今年もまた、アレの季節がやってきましたね。
そう、「元祖 有名駅弁と全国うまいもの大会」です。
今年でなんと52回!!
今年も300以上の駅弁や全国のおいしいものが集まります。
問題はこれまた異常に混むんですよね。
以前は駅弁コレクターだったので(笑)、期間中何度も通いました。
毎回、○○対決とか、幻の駅弁復活とかいろいろ企画があるのでね。
今回は平成29年で29=ニクってことで、「牛肉駅弁頂上決戦」なんて企画がありますよ。
ふふ、おいしそう。
今回は、その後に行く場所があったので、目的のお弁当を2つだけ買いに行きました。
10時のオープン時に行くと、ものすごい混雑に巻き込まれるので、あえて10時半くらいに行ってみましたよ。
あ!顔出し看板がある!ってことは売り場も写真OKなのかな?と思ったのですが…
撮影できたのは、ここだけでした。
うん、仕方ないよね。
チラシの詳細は、京王百貨店新宿店のホームページで見ることが出来ます。
毎度のことですが、輸送駅弁のブースに並ぶ人の行列が長く長く、子供服売り場の方まで続いていましたよ。
ご存知だと思いますが、駅弁大会で購入できる駅弁には2種類あります。
一つは、その場で作って販売する「実演駅弁」。
これはその場でどんどん作られるので、午前中に並べばほぼ確実に手に出来ます。
もう一つは、それぞれの駅弁屋さんが地方から送ってくる「輸送駅弁」です。
こちらは、販売数が少な目で限られているので、人気駅弁はすぐに売り切れてしまいます。
九州や北海道など遠方の駅弁や、普段はなかなか手に出来ない駅弁などがあるので、目的のお弁当がある方は、開店前から行列し、ダッシュでこのブースに並ぶことをおすすめします。
このイベントはやはり駅弁が主役ですが、そのほかに「全国うまいもの大会」も同時開催されています。
例えば山梨県清泉寮のソフトクリームが食べられたり、赤福茶屋では赤福を召し上がることもできます。
551蓬莱の肉まんが買えたり、博多の明太子が買えたり。
見ているだけで興奮します(笑)
今回は、欲しかった駅弁2つを難なくゲットし、早々に退散。
いやぁ、すごい人です。
床が抜けるんじゃないかって心配になるほどです。
そして、今回どうしても欲しかった駅弁はこの二つです。
台湾 台湾鉄道 台北駅 台鉄パイコー弁当 2200円(ステンレス容器、巾着付き)
※弁当は国内工場で調理。
実はこのお弁当、何年か前にも買ったことがあります。
でも、その時はこのお弁当箱は使わずに(コレクターだったので(笑))しまってあります。
今回買って、撮影の時のお弁当にしよう!と思ったのでした。
2200円は駅弁としては高いけど、このお弁当箱はしっかりしているし、台鉄のイラストとかが入っていておもしろいですよね。
そしたら!
なんとお弁当箱と一緒に紙が入っていて、「食品を入れずに、小物入れとして使うように」と書いてありました。
えーーーー!!
念入りに洗ったり煮沸消毒すれば使えないことはないようですが、ちょっと心配に。
いいもんねー、コレクションの記念メダル入れにしてやるーぅ。
どうしても「便當」って書き方が納得できない感じで(笑)
中身は、醤油味の味付けたまご、さつまあげ、パイコー(豚肉)、たくあん、高菜漬け
おかずの下にはご飯が入っていますが、1.5センチくらいの厚みで、少ないなーという印象でした。
以前食べた時は、もっと八角のような香りの強いスパイスが使われていました。
中華っぽい味だなぁと感じたのを覚えています。
でも、今回は醤油味っぽくて、少しだけカレーっぽいようなスパイシーな感じがしました。
食べやすい味でした。
お弁当の味というよりも、このステンレスの弁当箱を小物入れとして使いたいという方(笑)におすすめです!
そしてもうひとつ、どうしても欲しかった駅弁はこちら。
北海道 室蘭本線 母恋駅(ぼこいえき) 母恋めし 1188円
先日、室蘭のうずらの卵を使ったパフェを食べた時にも書きましたが、以前北海道を電車旅した時、室蘭本線に乗り、母恋駅へ立ち寄りました。
母恋には「地球岬」という景勝地があるのですが、そこに行き、帰りに予約しておいたこのお弁当を母恋駅でピックアップし、電車の中で食べました。
個性的で、おいしくて、手作りっぽい温かさが残るお弁当でした。
もう一度食べたいと思っているお弁当だったので、今回手に出来て良かったです。
包みを開けると、こんな懸け紙が出てきます。
ああいとしの母恋めしさん。
この感じもたまらなく好きです。
そしてパッケージをパカッと開けると!
わー、懐かしい。
そして全体の雰囲気が変わっていなくてよかった。
左側に、巨大な貝殻が入っているのが見えますか?
北海道の地名はアイヌ語がもとになっていることが多いそうです。
「母恋 ぼこい」は、アイヌ語で「ホッキ貝がたくさんとれるところ」という意味の言葉が語源になっているとか。
というわけで、この母恋めしは、ホッキを使ったお弁当なんです。
そしてお弁当に入ったこの巨大な貝殻は、ホッキ貝の貝殻なんですね。
ホッキの炊き込みご飯のおにぎりが二つ、燻製の玉子とチーズ、ナスの漬物、はっかのキャンディが入っています。
おにぎりの一つが、先ほどの貝殻の中に入っています。
この貝殻が、分厚くてめちゃくちゃ重いです(笑)
ホッキの炊き込みごはんには、ほらこんなにホッキ貝が!
貝の出汁ががっちりしみ込んだ、旨みたっぷりのご飯。
ちょっと甘みさえ感じる穏やかなおにぎりです。
強めの燻製がかかった、チーズと卵。
ナスの漬物。
おにぎりが穏やかな味なので、アクセントにぴったりです。
そして一つ一つが小さなビニールに入っているところも、食べる人の事を考えてくれていて、とても深い愛情を感じます。
最後に、デザートのはっかキャンディ。
お口直しにってことでしょうか。
以前食べた時は、普通のキャンディ包みのはっか飴がコロンと入っているだけでした。
でも今回…
ご安全で楽しい旅を!!
オリジナルのキャンディーになっていました。
進化したことはうれしいような、ちょぴりさみしいような。
でも、久しぶりに食べて、楽しかった旅を思い出しました。
貝の炊き込みご飯がお好きな方、ほっき貝がお好きな方におすすめです。
ごちそうさまでした!
駅弁大会は1月24日まで開催していますが、19日から出店が一部変わります。
今回ご紹介した2つのお弁当は、24日まで通して販売されます。
詳細は、公式ホームページからご確認ください。
みなさんがお好きな駅弁はあるでしょうか。
もしおすすめがあったら、ぜひ教えてください。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
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