10月1日の東京駅丸の内駅舎のオープンに続いて、3日には、「東京ステーションホテル」がグランドオープンしました。
とても宿泊はできませんが、その贅沢な雰囲気だけを少し味わってきました。
東京ステーションホテルは、東京駅丸の内駅舎で営業しています。
東京駅開業の翌年、1915年(大正5年)創業の歴史があります。
江戸川乱歩や内田百閒の作品の中に登場したり、川端康成や松本清張などが滞在して執筆するなど、文豪に愛されたホテルです。
2003年には、東京駅丸の内駅舎が国の重要文化財指定され、重要文化財の中のホテルになりました。
2006年、東京駅丸の内駅舎の復原保存工事に当たり、一時営業を休止。
そして2012年10月3日、施設を全面改装し、グランドオープンとなりました。
ただいま、記念式典中です。
そして10:35くらいの事でした。
総支配人の「只今より、東京ステーションホテルは開業いたします」という挨拶とともに、ホテルはオープンしました。
スタッフの方に迎えられ、気恥ずかしい思いをしながらエントランスへ。
そして、ラウンジへ向かいました。
通路などの狭さを感じながらも、いかにも高級そうな調度品や、たくさんのスタッフの方に迎えられ、何やらドキドキが止まりません(笑)
オープンから直行したので、店内はガラガラ。
でも、あっという間に満席になりました。
ソファー席が多くゆったりとしていて、座席数がそれほど多くなかったので、すぐ満席になったのかもしれません。
ケーキセットが1900円~とありましたが、実はもう注文は決めてありました!!
それは、フレンチトースト!
スタッフの方にどの飲み物が合うか伺ったら、「コーヒーがおすすめです!」ときっぱりおっしゃっていたので、ホットコーヒーにしました。
とにかく落ち着かずにキョロキョロしたり、コースターの写真を撮ったり(笑)
観光客丸出しでございます。
まあ、お客様は皆さんそんな感じでしたが(笑)
そして、まずはコーヒーが到着。
そして、しばらくして、フレンチトーストも到着です。
上から見ると、ただのフルーツ盛り合わせみたいですが。
横から見ると…。
フレンチトーストらしき姿が。
正直この辺りまでは、器でびっくりさせておしまいってわけじゃないでしょうね…なんて、私の中のいじわる部分が前面に出ていたわけですが…。
このガラスの器を外してみました。
円筒形のパンのフレンチトーストみたいです。
切ってみたら、まるでプリン!
ふわっと柔らかく、でも潰れるようなびしょびしょでもなく。
左が手作りジャム、右がメイプルバター。
一口ずつ、盛り付けてみました。
そして、パクリ。
わあああああ、なんだこれー。
おいしい…。おいしすぎる。
器でびっくり云々の無知な発言の事はお許しください。
いろいろお好みもございましょうが、ふわっとしてプルンとして、本当においしいフレンチトーストでした。
コーヒーのおかわりいかがですか?と。
もちろん、いただきますとも!
すると、こちらがセットでついておりますとプレートにお菓子が。
いいんですか??
クッキー、ショコラ、フィナンシェ…。
みんな一口ずつですが、これでも十分楽しめますよ。
これは何のセットなんでしょう?
コーヒーとかを頼むとついてくるのかな?
それともケーキセットなどについてくるのかな?
良くわからないけれど、お得な感じで、うれしかったです!!
フレンチトースト1760円 ホットコーヒー1375円 税サービス料込
なかなかしょっちゅう来ることは難しい金額ですが、ゆっくりできて、おいしくて幸せな時間でした。
皆様も機会がありましたら、フレンチトーストを一度召し上がってみて下さいませ。
ラウンジを出てみると、なんだか大混雑。
通路が一杯です。
どうやら、二階へ上がるエレベータを待つ行列らしいです。
うぬぬ。
何しろ、エレベータが一基しかないので大変です。
きっと、大挙して押し寄せるようなホテルの仕組みじゃないんでしょうね。
近くに階段もないので、とりあえず待ちました。
おそらく客室などはもっと余裕を持って造られているのでしょうが、少なくともエントランスからエレベータまでは通路が狭く、大変な混雑でした。
2階へ到着。
2階には、レストランと「TORAYATOKYO」があります。
TORAYATOKYOは、和菓子の老舗「虎屋」のショップと喫茶。
2階を進んだら、丸の内南口のドームのベランダ?に出ました。
ここに出るんですね!
