母シリーズ③ ~認知症の母の望みとは後編~ | ★教えて!Mimiさん★

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Mimiからみた不思議なセカイ。
感じた事を 難しい言葉じゃなく分かりやすい言葉で綴っています。魂本体を視ているので、生きてる人も亡くなった人も視れます。ペット、亡くなったペットも視れます。親が認知症なので、霊的観点から見た認知症の事も書いています。




②の続きになります。



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​思ってる事が話せない認知症
母の代わりに 私(霊媒師)が
思考を読み取り 周りに伝える。
という事をしています


母の望みの中に



「 写真が見たい 」

というものがありました。



写真って、ああいうの? ☝️🙄

   (デイサービスの写真が飾ってある)」


「違う。そこは今でも行ける。

  もう行けない場所の写真が見たいの

昔の写真が見たい



と言っていました。






体調の良い時

椅子に座らせて



目の前でアルバムを広げながら


「 昔 旅行で行ったところだよ 」


等 説明しながら、

遡って見せていきました。



アルバムはモノクロから始まり

途中からセピア色になり

徐々に鮮やかな

カラーになっていきました。






母は


ゆっくりと

アルバムに手を伸ばしていきました。

手の動きは鈍くブルブル震えています。



普段は視点が定まらない事も

多かったのですが、

その時はしっかりと見ていて

割と長い時間、逸らさなかったのです。



本当に見たかったんだなぁ…



って思いました。



私は本人の意思を 

間接的に伝えてるだけなので

実際 やってみた時の反応とかは

普通の家族と変わりません。






母が言っていたことは、

こんな感じでした。



​*( 学生の時の写真を見て )
   高校の頃 仲の良い女友達がいた。
   2人いて特にそのうちの1人が
   よく話しかけてくれた。


*( 旅行中、全身映ってる写真を見て)
   この服、お気に入りだったの。
   シルエットが素敵だと思ってた。


*( スーツ姿の父の写真を見て )
   密かにかっこいい…と思っていた。

*( 海の写真を見て )
   水着はね、本当は恥ずかしかったの。

サムネイル



私の知らない 私が生まれる前の

母だなぁ、と思いました。




写真は子供が生まれてからも

引き続きあったのですが、

特に強く伝わってきたのが

結婚前の、父と2人でデートしている

姿でした。



母にとって父は

特別な存在だったのだと思います。

いつまでも恋心を大切にする乙女。




そう見えました。





④に続きますね。




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