Hemp Galley | mimico日記

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ミミロータスの日々の日記を綴ります

私のポカラ生活の中で、兄のように慕っているShey(シェイ)さんと、そのネパールの家族・サプコタ家のお店、『Hemp Galley :ヘンプギャラリー』。

ネパールと関わって30年のシェイさんが、Hemp Galleyをつくったのは15年前。いろんな形を経てつい最近、リニューアルしました。
今でこそポカラやカトマンズでよく見かけるヘンプ(麻)商品のお店。シェイさんのHemp Gallyはその先駆者的な存在かと。
それもそのはず、サプコタ家はバグルンという町から山を登った村にあるヘンプシードを初めてポカラに伝えた、いわばヘンプのルーツを持つ家族なのです。
シェイさんは、20年ほど前からヘンプの素晴らしさをたくさんの人に伝えるべく、日本、ネパール、フランスなどを拠点に活動するアーティスト。鍛金専攻出ということもあり、お店の看板も扉も家具もすべてシェイさんの手によるものです。
洋服などもデザインからはじまり、染めや織りもすべてオリジナル。職人の腕の良さや質のよさにもこだわり続けています。

シェイさんは何でもつくってしまう人、というイメージ。というか、本当に何でもつくるひと。
そのつくりだすものには、世界中を旅してきたシェイさんの生き方や考え方が滲みでているようで、とても刺激を受ける。

同じものをずっとつくり続ける。
かたちは変わっても、同じ人がつくる限りそれは物語のように歴史を得てかたちになる。
そういうものに、憧れは尽きない。
この看板も手作り
この扉も。夜になるとまたいい。

これは15年前からかなー
シェイさん
洋服もすべてオリジナル。


屋上では染色をしています。