての感想です。
まず、このツアーの参加費用、つまりトップデッキとメインデッキ両方の見学代金は、驚きの大人1人2800円!!
高っ!!
確かにトップデッキで使える音声ガイドはすごくよかったです。
そしてメインデッキよりも100メートルも高いので、見晴らしも良かったです。
でも、でも。
途中でプラカップに緑茶をもらって、歩きながら飲むくらいでは、それほどの特別感は無いし、夜ならムーディだったとしても昼間のあのキラキラのミラーの意味もよくわからないし。
事前予約で並ばなくていいといっても、事前予約してしまえば曇り空などでも直前キャンセルできないというリスクもあるわけで。
なんとなく前宣伝では、ゆっくりと空の散歩をお楽しみくださいと言う感じでしたが、行ってみると凄い混雑で、ゆっくり空の散歩という感じではありませんでした。
まあ、なんというか、普通の展望台です。
なので、2800円を払う価値があるかと聞かれると、とても微妙です。
私は1回でいいかな。
それでももし行ってみたいという方がいらしたら、夕景から夜景に変わるくらいの時間が良いかもしれません。
そうすればきっと、あのトップデッキのキラキラ演出の意味を感じられるかもしれないですから。
メインデッキのみの見学は900円!
正直、東京タワーらしさを楽しむなら、これで充分という感じもしなくはないです。
東京タワーメインデッキなどのご紹介はまた次回に。
オマケ☆
ノッポン兄がお出迎え。
兄は案内のおねえさんを口説いていましたが、ベビーカーのお客様が来たので、慌ててお仕事に戻っていきました(笑)
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
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