上野で「発祥の店」を訪ねています。
先日は、お子様ランチ発祥のレストランを訪ねて、食べてきました。
今回はデザートのお店に向かいました。
元祖 小倉アイス 「みつばち」です。
春日通に面していて、喫茶もあります。
JR御徒町駅から5分くらい、東京メトロ 湯島駅から2分くらいです。
有名店なので、ご存知の方も多いですよね。
私もだいぶ前ですが喫茶を利用しました。
寒い時期には、ハニー焼きという今川焼みたいなのもあって、買ったことがあります。
でも、小倉アイスを店頭で買うのは初めてかも。
小倉アイス200円、小倉アイスSP280円、黒糖アイス280円
ハニートリプル(小倉、小倉SP、黒糖) 420円 +求肥470円
その他のアイス 250円
いろんなアイスがあります。
写真で確認できるだけ書いてみます。
小倉、小倉SP、黒糖、バニラ、メロン、ストロベリー、クッキークリーム、ヨーグルト、カシス、ミントチョコ、ラムレーズン、ラムネ、むらさきいも ガトーショコラ、パステルマーブル ほか
アイスの他にも、テイクアウト用の甘味も並んでいました。
みつ豆430円、ところてん320円、杏あんみつ520円、サハラ390円
サハラって何だろうって調べたら、どうやら「寒天、餡、きな粉、黒蜜」みたいです。
このお店のオリジナルの名前なんでしょうか。
他店でも呼ばれているのかな?
そして、何でサハラ?
やっぱり、きな粉が「サハラ砂漠」みたいだから?なんてね。
結構混んでいたので2~3組待ちました。
注文したのは、「小倉+餡トッピング」と同行者の「バニラ+餡トッピング」です。
小倉アイス200円+餡トッピング50円、バニラアイス250円+餡トッピング50円
1個が大きい!
イメージする1スクープよりも1.5倍くらいありそうです。
食べてみると、最中の皮のパリッとした香ばしさと、シャーベットとアイスの中間のようななめらかな小倉アイスがおいしいこと!
トッピングの餡も、いい仕事をしています。
甘すぎないけど、しっかり和菓子の風情があります。
みつばちのホームページによりますと、1915年(大正4年)のある夏の日曜日に、みつばち創業者嶋田当与さんが、残った氷あずきのタネがもったいないので、アイスクリームを作る桶に入れて貯蔵し、翌朝食べたらおいしかった!というのがはじまりだそうです。
そこから、砂糖の量を減らしたり、いろいろ工夫を重ね出来上がったのが「小倉アイス」だということです。
そうか、氷あずきから生まれたわけですね。
何かをちょっと置いておいたら、別の物に変化していて食べてみたらおいしかった!みたいなのって、はじめて物語の基本ですよね(笑)
でも、そのおかげで私たちはおいしい小倉アイスを味わえるわけですから、ありがたいことです!
ごちそうさまでした!
そして。
最後にもう一軒、発祥の店に向かいます。
あ、鈴本演芸場だ。
この日も寄席は立見の大盛況でした。
そして、目指していたのはこちら!
酒悦(しゅえつ)です。
こちらはなんと創業1675年(延宝3年)ということで、創業342年!!ぎゃ。
お漬物やつくだ煮などの瓶詰で有名ですよね。
お遣い物にもよく使われていると思います。
ここが発祥の品物は…
そう、福神漬けです!
元祖福神漬け。
十五代 野田清右衛門さんが福神漬けを考案されたのだそうですよ。
今では、「元祖福神漬け」「特撰福神漬け」「淡口福神漬け」と3種類あるようです。
家庭用の袋に入ったもの、缶、びん詰など形式もいろいろ。
試食では、淡口が好きかなぁと思ったけど、やっぱり元祖の味を味合わないとね。
元祖 福神漬けです。
今の福神漬けというと、ちょっとあまじょっぱい印象があるのですが、元祖は「醤油漬け」と言う感じで甘みは感じず、やはりちょっとしょっぱいです。
でも逆に、福神漬けは甘くておかずにならないよと思っている方には、おいしいお漬物として逸品になるかもしれません。
今回は、2軒の発祥の店をご紹介しました。
発祥の店シリーズはちょっと楽しいので、のんびりシリーズ化していきます。
もしおすすめの発祥の店がありましたら教えてください。
参考にさせていただきます。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
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