※ これは2015年(昨年)の様子です。
昨年2015年2月8日、伊豆を一泊で旅しました。
そして、爪木崎で見た水仙と青い海がとってもとっても綺麗だったので、今年は母を誘い、下田でゆっくり温泉に浸かることにしたのです。
というわけで、何回かにわけて旅日記を書いていきます。
たぶん長くなるので、間に通常の記事も入れていきます。
ぜひ最後までご覧になってくださいね。
今回の旅は、1月28日(木)にスタート。
またまた今回も、びゅうの「伊豆トク」というJR付きの安いプランで出発です!
スーパービュー踊り子で伊豆急下田へ向かいます。
新宿駅を9時25分に出発して、伊豆急下田に到着するのは12時過ぎ。
相変わらず遠いな、下田(笑)
では、出発ー!!
富士山が見えたよ。
そして逆側の窓には、海が見えました!
海も綺麗!
実は今回の旅、2泊3日のうち天気予報で晴れの予報は出発日のみ。
あとの2日は、かなりの雨が降るという予報が出ていました。
なので、本当は初日はゆっくりしたかったのですが、がんばってそのまま爪木崎へ水仙を見に行くことにしました。
あそこは、雨が降ったら厳しいからねぇ。
そして今回、本当ならメインのイベントだったはずの水仙を、「初日にちょこっと見ればいいや」となってしまったのには訳があります。
実は、私たちが訪ねる10日ほど前のこと。
ちょうど東京に雪が降ったあの日。
下田は大荒れの天気となり、強風による塩害が発生し、ちょうど見ごろだった水仙がほぼ全滅してしまったのです。
開花情報を毎日のようにチェックしていた私は、事前にその情報を手にしていました。
本当に、本当に残念です。
爪木崎に行っても、美しい水仙の姿を見ることはできないことがわかっていたのですが、やっぱり、訪ねることにしました。
本当なら、ここ一面に真っ白な水仙が咲いていたんだよって、母に教えてあげたかったんです。
なので、下田到着後、爪木崎行きのバスに乗り換えました。
バスの往復チケットを駅の伊豆急トラベル窓口で買うと若干お得です(笑)
係の方にも、「水仙は枯れてしまいましたが…」と言われたので、「いいんです、海が綺麗だから見に行きたいんです」というと、にっこりしてくれました。
「あそこからの海はきれいですからね」と。
爪木崎行のバスは本数が少ないので、乗られる方は必ず事前に調べておいてください。
伊豆急トラベルの窓口で、爪木崎行のバスの時刻表を頂けますよ。
そして、バスに乗ること15分くらい。
爪木崎に到着です!
わーお、海が綺麗。
やっぱり来てよかったね、お母さん。
※撮影 2016.1.28
本当なら、まだ見ごろは続いていたはずの水仙。
塩害を免れた部分に少しは花がみられるかもしれません。
ほら、海がとっても綺麗。
そして、手前の平らなところは、本当なら真っ白に水仙が咲いていたところ。
近づいてみると、背の高い葉っぱは強風になぎ倒され、茶色く枯れているものもありました。
ああ、やっぱり花はあまり残っていません。
でも。
一つ一つ丁寧に見ていくと、運よく残った水仙が一生懸命咲いていました。
綺麗に咲いてくれてありがとう。
来てよかった。
全体をぼんやり見渡せば、なんとなく綺麗な気もします。
これが自然だもの、仕方ないよね。
ここにも、たくさんの水仙が咲くんです。
今回一枚目に載せた、昨年の写真を写したのは このすぐ隣です。
また来年来ようよ。
今年よりもずっと綺麗な一面の水仙を見に来よう。
水仙の残念さを忘れるくらい、海は相変わらずとっても綺麗。
ああ、いいなぁこの綺麗な青。
いるのか、伊勢海老!!…ニヤリ。
東尋坊っぽいところね。
この日、天気は良かったのですが、昨年のように島影はほとんど見えませんでした。
目を凝らして、やっと伊豆大島がぼんやり見えるくらい。
このあたりの景色は、何度見てもものすごく遠くまで来たとしか思えないよ。
まさか静岡県だなんて。
名前はわからないけど、赤い実。
がんばって咲いていた磯菊(イソギク)。
黄色い花をつけていたのは、この株しかみつけられませんでした。
かわいい花を見せてくれてありがとう。
自生しているのは初めて見ました。
本当に磯に咲いているんだと何だか感激。
葉っぱが茶色くなってしまったけど、花は何とか咲いていました。
うん、綺麗だよ!