つまり、丸の内北口ドームのベランダ?には東京ステーションギャラリーから出られるし、南口ドームのベランダには、ステーションホテルから出られるわけですね。
小さなショップですが、もちろん限定品があります。
東京駅限定は、小型羊羹「夜の梅」のパッケージが東京駅なもの。
中身は、通常の夜の梅と同じだそうです。
このトラヤは、とらや初のコンセプトショップ。
富士山のふもとにある「とらや工房」のお菓子や、フランス パリ店でしか出していないお菓子を購入することができます。
パリ店限定品は、マカロン6個入りと、ポワールキャラメル羊羹、マロン饅頭です。
とらや工房のお菓子は曜日替わりだそうで、今回は人形焼でした。
数量限定ということで、もちろん購入。
東京駅パッケージの夜の梅はこちら。
奥の茶色い箱は、東京駅のレンガをイメージしたオリジナルのボックスに入った詰め合わせセット。
こちらのパッケージも、ここだけの限定です。
東京ステーションホテルには、ホテル限定のお菓子などの販売がありません。
なので、お土産を買うならこのTORAYATOKYOがおすすめ。
でも、とても混んでいて行列でしたので、行かれる方はやはり早めがおすすめです。
買い物を済ませ、今度は地下へ行ってみました。
ここには宿泊者と会員向けのフィットネス&SPAがあります。
もちろん私は近寄ることすらできず(笑)
そしてここにはレストランもあります
もちろん、ここでも私なんてとてもお呼びでない雰囲気が…。
あちこち歩いてみたけれど、私が気軽に入れるようなお店は無いみたいです。
ランチ、どうしましょう。
悩んだ挙句、またTORAYAへ逆戻り。
TORAYAの喫茶で頂く事にしました(笑)
かなり待ちました…(涙)
そして、やっと店内へ。
やはり、レンガをそのまま活かしたデザインです
基本的なご飯ものは3つ。
赤飯、吹き寄せご飯、ベジプレート。
その中から私は、吹き寄せご飯にしました。
セットでデザートやドリンクを付けることが出来ましたが、私はパリ店限定のマカロンを単品で。
実はショップの方では、マカロンは6個入りの用意しかなく、単品では購入できなかったんです。
でも、喫茶では1個から食べられます。
そうしたら、なぜかマカロンが最初に来た!
ぽつん…。
なぜこれだけ最初に?
そうこうしているうちに、吹き寄せご飯が来ました。
吹き寄せご飯 秋野菜ときのこの黒酢あん(1260円)
蒸す、焼く、揚げるなどで素材のおいしさを引き出した秋野菜ときのこを、もちきび入りのごはんにのせました。
ご飯の量は大き目のおにぎり一つ分くらいでしょうか。
野菜がたっぷりなので満足感はありますが、やはり女性向かもしれません。
黒酢あんは、酸味はほとんどなく、だしの味を強く感じました。
酸っぱいもの好きな私には、少し物足りなかったです。
そしてデザートに抹茶のマカロン(263円)
最初に来ていたので、ぬるくなっていて残念です。
それでもとってもおいしかったです。
冷たかったら、もっともっとおいしいだろうなぁ…。
ごちそうさまでした!
調子に乗って(笑) 動画を作ってみました。
相変わらずの素人動画ですが、雰囲気が伝わったらうれしいです。
http://www.youtube.com/watch?v=queyin_WMko&feature=player_embedded
行ってみての感想ですが、とにかく狭いです。
もちろん、宿泊者だけなら十分だと思いますが、今は見学者がたくさん(私もその一人!)ですから…。
もし、ラウンジやTORAYATOKYOへ行かれる方は、午前中の早めの時間に行った方が良いです。
スタッフの方達の対応は気持ちよく、とてもフレンドリーでした。
そうしょっちゅう行くというわけにはいきませんが、少し混雑が落ち着いたら、ラウンジでゆっくりコーヒーでも飲みたいです。
TORAYAで購入したお菓子などの感想は、近々ご紹介する予定です。
最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。
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