我が家では、子供のころから毎年、埼玉県にある「喜多院(きたいん) 通称 川越大師(かわごえだいし)」へ初詣に行っております。
今年も1月3日の初大師のだるま市の日、家族で出かけてきました。
喜多院(きたいん)は、天長7年(830年)に創建されました。
埼玉県川越市にあることから、「川越大師」と呼ばれています。
最寄駅は、JR・東武鉄道「川越駅」東武鉄道「川越市駅」西武鉄道「本川越駅」です。
この川越大師は、毎年お正月には40万人以上が参拝するというので、めちゃくちゃ混んでいます。
私が到着したのが、だいたい9時30分くらいのこと。
それなのに、もう本堂の前はこんなに!!
あらら…。
おまわりさんも、高い所から見張っていますよ。
やっとのことでお参りを済ませ、階段を下りてくると…。
わいわい、ガヤガヤ…。
あわわすごい人!!大変だー!
少し高台から見下ろしてみると…
人、人、人…。
うぬぬ。
そして、同じ境内には「仙波東照宮」があります。
この階段が強烈です。
この「仙波東照宮(せんばとうしょうぐう)」は、徳川家康公を祀り、三大東照宮のうちのひとつだそうです。
しかし、日本は三大何とかが好きですねぇ…(笑)
出店がたくさん出ています。
おめん屋さんをのぞいてみましたが、アンパンマン以外は難しくてよくわからないです(笑)
みなさんは、「あんず飴」をご存知ですか?
あんず飴は全国共通のメニューだと思っていたのですが、これ東日本だけなんですってね。
あんず飴という名前ですが、実はそれ以外が主になっていることが多いです。
例えば、駄菓子屋さんに売っているむだに真っ赤なすもも。
これに短い割り箸を刺し、水あめをからめたもの。
他にも、あんずはもちろんの事、缶みかんやチェリーなども水あめの中心に入ります。
最近では、コーラ味やラムネ味の色の付いた水あめだけというものも子供たちに人気みたいです。
お店によっては、食べやすいように下に最中の皮をお皿の様につけてくれるところもあります。
そして、あんず飴あるあるとしては、必ずお店ごとのオリジナルゲームがついてきて、客が勝つともう一つ食べられるという。
たいてい、手作りのスマートボールやルーレット的なものが多いですが、こちらのお店ではどうやらジャンケンみたいです(笑)
東日本のお祭りへお出かけになることがありましたら、ぜひ探してみて下さいね。
さて、このお参りコースにはもう一か所巡るところがありますので、そこまで歩きましょう。
だるま市ですが、熊手も売っていました。
ちょっと派手めのチョコバナナも売ってました(笑)
そして見えてきたのは、「成田山 川越別院」
成田山川越別院と川越大師の間は、たくさんの出店が並び、植木市もたっています。
そうそう、まだだるまを見ていませんでした。
だるまは、いろいろな種類があります。
高崎だるまや白河だるまなどが特に有名ですね。
姿も顔も種類ごとにみな全く違います。
そして、毎年の流行などもあるらしく…。
「今年は風水で、緑色がいいんだって!
だから、緑色のだるまが売れてるよ」と、豆だるまを差し出すお店の方(笑)
そして、遠くからも目立つ、白と黒のアイツ。
こ、これは!!
まさかのパンダだるま!!
か、かわいい…。
一体どんな幸せを招いてくれてるんでしょう!
そして、こちら、毎年景気のよさそうなダルマがいるお店。
わかりづらいですか?
じゃあ、もう少しズームで。
うひょー。
だるまを半分に切った、ひしゃく状のもので、お金のやり取り(笑)
そして、交渉が成立しますと…
手締めで景気を付けて頂けます。
三本締めで!よーぉ!
短い動画も撮りました。
コチラからどうぞ ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=opsq7PoYjC4
ちなみに、値切った分をご祝儀として渡すのが粋だそうですよ。
さて、川越大師のお正月、いかがでしたか?
だるま市の賑わいを、少しはお届け出来たでしょうか。
私はこの後、川越で有名な蔵の街を散策へ出かけます。
これまた有名な「菓子屋横丁」などを見て歩きますが、知らない間に不思議なオブジェが立っておかしなことになっていました。
その様子は、また次回までお待ちくださいませ。
最後は、何だかその一角だけやけに昭和っぽかったので撮ってみました。
こんな画像でお別れです。
最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。
真っ赤な着物コートが目にしみました…。
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