なんだかんだと忙しくしているうちに、気づけばもう12月。
丁寧にお伝えしようと策を練っているうちに、だいぶ寝かしてしまいました。
少し前のお話になりますが、どうぞお許しを。
いつものようにぼんやりとラジオを聞いていますと、神奈川の情報コーナーで、「中華街でコンシェルジュツアーが行われる」と言うのです。
11月末まで行われていた「美食節 横浜中華街フードフェスティバル」の中のイベントの一つらしいです。
ランチ込みで3500円。
決して安い金額ではありませんが、その中に気になるキーワードが。
それは、「関帝廟にコンシェルジュと参拝できる」というものでした。
ちなみに横浜中華街コンシェルジュとは、文字通り中華街について詳しく、いろいろなアドバイスや説明をしてくれる方の事ですが。
私のイメージと違っていたのは、コンシェルジュ専任ではなく、レストランやホテルなどそれぞれのお店にいる普通のスタッフの方だということです。
つまり、コンシェルジュが案内所に詰めているというわけではないんですね。
なので、道案内など何かを聞くためにコンシェルジュを訪ねることは難しいですが、逆に、ふらりと寄ったお店にコンシェルジュがいるかもしれない、いたらラッキーという感じになるみたいです。
試験に合格した横浜中華街コンシェルジュは、すでに80名以上いらっしゃるそうですから、どこかでお会いできるかもしれません。
お話は、コンシェルジュツアーに戻ります。
すぐに申し込むと、「横浜中華街発展会協同組合事務局」さんからOKの回答が。
11月18日にめでたく参加できました。
今日はその様子をご紹介します!
集合場所の中華街パーキングに集まった参加者は6人。
そのうち2人はどうも事務局の方だったらしく…とても良い企画だと思うのに、もったいないな。
「横浜中華街」の旗の下、最初に案内していただいたのが、「山下町公園」。
あ、山下公園じゃないですよ。(笑)
正直、見た目は街にある児童公園という感じですが、違うのはこちら。
看板に「會芳亭」と書かれた、東屋というか、休憩所?です。
會芳亭というのは、その昔、ここにあった劇場兼料亭の「會芳楼」からとった名前だそうです。
昔、この場所に中国の領事館があった時代もあったそうです。
みんなが肉まんを食べてるだけの児童公園だと思っていたので、いろいろ伺ってとても意外な感じでした。
そして、コンシェルジュが教えてくださったのが パワースポット。
それが、この木です。
風水などの占い師に見てもらったところ、この中華街を守ってくれているパワーの源はここだ!という事になったそうです。
皆様が行かれましたら、ぜひこの木のまわりを一周して、パワーをもらってくださいね。
そして、この山下町公園からすぐ近くにあるのが、「関帝廟(かんていびょう)」です。
ここに祀られている主神は、「関聖帝君(かんせいていくん)」。
つまり、三国志でおなじみの「関羽(かんう)」の事です。
このすごい門を見てください。
きらびやかで、豪華で。
12年をかけて造られたという、この関帝廟。
横浜はもとより、全国からの寄付があったとか。
中国の方、中華街の方がいかに関帝様を大切に思っているかを感じました。
門をくぐりました。
この中に入るのは初めてではありませんが、もちろん正式参拝は初めて。
手前の赤いカードは、お線香(5本500円)を買うと頂けるカード。
これがあると、本殿の中に参拝することができます。
お守りになるからと言われました。
カードには、「交通安全、学業順利、閤家平安、生意興隆」とあります。
関帝様は、特に商売繁盛の神様として信仰されているそうです。
さて、そして頂いたのがお線香ですが、これが日本のお線香とは全く別物。
…花火ですか?
そして、敬う気持ち&危険回避のため(ヤケドとかね)、なるべく高い位置に持つように言われます。
ここから先が、ちょっと大変でして…。
まず、階段を上がるときには左足から、お線香を供えるときには左手で。と言われます。
これが、油断するとつい利き手、利き足から行ってしまって…。
もちろん、右足から入っても問題は無いそうです。
そして、ここに来た時からずっと気になっていたのが…
「你好!Hello!」
狛犬…ですよね?
なんかちょっと…怖い夢を見そうな、そんな感じでした。
それではお参りさせていただきます。
香炉が1番から5番までありまして。
お線香を1本ずつ立てます。
これが結構大変。
参拝方法には、代々その家庭に伝わる方法などがあり、様々だそうです。
なので、一般的な作法の一つとして、お線香を頭の上に掲げ、1本立てては頭を下げる…というような方法で行いました。
香炉一つ一つ、祀ってある神様が違います。
なので、一つずつ丁寧に礼をしてきました。
特に特別な信仰を持たない私ですが、こういう場所ではやはり神妙な気持ちになりますね。
そして、先ほどお線香を買うと頂けたカードを見せ、本殿の中に入ります。
通常撮影禁止の場所ですが、コンシェルジュさんと一緒という事で特別にお許しを頂きました。
神社仏閣などでも、ご本尊を撮影するのはいけない事と聞きました。
神聖な場所ですからね。
なので、できるだけ関帝様のお姿ではなく、お参りの様子や素晴らしい装飾の様子を中心に撮らせていただきました。
皆様がお出かけの時には、係りの方の指示に従ってくださいませ。
お参りの仕方を教えてくださるコンシェルジュさん。
専用のクッションのようなもののうえにひざま付き、まず自分の住所、名前、生年月日などを言います。
(もちろん心の中で)
それからお願い事をします。
…と、今日はここまで。
次回、参拝の様子や、とっても珍しいおみくじをひく様子をご紹介します。
そして、今回のツアーの為だけに用意された特別なお食事も頂きます。
どうぞお楽しみに。
それでは最後は、関帝廟の中の装飾をご紹介します。
一つ一つの装飾が、凄すぎます。
中国と日本の職人が、力を合わせて造ったのだと聞きました。
なにか物語の一部を表しているのでしょう。
すごい技ですねぇ…。
コンシェルジュさんは、「こんなに立派な関帝廟を持っていることを中華街の人は誇りにしている」と言っていました。
この細かい細工を見ていると、その話にも納得です。
最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。
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ちょっぴり元気が出るショートムービーができました。
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