ミャンマーのカレーとは | mimico日記

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ミミロータスの日々の日記を綴ります

ミャンマーのカレーとは‼️

①隣接するインド料理の影響を受け、調理するときは水はほとんど加えず野菜の水分のみで仕上げる。

②玉葱、トマト、ニンニクを大量の油(インドの比でない。揚げるのかい?ってくらいの量!)で炒めて具材を投入し、そのまま煮詰めて水分を飛ばす“油戻し煮”という調理法のため深いコクがでる。

③トマトやタマリンドで酸味を加え、ナンプラー(ナンピャーイー)や海老味噌(ミンンガピ)で塩味をつけ旨味をだす。油はピーナッツオイル、甘味はジャガリ(ヤシ砂糖)。

④たまに納豆を旨味調味料(かくし味)として使う。この納豆は、乾燥して平たくして干し、割って入れる。この乾燥納豆の名前は、“トゥナッ”。日本の納豆の逆である。冗談のようで本気です。

⑤そこへスパイスを加えるが、ターメリック、クローブ、唐辛子のみ。(たまに八角入れたりも。)
使うスパイスの種類や辛さは控えめ。

⑥タイやカンボジアのカレーのように、カレー自体にはココナッツミルクを使わない。

ちなみに、インドのビリヤニの流れをくんだ“セイ・ダンパウ”(マトンビリヤニ)や、“ナンビャー”(ナン)もある。ミャンマーのナンは、ふわふわの甘い生地。カレーを頼むと、この甘いナンか、大盛りのインディカ米(ごはんはココナッツミルクで炊くことが多い)、お代わり自由。てか、ほっとくとどんどん盛られて収拾不可!

私はカレー専門ではないので、ざっとこんな感じでしかわからないけれど、ミャンマーにもその土地や好み、習慣にあった独特のカレーがある。
インドカレーにどことなく近く、でも辛くない、タイカレーのように魚醤の香りもし、でもココナッツミルクは使わない、そこへ中華の要素が加わったミャンマーのカレー。
って、全然まとまってないじゃないか…
ようするに、近隣諸国のカレーを全部のせして全否定したかんじ。w

とりあえず、この国でも体張ってなぜか カリ〜ばかり食べている私。でもなんだかとてもおいしくて、とまらない…
8月末のミャンマーごはん教室のメインはこれに決まり!ですなー✌️

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ミャンマーのフィッシュカレーは淡水魚を使う。これは鯉のカレー。

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ターメリック、チリとニンニク、玉ねぎを炒める。

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なんと!お茶の葉の漬物投入!これがほんとのティレー⁈

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エビのカレー。

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ごはんはココナッツミルクで炊く。甘くてよく合う。左…お茶の葉の漬物とアヒル肉のカレー。ちょっと酸味がきいていて、さっぱり。右…エビのカレー。これ好き。

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ミャンマーのナン(ナンビャー)は甘め。
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チキンカレー。インド系のカレー屋さんで。

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ジャガイモと豆のカレー。合わせているのは、パラタというチャパティとパイのあいのこみたいなやつ。
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屋台のカレー屋さん。

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テイクアウトしたり、お昼ごはんにしたり。