チャパコット村へチヤパサル | mimico日記

mimico日記

ミミロータスの日々の日記を綴ります

チヤパサル@チャパコット村(Chapakot village)

2019年初のチヤパサルは、チャパコット(Chapakot)村。
ここは、レイクサイドからバスで約一時間、そこから村の麓まで徒歩で15分、更に心臓破りの急な山道を一時間ちょい歩く。鍋とやかんとコンロを持って、JICAのはるなちゃんと一緒に行ってきました。

はるなちゃんの活動のひとつとして、チヤパサルを村で広めよう!というのにご一緒させてもらっています。山の上の小さな村になると、飲食店がありません。だからまず、オーダーをとって出す、お客さまに品物を渡すときの声のかけ方や物の置き方、など基本中の基本の飲食店のシステムから村のディディ(お姉さん、おばさま)たちに教えるというプロジェクトです。
はるなちゃんの手作りの紙芝居で接客の方法を説明し、私はマサラ、スクメル(カルダモン)、ダルチニ(シナモン)、チョコレートの4種類のチヤを作って村のディディたちに試飲してもらいました。

まだ温かい搾りたての水牛のミルクで作るチヤ。普段は砂糖しか入れないそうで、この4つのフレーバーはみなさん初めて。特にチョコレートのチヤはチョコレートそのものを初めて知る方もいらっしゃいました。

もうとにかく盛り上がる盛り上がる(笑)
最初は真剣に学んでいたディディたち。最後のお茶を出すときにはなぜか『うちのむすこのヨメに!』という申し出が殺到し(しかも若いイケメン)、しまいには躍らせるといういつものパターン。(笑)
…楽しすぎた。

いや、チヤのある場所はこうでないと。
これでいいのだ。みんなでお茶を囲むこの文化と時間の流れをここで知りたかったのだ。
私にとってはそれが新鮮で、ディディたちにとっては日本からやってきたチヤパサルが新鮮。一瞬の時間でも、お互いがずっと心に残る時間を持てるのはとても素敵なことだと思います。

この村は今、ゲストハウスをつくっています。これから何かのお役に少しでもたてたら嬉しいなぁ。私もまた何度か伺う予定!楽しみです。



はるなちゃん。ほんとに彼女からはパワーをもらいます。







躍らせる…

こんな急な山道を延々と。村の人たちはお年寄りも子どもも毎日往復しているから頭が下がります。

バイシ(水牛)さまからミルクをもらう。