目黒雅叙園の中にある、東京都指定有形文化財「百段階段」で、猫アートの作品展がはじまるというので、行って来ました。
目黒雅叙園は、2017年4月から「ホテル雅叙園東京」に名前が変わったそうです。
目黒から東京へってことですね。
百段階段は、通常は写真撮影が禁止されているんです。
最近は、限られたイベントで撮影が許可されています。
今回のイベントは、撮影OKとのこと!ヤッター!!
この展示は4月26日から5月14日まで開催されています。
初日に行って来ました。
螺鈿細工のものすごい目がチカチカするゴージャスなエレベーターを降りると…。
たくさんの猫写真が出迎えてくれました。
この先で靴を脱ぎ、それを頂いたポリ袋に入れ、いよいよ百段階段を上がります。
階段の端にはちゃんと段数が書いてありますので、100段まであるか数えてみて下さいね。
この百段階段の右側にお部屋があり、そこで福ねこ展が行われているというわけです。
最初の部屋は「十畝の間」。
荒木十畝による式の花鳥画が描かれ、黒漆の螺鈿細工が見られます。
そこに展示されていたのは…
あなたの誕生日の招き猫に会える366日の「招きたん」と猫神さまの世界 もりわじん
ぐわー、かわいいぞ。
もりわじんさんといえば、猫アートの第一人者。
あちこちで作品に出合います。
後ろの小さな猫たちは、366体あってそれぞれ違う色柄や表情をしたお誕生日猫なのです。
みなさんのお誕生日猫も絶対あるはず。
もちろん、私自身の誕生日猫は探してきました。
8月29日、おとめ座で焼肉の日生まれのこの子が私のお誕生日にゃんこ。
頭のてっぺんに、ハートマークがありましたよ。
みなさまもお出かけになったら、ぜひ探してみてくださいね。
そしてもりわじんさんといえば、やはり外せないのが「猫神様」。
金猫神
あまりに独特の世界過ぎて最初は苦手だったんですが、あちこちで見ているうちに大丈夫になりました。
太陽猫神
まわりにいるのは、太陽を中心にした星たち。
ん?ドラえ…いや、海王星でした。
ぶ…土星らしい。
毛の中にも小さい猫が。
もりわじん先生の世界を堪能しました。
そして数段上がり、次のお部屋は「漁礁の間」
室内はすべて純金箔、純金泥、純金砂子で仕上がられ、彩色木彫と日本画に囲まれた部屋です。
そこに飾られていたのは。
歌川国芳「猫飼好五十三疋」を立体化 平安から江戸の猫たちの世界 小澤 康麿
猫飼好五十三疋
当時大流行していた「東海道五十三次」をパロディ化して出来たのがこの絵。
つまり、53カ所の地名をダジャレにしたもの。
そのイラストを、立体にしたというわけですね。
たとえば、どんなダジャレかと言いますと。
「岡崎 おかざき」 ⇒ 「おがさけ」 尾が2つに裂けた猫又のこと。
「蒲原 かんばら」 ⇒ 「てんぷら」
ん?
んー。
「由井 ゆい」 ⇒ 「たい(鯛)」
「江尻 えじり」 ⇒ 「かじり(鰹節を丸かじり)」
…う、うーん。
ダジャレはともかく(笑)、猫たちの表情がとってもかわいいので、集めてみました。
このまわりにも、猫たちがいました。
鯛に夢中の2人…いや、2匹。
あ、やべ見つかった。
猫又さんたちの恋ダンス。
いや、違う(笑)
さて、本日はとりあえずここまで。
まだまだ作品はたくさんあります。
また次回、さらにネコたちの可愛い様子をご紹介します。
ぜひお付き合いください。
とても混んでいましたので、お出かけの方はお気をつけくださいね。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
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