有楽町 イトシアプラザの1階に、以前から気になっていたお店がありました。
それは、「甘味 おかめ」。
交通会館にもお店はあるようでしたが、入りやすそうなイトシア店の方へ。
でも、やっぱりいつものように行列なんですよね。
この日は少々お疲れ気味だったので、どうしても甘味!な気分になり並んでみました。
土曜日の3時過ぎで3~4組くらいの待ち。
15分くらいで、店内へ入れました。
待っている間から気になっていたのは内装の事。
写真は撮り忘れましたが、大谷石っぽい壁。
大谷石風に作ってあるのかな。
店内も民芸調で落ち着いていて、いい感じ。
メニューに、そのこだわりが書いてありました。
① 栃木県の二百数十年前の旧家の大梁を使用
② 大黒柱は無垢の欅
③ 壁は本漆喰
④ エントランスは大谷石と海鼠壁
⑤ 家具は、池田三四郎氏の松本民芸家具を使用
⑥ 額の型絵は、人間国宝の芹澤銈介氏の作品
⑦ 陶磁器のほとんどは、会津の陶芸家 五十嵐元次氏の作品
⑧ 食器(スプーン)は、柳宗理氏の作品
⑨ 食器(ガラス器)は、沖縄・ペルシャの手吹きガラス
…ははん、こだわりすごいな。
メニューはこちら。
文字だけでおいしそうなメニュー。
甘味じゃないけどね(笑)
そして、きましたー!!
私のクリームあんみつ!!
柳宗理さんのスプーンだ。
フルーツがたくさん入っています。
餡が特徴的です。
すごくやわらかいの。
ふわっと甘くて、初体験の味です。
フルーツもたくさん入っていて、やっぱり和風の甘いものっておいしいなぁって思いました。
そして同行者は、こちらのお店の名物「蔵王あんみつ」
蔵王あんみつには、あずきではなく、「大正金時豆」が甘く煮て入っています。
そしてなぜかソフトクリーム。
一口食べさせてもらいましたが、あずきよりもさっぱりした感じ?
同じ「甘い豆」でも、全くの別物という気がしました。
こちらは、寒天と大正金時とソフトクリームだけですが、ソフトクリームの濃厚なミルク味と金時豆と黒蜜の甘さが合わさって、結構クセになるかも。
こちらの甘味は本当においしかったです。
私が大好きだったお店、今はもう無くなってしまった御徒町の「福助」という甘味処を思い出しました。
都路里とか今流行のきりっとした甘味処には無い、ふんわりした感じがいいんですよね。
ただ、このお店で残念なのは、とにかくお店が狭く、席と席の間が狭い事。
お店の方も、くるくると良く働いていてすばらしいのですが、とにかく狭い。息苦しい。
せっかく家具や内装、器などにそれだけこだわっているというのに、くつろげないのが残念でなりません。
こだわりの家具や梁など、会話を楽しみながらゆっくり鑑賞できるお店だったら、さらにすばらしいのに。
まあ、ここは有楽町なわけで、そんな事は無理なのかもしれませんが。
とはいえ、甘味は確かにおいしいので、ぜひぜひ行列が少な目な時をねらって、訪ねてみて下さい。
※もう一つの名物は、おはぎだそうです。
おみやげに買って帰る方がたくさんいました。
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甘味おかめ ⇒ http://www.itocia.jp/plaza/shop/37.html