駐車場で地物の干物や野菜、苗なんかを売っていました。
綺麗な海!
また来年、きっと来るよ。
その時までね、バイバイ!
駐車場の水仙はまだまだ綺麗(笑)
そしてまたバスに乗り、下田駅に戻ります。
それからホテルのお迎えバスに乗って、早めにホテルへ。
今回も昨年に引き続きお世話になるのは、「里山の別邸 下田セントラルホテル」です。
去年とってもよかったので、母を連れてくるならここって思っていたんですよね。
ロビーも落ち着いていてとても素敵。
ただ、イスが低すぎて、足の悪い私たち母娘には厳しかったです。
かわらず、廊下にはカエルがたくさん。
お部屋にもカエルがいました。
早かったので、母と温泉へ。
瓶牛乳が置いてあるので、お風呂に入る前に二人してグビグビ。
えっと、お母さん、これ風呂上がりに飲むやつじゃない?
ま、いいか(笑)
広い湯船に手足を伸ばして入ると、本当に気持ち良いですね。
疲れがお湯の中に溶けだすようです。
そして、いよいよ夕食。
実は今回、母には内緒で軽いサプライズを仕込んでおきました。
うまくいくかな。
お品書き
前菜 と食前酒
お造り
地酒飲みくらべセット 伊勢海老具足煮
お刺身、おいしかったなぁ…。
いくらでも食べ続けられるなぁ…。
ちっちゃい伊勢海老だったけど、食べる部分は結構たくさんあって、満足できました。
名物 金目鯛姿煮
鮑の源泉蒸し
コハダと蟹の奉書巻き
金目鯛は、私が取り分ける係だったので、大変でした。
盛り付け方はともかく、身を残さず綺麗に食べられたと思います(笑)
鮑の源泉蒸しは、桜塩をつけて食べるんだって。
んー、普通のお塩の方が好きかな。
そして、御飯とお椀。
あおさ海苔と豆腐のお味噌汁もおいしかったです。
そしてデザートの苺のチーズムース。
希望者には、コーヒーも出ます。
そしてそして、いよいよサプライズ。
事前にホテルにお願いしておいて、フルーツを出していただきました。
実は、母は昨年の11月の誕生日で区切りの歳を迎えました。
なので、ささやかながら、お祝いしたかったのです。
事前にホテルの方と相談し、ケーキよりもフルーツが好きな母のために、ちょっとした盛り合わせと、お祝いのカードをつけて頂いたのです。
そして、なんとホテルの方の計らいで、例のチャンチャンコを用意してくださいました。
はじめに提案された時、うちの母はプライドが高いから、チャンチャンコなんて人前では着ないだろうなと思って、「チャンチャンコはいらないです」と断っていたのですが、ホテルの方が「もしよかったら」と持ってきてくださったのです。
帽子をかぶり、チャンチャンコを着た母は、とってもうれしそう。
「こんなことしてもらえるなんて、思いもよらなかったわ」
ちょっと照れながら「ありがとうございます」と母。
隣の席の方にジロジロ見られていて恥ずかしそうでしたが、ホテルのカメラで写真を撮って頂いてニコニコ。
帰る時には素敵なカードホルダーに入れてプレゼントしてもらいました。
サプライズだったので、ホテルの方もとても気を使ってくださって、フルーツを出す時間の確認を、母がいない時を狙って聞きに来て下さったり、本当にお世話になりました。
母がカードを大切そうに持って帰るのを見て、ちょっと感動してしまいました。
母とはしょっちゅう口喧嘩ばかりですが(この旅行中もやってます・笑)、父の分まで元気で長生きしてほしい。
ダメな娘ですが、母を尊敬し心から愛しています。
いや、口では言わないけどもさ(笑)
さて、今回はとりあえずここまで。
次回は翌日、朝からドガチャカ雨が降る中、どんな一日を過ごしたのかぜひ旅日記にお付き合いくださいませ。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
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